ウサギが後をついてくるのに撫でると逃げる|懐いている3つの仕草とは?
このページはAmazonアソシエイトの広告を含みます。
ウサギの性格には個体差があるため、「後をついてくるときに何を考えているか」を一言で言い切ることはできません。けれど、どんな気持ちであっても、ウサギが自分から飼い主さんのそばに寄ってくるという行動そのものが、飼い主さんを信頼している証だと言えます。
この記事では、ウサギが親愛の情を示していると言われる代表的な3つの仕草に加えて、信頼関係をより深めるためのヒントもあわせてご紹介します。
🐰 ウサギが飼い主さんの後をついてくる理由

自然界のウサギは、猛禽類などの天敵に追われる立場の動物です。本来なら警戒心を優先させるはずのそんな動物が、自分の意思で誰かの後をついていくというのは、それだけで大きな信頼の表れといえます。
ウサギはもともと猜疑心の強い動物ですが、一度「ここは安全だ」と理解すると、好奇心旺盛な一面を見せるようになります。信頼している飼い主さんが今どこで何をしているのか気になって、後をついて確かめようとしている、とも考えられます。
また、飼い主さんのことを仲間だと認識しているウサギの場合、後を追いかけて体を寄せたり、撫でてもらったりすること自体が、ウサギにとって一種の遊びやコミュニケーションになっていることもあります。
理由がどれであったとしても、ウサギが自分から後をついてくるという行動は、心を許している証拠だと考えてよいでしょう。
ウサギのトンネルおもちゃ
🐇 ついてくるのに、撫でようとすると逃げてしまうのはなぜ?

ウサギは立場的に弱い動物であるため、生き抜くための警戒心がとても強い生き物です。そのため、飼い主さんに対しても、完全に心を開くまでにはある程度の時間がかかります。
飼い主さんにだんだん慣れてくると、ウサギはその動きが気になって後をついてくるようになります。ところが、そのタイミングで飼い主さんが手を伸ばして撫でようとすると、驚いて逃げてしまうことがあるのです。
こうした経験があると、「ウサギは自分のことが好きでついてきているのか、それとも嫌がっているのか分からない」と戸惑う飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
自然界では、ウサギは追われる側の動物です。まだ十分に懐いていない段階で手を出して撫めようとすると、ウサギにとっては一瞬「追われている」感覚に近くなり、本能的に驚いて逃げてしまうことがあります。これはウサギが飼い主さんを嫌っているというより、本能的な反応であることがほとんどです。
そのため、まだ慣れていない時期は、飼い主さんの方からウサギに触れに行くのではなく、ウサギが自分から寄り添ってくるのを待ってから、そっと撫でてあげるのがおすすめです。
信頼を深めるための3つのコツ
日々のかかわり方のポイントをまとめました。
目線の高さを合わせる:ウサギは自分より高い位置から近づかれることに緊張しやすい動物です。声をかけるときやそばに寄るときは、しゃがんで目線を低くしてあげると、ウサギが感じる圧迫感がやわらぎます。
同じ時間・同じペースで過ごす:ウサギは習慣性の強い動物なので、決まった時間に声をかけたり、そばで過ごしたりすることで、「この時間は安心できる」というリズムを覚えやすくなります。急に距離を詰めるよりも、毎日同じような接し方を積み重ねる方が、結果的に懐くスピードが早まることが多いです。
ウサギのペースで距離を選ばせる:追いかけて捕まえようとするのではなく、床に座って本を読んだり作業をしたりしながら、ウサギが自分から近づいてくるのを待つ時間を作ってみましょう。ウサギ自身が「今日はここまで近づいても大丈夫」と選べる状況を用意することが、信頼関係を築く近道になります。
✅ ウサギが懐いている証拠とされる3つの仕草
後をついてくる
鼻をつけてくる
舐めてくる
これらはいずれも、ウサギ同士が気の合う仲間に対して見せる行動です。そのため、飼い主さんに対してこうした仕草を見せるときは、信頼と親愛の情を示していると考えられます。
「1. 後をついてくる」についてはすでに触れたので、ここでは「2. 鼻をつけてくる」と「3. 舐めてくる」について紹介します。
ウサギ同士が鼻を近づけ合う仕草は、いわば挨拶のようなものです。お互いのにおいを確かめ合うように鼻と鼻を近づけたり、顔をこすりつけ合ったり、時には相手を舐めてあげたりすることもあります。
これと同じような仕草を、ウサギが飼い主さんに対して見せることがあります。手のひらに鼻を押しつけてきたり、寝ている飼い主さんの顔をペロペロと舐めてきたりする場合、それは信頼して懐いている証拠と考えられます。
ただし、鼻をつけてくる仕草には、もう少し広い意味で「何かをしてほしい」という要求のサインが含まれていることもあります。たとえば、遊んでほしい、構ってほしい、通り道をあけてほしいといった気持ちの表れとして、鼻先で軽く押してくることもあるようです。仕草だけでなく、そのときの状況や普段の様子と合わせて見てあげると、ウサギの気持ちがより読み取りやすくなります。
📝 ウサギとの信頼関係は、日々の積み重ねから
ウサギが見せる小さな仕草の一つひとつには、それぞれの理由や気持ちが込められています。すぐに懐いてくれなくても、焦らず日々のかかわりを積み重ねていくことで、ウサギのペースで少しずつ心を開いてくれるようになります。
後をついてくる、鼻をつけてくる、舐めてくる——そんな仕草を見せてくれたときは、ウサギなりの精一杯の愛情表現として、そっと受け止めてあげてください。
ウサギのフード
本記事は、ペットの情報サイト『リトルテール https://little-tail.com 』にて公開中の記事を再構成し、さらに有益な情報を加えた改良版です。元になったオリジナル記事も、是非合わせてご覧ください。
