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モルモットの睡眠時間は?いつ寝てる?目を開けて寝る理由や快適な環境作り


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ハムスターやチンチラなど、ネズミの仲間は昼間に眠り、夜になると活発に動き出す子が多いものです。ところがモルモットは、真っ昼間でも目をキラキラさせて元気に動き回っていることがよくあります。

この記事では、モルモットが眠る時間帯や1日の睡眠時間の目安、そして「目を開けたまま眠る」という少し不思議な習性について、詳しく紹介していきます。さらに、モルモットがより安心して眠れる環境づくりのポイントも合わせてお伝えします。



💤 モルモットが眠る時間帯

モルモットと人間の付き合いは非常に長く、その歴史は数千年前にまでさかのぼります。もともとは南米に生息していたテンジクネズミ科の野生種を、古代アンデスの人々が家畜化したのが起源とされています。その後ヨーロッパへ渡り、盛んに品種改良が行われたことで、現在見られるような多彩な種類のモルモットが誕生しました。

モルモットの祖先にあたる野生のテンジクネズミ科の動物は、明け方や夕方によく活動する「薄明性(はくめいせい)」の性質を持ち、昼夜を問わず短い活動と休息を繰り返す生き方をしていました。

ペットとして暮らす現在のモルモットにもこの性質は色濃く残っていますが、飼い主さんの生活リズムに寄り添いながら、昼間は起きて活動し、夜は落ち着いて過ごすというように、家庭環境にうまく適応する姿もよく見られます。


⏰ モルモットの睡眠時間は人間とほぼ同じ

動物にはそれぞれ特有の睡眠時間があります。人間と関わりの深い動物たちの、1日あたりの合計睡眠時間の目安を並べてみましょう。

猫はおよそ14時間、ハムスターもおよそ14時間、犬はおよそ13時間眠るとされています。一方でモルモットはおよそ8時間、ウサギも同じくおよそ8時間です。牛やヤギはおよそ3時間、馬にいたってはおよそ2時間ほどしか眠らないといわれています。

これらの数字は「一度に続けて眠る時間」ではなく、「1日を通して眠っている時間の合計」の目安です。人間の睡眠時間はおよそ6~8時間なので、1日の合計で比べると、モルモットやウサギは人間に近い時間を眠りにあてていることになります。

動物の睡眠時間は、肉食動物に比べて草食動物の方が短くなる傾向があると考えられています。理由は主に2つあるとされています。1つ目は、草食は栄養価が低いぶん量をたくさん食べる必要があり、食事そのものに時間がかかること。2つ目は、常に外敵に狙われるリスクを抱えているため、警戒のために起きている時間が自然と長くなることです。

ただし、これらはあくまで一説にすぎません。動物ごとの睡眠時間の違いには、脳の進化の過程や、生活環境、習性などが複雑に絡み合っており、まだ解明されていない部分も多く残されています。


🐾 モルモットは目を開けたまま眠ることがある

モルモットのすべてが目を開けたまま眠るわけではなく、基本的には人間と同じように目を閉じて眠ります。ただ、なかには白目をむいたまま、目を開けた状態で眠るモルモットもいて、初めて見た飼い主さんはびっくりしてしまうかもしれません。

このような姿がよく見られるのは、モルモットが日中にうたた寝をしているときです。モルモットがウトウトと眠くなってくると、眠っている間は外敵に襲われやすくなるという本能が働くためか、ちょっとした物音や気配ですぐに目を覚ましてしまいます。

ウトウトしてはすぐに目が覚め、また少し経つとウトウトする、という浅い眠りを何度も繰り返すうちに、目を開けたまま眠っているような状態になると考えられています。こうした眠り方の背景には、浅い眠りを保つことで外敵からいち早く身を守ろうとする、野生の名残があるとされています。

とはいえ、飼い主さんに抱っこされているときなど、安心しきった状態では目を閉じてぐっすり眠るモルモットも多く見られます。目を開けたまま眠るかどうかは、そのときの安心感や周囲の環境によっても変わってくるようです。


✅ モルモットがぐっすり眠れる環境をつくるコツ

モルモットは警戒心が強く、眠っている間も物音や気配に敏感な動物です。少しでも安心して深い眠りにつけるよう、飼育環境を整えてあげることは、日々の暮らしの質を左右する大切なポイントになります。

静かで落ち着ける場所にケージを置く

テレビやスピーカーの近く、人の出入りが激しい場所は、モルモットにとって落ち着きにくい環境です。できるだけ生活音が少なく、振動の伝わりにくい場所にケージを設置してあげましょう。

隠れ家(ハウス)を用意する

モルモットは体を隠せる場所があると安心しやすい動物です。ケージの中にハウスやトンネルのようなアイテムを置いておくと、周囲を気にせず落ち着いて休める時間が増えます。

モルモットのハウス

明暗のメリハリをつける

モルモットも他の多くの動物と同じく、光の変化を感じ取って生活リズムを整えています。夜間はケージ周りを暗くし、日中は自然光や照明で明るさを確保するなど、昼夜のメリハリを意識してあげると、生活リズムが整いやすくなります。

急な物音や振動を避ける

浅い眠りをとりやすいモルモットにとって、大きな物音や振動は眠りを妨げる大きな要因になります。夜間や休息の時間帯は、できるだけ静かに過ごせるよう配慮してあげましょう。

床材(敷材)の質にもこだわる

体に触れる床材が硬かったり湿っていたりすると、休息の質が下がってしまいます。適度なクッション性があり、乾いた状態を保ちやすい床材を選ぶことも、快適な休息環境づくりの一つです。

洗える・自由に切って使えるペットシーツ



💡 モルモットが安心して眠っているときのしぐさ

モルモットがリラックスして休んでいるときには、いくつか特徴的なしぐさが見られます。

体を横に倒して伸びきるような姿勢で眠っていたり、丸くうずくまりながらも耳や体の力が抜けていたりするときは、周囲を警戒せずに落ち着いて休めているサインだと考えられています。反対に、耳がピンと立ったまま、体を丸めて縮こまっているときは、まだ周囲を警戒している状態であることが多いようです。

こうしたしぐさの違いを日頃から観察しておくと、モルモットがどのくらい安心して暮らせているかを知る一つの手がかりになります。


📝 まとめ

モルモットは薄明性という性質を持ちながらも、飼い主さんの生活リズムに合わせて柔軟に過ごす動物です。睡眠時間はおよそ8時間と、人間に近い時間を眠りにあてています。また、警戒心の強さから、目を開けたまま浅い眠りをとることがあるのも、モルモットならではの特徴といえるでしょう。

静かで落ち着ける環境や、隠れ家、明暗のメリハリなどを意識してあげることで、モルモットはより安心して深い休息をとりやすくなります。日々のしぐさをよく観察しながら、快適な暮らしをサポートしてあげてください。


本記事は、ペットの情報サイト『リトルテール https://little-tail.com 』にて公開中の記事を再構成し、さらに有益な情報を加えた改良版です。元になったオリジナル記事も、是非合わせてご覧ください。

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