2014年に書いたメモが、2025年でも全部通用した話
はじめまして。チャットレディ歴15年、現役を引退した今も業界のリアルを発信しています。
引っ越しの片付けをしていたら、古いメモが出てきました。
2014年——私がノンアダルトのライブチャットを始めた年に書いたものです。
当時の私は右も左もわからなくて、とにかく売れているパフォさんのパーティを片っ端から見て回っていました。
「なんでこの人には人が集まるんだろう」 「なんで私のパーティはガラガラなんだろう」
そのヒントを必死に探して、気づいたことを書き留めていたのが、このメモでした。
11年ぶりに読み返して、驚きました。
全部、今でも使えました。
プラットフォームは変わりました。スマホになりました。AIも出てきました。
でも、人が人に会いに来るという構造は、何も変わっていません。
メモに書いてあったのは、ツールのテクニックではなく、全部「人の心理への対応」でした。
だから11年経っても色褪せなかったのだと思います。
法則① 「記憶と歓迎」で特別感を作る
メモにはこんなことが書いてありました。
INした時に何の話をしていたか教えてくれる
前回話した内容を覚えていてくれる
来てくれた時に喜んでくれる
たったこれだけのことが、なぜ人を引きつけるのか。
答えはシンプルで、「覚えてもらえている」という体験は、人間にとって特別なことだからです。
日常生活で、自分のことをちゃんと覚えていてくれる人は、そんなに多くありません。だからこそ、それをされると嬉しい。
ライブチャットに来る方の多くは、どこかで「ちゃんと見てほしい」と思っています。
その気持ちに、ちゃんと応えているパフォさんが、人を集めていました。
法則② 「リアクションと間」で場を温める
メモにはこう書いてありました。
リアクションが大きい
身振り手振り よく笑う
反応のない会員様には「○○さん起きてる~?」と声をかける
無言落ちの方には「もー恥ずかしがり屋さんなんだからぁ」と流す
注目していただきたいのは、最後の二つです。
沈黙や無言を、気まずい空気にしていません。
「起きてる?」は相手を責めていません。「恥ずかしがり屋さん」は、無言落ちをむしろ可愛らしいキャラに変換しています。
これ、意識してやるのはかなり難しいことです。
人間は沈黙が続くと焦って、余計なことを言ってしまいがちです。でも売れているパフォさんは、その沈黙をナチュラルに愛嬌に変えていました。
場の空気を温めるのは、しゃべりの上手さではなく、間の使い方でした。
法則③ 「準備と日常」でプロと素人が分かれる
これが一番刺さった一文です。
日々ネタを探して生活していて、そのネタをパーチャで使っている
配信中に何を話すか考える人と、日常の全部をネタの仕込みにしている人。
この差が、そのまま「待機時間の差」になります。
メモには他にもこんなことが書いてありました。
来てくれた時に聞くことやネタを用意している
特別なコスプレを用意している
飲み物は可愛い入れ物に入れてストローで飲む
買ったものを見せる
全部、配信が始まる前に勝負が終わっています。
可愛い飲み物の入れ物一つ、コスプレ一つ、それだけで話題が生まれます。沈黙が埋まります。また見たいと思わせる小道具になります。
ライブチャットは「本番の1時間」ではなく、「日常の24時間」が積み重なって作られています。
まとめ
2014年のメモが教えてくれたのは、結局この一つでした。
技術より先に、人への関心があるかどうか。
覚えること、笑うこと、準備すること。全部「この人ともっと話したい」という気持ちがないと続きません。
11年前の売れっ子パフォさんも、今の売れっ子も、きっと同じことをしています。
次の記事では、このメモをベースに作った「初見さんへの話しかけ方テンプレート」を公開します。
緊張しいだった私が、試行錯誤して作った会話台本です。
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