ご近所のかぐや姫/[月見バーバー]毎週ショートショートnote
お月見の季節が来た。
この季節になると佐々木さんの家の前にお月見の日にちが書いた張り紙がされる。
佐々木さんはこの日、月見バーバーとなる。
お月見の日、佐々木さんは自分の庭にススキや団子を飾ってご近所さんをお招きしてくれる。
お飾りにはお団子や栗、柿などが置かれている。
食べるためのお団子や果物、お菓子もたくさんあった。
ふと、見慣れないものがあった。
ハンバーガーが置かれているのだ。
「どうぞ、食べていいわよ」
月見バーバーに言われ私はパンを少しめくってチラ見バーガーをした。
そこには目玉焼きが挟まれていた。
「月見バーガーっていうのよね、若い子が好きだっていうから今年から加えてみたの」
月見バーバーはそういった。
去年から月見そばも月見うどんも出してくれている、みんな手作りだ。
帰り道、友達の一人が言った。
「きっと月見バーバーは地球に残ったかぐや姫の子孫なんだよ」
まさか、思いながらも否定する子はいなかった。
みんなで月を見上げていた。
了
こちらの企画に参加させて
いただきました。
たらはかにさん
ありがとうございます。
見出しイラストはぽてさんに描いていただきました
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筆とお月見します。
ありがとうございます。
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