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彼女/[ほんわか台風]毎週ショートショートnote

「あの女かタイ風料理が得意だというのは」
私は彼女を見つめながらうなずいた。
タイ料理どころか料理自体出来ないのに、タイ料理店を開きたいという彼の夢をかなえるため見つけ出した料理人。

私は彼と一緒に彼女に交渉しに行った。
彼女は隣に立つ私を見て聞いた。
「彼女は恋人ですか」
これは、波乱の予感、すでに恋の嵐が吹き荒れようとしている。
私はぐっと手を握り締めた。
彼女は私と彼の日々を狂わせてしまう台風だったか。
「違いますよ、友人です」
付き合って5年になるのに。
私は耳を疑った、たとえ彼女が気に入ったとしても私を友人といいきってしまうの。
タイの料理や生活の知識を調べ、資金をため、すべての家事をこなしてきた私を。

「私は彼女の店で働きたいの。
彼女がお店を開くために努力していることを聞いていたから」
 彼女は人づてに私のことをきき気になっていたらしい。
私は彼と別れて彼女とタイ料理のお店を開いた。
忙しいながらも楽しいお店はまるでほんわか台風だ。



こちらの企画に参加させて
いただきました。
たらはかにさん
ありがとうございます。


見出しイラストはぽてさんに描いていただきました

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#毎週ショートショートnote
#ほんわか台風
#小説


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