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幻覚でもいい/[文豪茶釜]毎週ショートショートnote

幻覚パジャマというのを買った。
柄がなく深い青い色のパジャマ。
なんだかネットで見つけてついつい買ってしまった。

届いたそのパジャマに腕を通し、最後に一番上のボタンをとめたとき、あたりの景色が一変した。
そこはお茶会の場。
といっても私は今までお茶会に参加したことはないが、そう思えた。
私もいつの間にか着物を着て座っている。
そして、もっと驚いたのはそこにいる面々だ。
文豪といわれる昔の有名な作家さん。かと思えば今人気の作家さん。
新旧問わず有名な作家さんが勢ぞろいしていた。
「今日は文豪茶釜のお茶会にご参加いただきありがとうございます」
釜の隣に座る女性が言う。
文豪茶釜、私がここに参列していいの。

ふっと目が覚める。
寝ていた?
私はずっと作家を目指している。
幻覚であれ私は先生たちと文学茶釜に出ていた。
自信を失いかけていた私は迷いを振り切った。
私は本当の作家になってあの場にふさわしい作家になってみせる。
気が付けば私はいつもの自分のパジャマを着ていた。


こちらの企画に参加させて
いただきました。
田原にかさん
ありがとうございます。


見出しイラストはぽてさんに描いていただきました

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#毎週ショートショートnote
#文豪茶釜
#小説


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