今日は、頑張れない。それで満点です│疲れた日に渡す言葉
今日は、お昼ご飯をしっかり食べられなかった。
気づいたら時間が過ぎていて、
「まあ、あとでいいか」と、そのままにしてしまった。
階段じゃなくて、エスカレーターを選んだ。
ほんの数段のことなのに、
今日はそれが、少しだけ遠く感じた。
栄養ドリンクの力を、少し借りた。
本当は頼らずに済ませたかったけれど、
今日はそれが、いちばん現実的な選択だった。
「ちゃんとできていない」
「だらけているだけなんじゃないか」
そんな言葉が、頭に浮かびかけたけれど——
それは怠けたからじゃない。
もう、十分に力を使っていたから。
食べられなかったのは、余裕がなかっただけ。
エスカレーターを選んだのは、体を守る判断。
借りた一本は、今日を乗り切るための知恵。
人は、疲れているときほど
できなかったことばかり数えてしまう。
でも本当は、
倒れずに、投げ出さずに、
ここまで来たという事実だけで、
今日はもう合格だ。
今日は、頑張れない。
それで、満点です。
今日は、ここまででいい。
