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147.晴れ晴れしさだけでない卒業式【あの春の日】

去年出た卒業式に感じた思い。一年経ってようやく書けます。

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入学式、卒業式、成人式、入社式、結婚式、はたまたお葬式 あらたまった場に臨むのは苦手
だけど、自分の子のものついては(お葬式除く)観客のように、入学式、卒業式などそのステージを見守り享受したいという気持ちはあります。

自分のことを思えば、若い時は「卒業」で友だちと会えなくなることに辛さを感じた。だけど、その時点より経済力はつくから、その気になれば会えることも知った。今だと、ネットでつながっているから、昔ほど卒業について感傷的な気持ちになることも少ないでしょうか…。

友だちと離れることは別として、「なんでこんな勉強しないとならないんだ」と不満もある学生時代。今が一番辛い気持ちでもいて、「やっと卒業!」と解放される気持ちもどこかにあった。

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一年前の子どもの卒業式は、入学した高校の卒業式ではありませんでした。 

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入学後、さっそくクラスの子とお茶したり、親としては想定外のクラス代表になるなど、張り切ったスタートにちょっと大丈夫か…と思った4月。そして、最初の模試の登校日に腹痛を訴え行けなかった。暗雲立ち込めた瞬間。そこは自称進学校、別日に模試自体は受けさせられるという結果に、その後の模試は休むことなかったが、登校できない日は一年生、二年生と増えていった。

登校することが当たり前だった私や旦那からするとモヤモヤする日々。無理に連れていってもなんともならないし、本人なりに多少計算しつつの部分もあったか、単位に障りが出ない範囲で登校し二年生まで終えました。いわゆる不登校の定義には当たらない登校日数。修学旅行はドタキャンを覚悟しつつ申し込み、無事行ってこられたのは良かった。

なぜそうなったのか?校風が肌に合わなかったというのはあったと思う。生真面目な部分、コツコツやるしかない部分は、合うようにも思ったが、強制される部分が駄目だったと思う。周囲のように、求められることに付いていけない苦痛もあったかな。HSPの感じもあるので、交通機関での移動、長時間の通学の負担はあった。脳も混乱していたのか、ホルモンバランスを崩たのは母親的には辛かった。

また、一つの要因として、子どもから聞いた先生の対応に不満を感じて、私が子どもに内緒で連絡をとったことがある。不満を感じただけあって、電話での対応はぞんざいで、自分のノリで事を済ませたい教員の傲慢さを感じた。子どもは事なかれで済ませたかったと思う。結果的には申し訳ないことをしたし、そこがあったからその後の事態を受け入れることにも繋がった。

3年生になり連休明けに出た一言
「学校やめたい」
前日には、友だちと出かけ楽しそうだったんだけど…。

前々より「やめていい?」言うことはあったが、その時は「もうダメだ」と思い、担任に連絡。担任からは「引き止めますか?」と確認をされて、そういう風に動くんだと知った。
3年生だし、行かせるためだけに頑張れない。時期だけむやみに引っ張れないと、通信制、転校をバタバタと調べて即、進路変更に動いた。
選択肢が多い今の時代を感じた。

なんだかんだ2年生まで頑張ったことは大きく、通信制で取る単位は多くはなかった。忙しい日々に追われ、なかなか考えられてなかった進路を検討し、進路に絞った学習に専念できたのは、何でも器用にこなせそうにない、子どもには結果的によかった。
一年後の今はあの時が嘘のように元気。

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卒業式は、公共施設の小ホールでした。事前に参加者の確認があって、入学した高校の友人が一人来てくれた。娘は5月以降着ることのなかった制服に袖を通して出席。卒業式が先に済んだ友人は、制服で来てくれていた。

通信制の卒業式。

はじめの方に一人一人名前が呼ばれて卒業生はその場で返事をして立ち上がっていたが、この場に来れないか欠席の人がちらほらいた。

学年を隔てた関わりがあり、送辞や答辞は一名のみでなく、先輩に対しての感謝の思い、卒業生は親に対しての感謝とともに、ここに至った経緯やそれからのことなど涙しながら話している。型通りでない送辞と答辞。

一人の子が最後嗚咽になりながら「つらかった…」というのが心苦しかった。今だから出せる一番の思い。卒業式は合格発表の前に行われるので、ただひたすら希望の進路に向けて合格出来ていてほしいと思った。

式というのは、そこを通過したということが実感として残る場

入学した高校での卒業式に参加していたら、そこまで記憶に残るものでなかったと思うが、私がこれまで経験した卒業式の中で一番忘れられない卒業式となった。

今年の3月1日。YouTubeに、地元一の進学校の卒業式のニュースが上がっていた。ニュースで毎年恒例で紹介される。私服の高校のさまざまな服装で、賑やかな様子の中、さりげなくアナウンスされた卒業生の人数につい耳がいく。入学定員は…だったよね。1クラス2人は進路変更したんだと、ついその場にいない人のことを思う私でした。


かぜの帽子さんのメンバーシップ
今月の企画「あの春の日」「春の日の思い出」
ちょうど書き溜めていた記事が、お題に合っていたので、今月も投稿します。


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