⭐飲み込んできた言葉たちの行方。占星術が教えてくれた「沈黙」の理由と、手放しのとき⭐
⭐ 占星術の鑑定書
数か月前まで
星の配置など、理解できず
わかるところだけ、飛ばし飛ばし、読んでいました。
ところが、何度も見ているうちに、理解できるところが増えて
何だか面白くなってきました。
それに、説明を見ていると びっくりすることが多いのです。
どこかで私のことを見ていた?? って思うほど・・・。
昨日から、人生の戦略の星読み鑑定書を じっくり眺めていました。
アスペクト・・・
そうだ。この前勉強したなあ。
ふむふむ、なんて書いてあるかな?
目に留まったのは、「水星と土星のスクエア(90度)」という配置。
「沈黙の検閲官」
若いころに、ことばへの強いコンプレックスを、抱えていることが多い。
まてよ。そんなことはない・・・・と思う。
いや、あるかもしれない。
考えているうちに、思い出したことがありました。
この配置は、私に「内側を深掘りするチャンス」を届けてくれました。
⭐ 高校時代のバス停、言えなかった「止まって!」
思い出したのは、高校生の頃の記憶です。
田舎のバスは1時間に1本。
1本逃せば、次は1時間半後……という環境でした。
ある日の冬の夕方、6時だから、真っ暗でした。
私が乗ったバスが、次のバス停で待っていた友人を無視して
通り過ぎてしまったのです。
「えっ!!! なに?? なんで止まらないの?」
「運転手さん、止まって!」
という叫びました。けれど、声になりませんでした。
「ヨリちゃん、いたよ。急いでバスの方へ歩いてきてたよ。」
「私見てたもん。」
自分が降りるまでの長い時間、
ずっと後悔と罪悪感で胸がいっぱいでした。
結局、降りる間際にようやく
「……友達が待っていたのに、どうして止まってくれなかったんですか」と、震える声で運転手さんに言いました。
でも、運転手さんがどう返事したとか、全く覚えていません。
「なぜあの時、すぐに大きな声で言えなかったんだろう」
「後からあんなことを言って、恥ずかしい」
何十年経っても、その時の憤りと後悔が混ざった感情が、
胸の奥にチリチリと、残っていました。
⭐ 父の言葉が作った「言葉の検閲」
なぜ、すぐに意見を言えない子供になったのか。
その背景には、父との関係もありました。
何かを話すと、父からはいつもこう言われていたのです。
「お前は、いつも夢みたいなことばかり言うなー」
「自分をどこのお嬢様だと思っているんだ」
父からの拒絶。 怖かったのです。
それがいつしか
「これを言ったら叱られるかも」
「こんなことを言ったらダメかもしれない」
という、厳重な「言葉の検閲官」を作り上げてしまいました。
これが、私のホロスコープにある
「水星と土星のスクエア」の実体だったのです。
⭐ 過去を俯瞰し、感情を外へ放つ
今回、この古い記憶を思い出したことには、大きな意味がありました。
ずっと自分の中に閉じ込めていた、
当時の「切なさ」や「恥ずかしさ」を、
ようやく外に引っ張り出すことができたからです。
感情は、中に閉じ込めている間は、自分を苦しめます。
けれど、こうして書き出し、離れて眺める(俯瞰する)ことができたとき、それは初めて「手放せるもの」に変わります。
「あの時の私、友達のことを想って一生懸命だったんだね。」
「だけどさ、そんな、とっさには言えないよ。」
「でも、最後には勇気を出して伝えたじゃん」
「えらかったよ!」
そうやって、過去の自分を、抱きしめてあげることができました。
⭐ 沈黙の時間が、言葉を「宝石」に変えた
けれど、
鑑定書には、この苦しみの先に待っている「光」が記されていました。
「この葛藤があなたに与えたギフトは計り知れません。あなたは軽々しい言葉を口にしない代わりに、沈黙の中で、思考を熟成させる力を手に入れました。土星の圧力に耐え抜いて、紡ぎ出されたあなたの言葉には、岩を砕くような重みと確実性が宿ります。晩年において、この配置は、「不動の思想家・大作家」のアスペクトへと進化します。」
この言葉を読んだ瞬間、涙が溢れそうになりました。
私が言葉を飲み込み、考え、悩み抜いてきたあの長い時間は、
決して無駄ではなかったのです。
私はただ黙っていたのではなく、
自分の内側で「言葉を熟成」させていた。
土星という厳しい圧力を受けることで、
ただの炭素が、ダイヤモンドに変わるように、
私の言葉に「重み」という輝きを宿らせたのです。
⭐ 魂の行き先を、思い出すための地図
占星術は、単なる占いではありません。
自分がなぜ、その性格を選び、
その苦しみを通ってきたのかを解き明かす
「人生の設計図」です。
私が自分の星を知ることで救われたように、
これからは占星術を
「大人が自分の魂の行き先を思い出すための地図」
として伝えていきたいと思います。
