私は、車整備士です。毎週車が、動いてます。動くとは、売る。新車中古車、解体車なんでもいいから動いてます。
今の車治すところありません。
今の車は直すところがない。それなら毎日動かして価値を活かすという考え方
はじめに
現在乗っている車は、はっきり言えば修理するところはありません。エンジンも問題なく動き、ブレーキや足回りも異常がなく、オイル交換などの日常点検を続ければ安心して走れる状態です。
このような車を持っていると、「まだ乗るべきか」「新車に買い替えるべきか」「中古車を探すべきか」と悩む人も少なくありません。
私の考えはシンプルです。
今の車に不具合がないなら、毎日動かして最後まで使い切る。
そして、次に乗る車も、新車・中古車・解体車まで幅広く視野に入れて考えることが大切だと思っています。
車は動かしてこそ調子を保てる
車は機械です。
長期間動かさないことで、さまざまなトラブルが起こります。
例えば、
バッテリーが上がる
タイヤが変形する
ブレーキが固着する
エンジンオイルが劣化する
ゴム部品が硬くなる
エアコンの性能が落ちる
このようなことは珍しくありません。
逆に、毎日少しでも走らせることで、
エンジン内部にオイルが循環する
バッテリーが充電される
ブレーキが正常に働く
足回りの動きが維持される
など、多くの部品を良い状態で保ちやすくなります。
修理するところがないなら無理に買い替える必要はない
最近は新車価格が高くなっています。
軽自動車でも200万円を超えることが珍しくなく、普通車では300万~500万円以上する車もあります。
もちろん、新車には最新の安全装備や燃費性能があります。
しかし、現在の車が問題なく走るのであれば、無理に高額なローンを組んで買い替える必要はありません。
今ある車を大切に使うことも、立派な節約です。
新車という選択
新車最大の魅力は、
故障リスクが少ない
メーカー保証がある
最新装備が充実している
長期間安心して乗れる
という点です。
一方で、
車両価格が高い
納期が長い
初年度の価値が下がりやすい
というデメリットもあります。
そのため、「長く10年以上乗る」という考えなら、新車は十分価値があります。
中古車という選択
中古車は価格を抑えられることが最大の魅力です。
状態の良い中古車なら、新車より大幅に安く購入できます。
ただし、
修復歴
走行距離
整備記録
消耗部品
などを確認することが重要です。
安さだけで選ぶと、購入後に修理費がかかる場合もあります。
解体車という選択
解体車という言葉を聞くと、「もう使えない車」というイメージがあります。
しかし実際には、
エンジンだけ使える
ミッションが使える
ドアやライトが使える
内装部品がきれい
という車も数多くあります。
部品取りとして活用すれば、新品より安く修理できることがあります。
特に古い車では、新品部品が生産終了していることも多いため、解体車の部品は貴重な存在です。
毎日動かすことが一番のメンテナンス
私は「毎日動かすこと」が一番のメンテナンスだと思っています。
もちろん無理に長距離を走る必要はありません。
近所を10〜20分程度走るだけでも、
エンジン
ミッション
ブレーキ
バッテリー
などには良い影響があります。
車は走るために作られています。
動かさないことの方が、かえって故障につながることがあります。
お金をかけるべきところ
修理するところがない車でも、
エンジンオイル交換
オイルフィルター交換
タイヤ空気圧点検
冷却水点検
ブレーキ点検
バッテリー点検
このような基本的な整備だけは続けるべきです。
高額なドレスアップより、安全に走るための整備を優先することが大切です。
まとめ
車は高価な買い物です。
だからこそ、壊れていない車を大切に乗り続けるという選択には大きな価値があります。
今の車に修理するところがないのであれば、毎日動かし、定期的な点検を続けながら最後まで乗る。それが最も経済的で、車にとっても良い付き合い方だと私は考えています。
そして次に車を選ぶときは、新車だけではなく、中古車や解体車も含めて、自分の予算や目的に合った一台を選ぶことが重要です。
車は単なる移動手段ではありません。日々の生活を支え、仕事や家族との時間をつなぐ大切な存在です。だからこそ、今ある車を大切にしながら、次の一台も賢く選び、毎日安全に走らせていきたいものです。
