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『忘れられた記憶を探して』キャラクターコンセプト⑶——トリスタン

今回は自作の小説『忘れられた記憶を探して』第4話から登場するトリスタンの、キャラクターとコンセプトについて記事を書いていきます。

小説本編はnote系列のTALESと、カクヨム、ソリスピアに掲載しています。

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基本情報

名前:トリスタン(Tristan)
特徴:赤銅色の髪に琥珀色の隻眼
年齢:28歳
性別:男性
出身地:不明
誕生日:1月7日(誕生花はスノードロップ)
身長:180cm
魔導属性:水属性
テーマカラー:琥珀色

キャラクター紹介:

アルベルトの協力者であり、悪友。

アッシュで恐れられる魔導師。
琥珀色の瞳が特徴的な男性。
卓越した魔導の才を持ち、どんな困難も楽しむ飄々とした人物。
掴みどころがなく、自分のことを一切語ろうとしない。
何を隠しているのか、そしてその素顔とは——謎に包まれた隻眼の『狂える琥珀』

Talesの『忘れられた記憶を探して』キャラクター紹介より
トリスタンの立ち絵(作るのに二日かかり、手直しもしました)

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キャラクターコンセプト

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トリスタンのキャラクターコンセプトは、「安心して、問題児と言える人」です。

これは、彼が最初から読者の方々に嫌われるように設計しているというものではありません。
むしろ、少しずつ彼の人となりが見えてくるように書いています。

ヴァルト編で登場する少年、オレクよりも口が悪く、刺々しい言葉遣いに素直じゃないです。

ニーナを越境させる大罪を犯すことに興奮したり、ぬいぐるみをいつも抱えている姿は風変わりです。

ニーナやアルベルトのような穏やかな性格の人物でないと付き合いきれない、どうしようもなさを感じさせます。

例えば、アッシュの街の酒臭さに困っていたニーナを、酒場に連れて行くというとんでもないムーブをかましてくる人です。

 しかめっ面をしていたニーナは濃い酒の匂いをいで、鼻をつまんだ。
「うう……すごく酒臭い……」
「嬢ちゃん、酒は慣れてないのか。無理もねぇな。よし、いいところに連れて行ってやろう。気分転換だ!」
 トリスタンが強引に、二人を引き連れて歩いていく。
 彼らが辿り着いた先は——、
「酒場じゃん!!」

『忘れられた記憶を探して』第18話「情報収集」より

だからこそ、「安心して、問題児」と言える人なのです。

その為、初期は自己中心的な発言が目立ち、作者である私も最近、序盤の話を読み返してびっくりしました。

トリスタンの登場は王国に追われるニーナを逃す為に、アルベルトの友人として協力していたところからです。
彼は自分のことを全く語らず、その人となりはなかなか掴みどころがないかもしれません。

しかし、物語が進むにつれて彼の人間関係、価値観が見えてきます。

アッシュ編ではニーナからララとの関係を聞かれ、『同居人』と返して、ニーナをからかうシーンもあります。
何故、彼はそのような言い方をわざわざ選んだのでしょうか。

現在の投稿時点(第71話)では、トリスタンの出番はありませんが、今後どうなっていくのか見ていただければ嬉しいです。
眼帯をずっと着けている理由、ぬいぐるみをいつも大切そうに持っている理由等々も明かされていくのでしょうか。

ちなみに、友人のアルベルトとは正反対の軽口で皮肉屋な人間ですが、彼とは付き合いの長さがちょくちょく見える場面があります。

アルベルトは普段あまり話さない人間ですが、トリスタンに絡まれると無視出来なくなります。
この二人の人間関係にも注目していただきたいです。

彼の軽口と皮肉の背後に、どのような本心が隠されているのか、今後も見ていただければと思います。