久々に勤めた病院は奇妙な職場だった‼️パートなのに配属場所は入ってから院長に変えられる😱
第一章
第2話 配属部署発表
久しぶりの顔合わせは、研修初日に行われた。
その場で、院長から一人ずつ別室に呼ばれ、配属部署が伝えられる。
アコガレクリニックには、看護部門・受付部門・リハビリ部門・通所リハビリ部門があり、どうやら私はリハビリ部門に配属されるようだった。
未経験の私は、どの部署がいいかなんて贅沢は言わなかった。
ただ――パソコンをあまり使わない部署でありますように、と密かに願っていた。
* * *
そんな中、一人のスタッフが配属について不満を漏らしていた。
「採用のとき、院長から“受付をお願いしたい”って言われてたんです~。私も“受付じゃなきゃ辞退します”って伝えてあったのに~。通所リハビリなんて、話が違うよ~」
どうやら、採用時に約束された部署とは違う場所に配属されてしまったらしい。
彼女は病院受付の経験が長く、それを活かしたくてアコガレクリニックを希望し、面接でも「受付のみ希望」と伝えていたという。
しかも、採用が決まってから2か月も待たされた上、その間に電子カルテの操作まで練習して準備してきたそうだ。
なるほど……それは確かに酷い話だ。
彼女が落胆するのも無理はない。
でも、今ここでそれを言うのはちょっとまずい。
目の前には、同じ部署に配属された人たちもいるのだから。
気の毒には思うけれど、ここは黙ってやり過ごしたほうが賢明だ。
場の雰囲気が悪くならないといいけれど……。
幸いにも、他の皆も私と同じようなことを思っていたのか、静かにうなずくだけで、その場は何事もなく過ぎていった。
その後、訪問していた医療器具メーカーの専門家から、部署ごとの機器についての説明があり、それが終わるとそれぞれの部署に分かれて実践演習が始まった。
リハビリ器具の使い方を教わり、患者への装着練習をする――ここは難なくこなせた。
しかし誤算だったのは、リハビリ部門でもパソコンを頻繁に使う必要があったということ。
他の部署ほどではないにしても、電子カルテの入力やリハビリ予約の管理など、想像以上に業務に占める割合が大きかった。
研修中、そのパソコン操作だけは最後まで自信が持てなかった。
若い人たちは飲み込みが早く、私はといえば、彼らが何をしているのか目で追うのさえ難しい有様。
早くも“落ちこぼれ”になっていた。
やはりこの時代――
インターネットがあらゆる場所に浸透したこの世の中に、
50代パソコンアレルギー女の居場所などないのかもしれない。
これは……かなりの覚悟が必要だな。
「せっかくあの大勢の応募者の中から選んでもらったのだから、こんなことで挫けてはいられない。なんとか努力して若い人たちについていかなくては」
必死に自分を奮い立たせながら、私は研修を乗り越えた。
なにはともあれ、二週間の研修は無事に終了。
あとは開院初日を待つばかりとなった。
独り言
面接時、配属希望を聞かれた私は「どこでもいい」と答えたから問題なかったけれど……
実は、ほとんどのスタッフ(社員もパートも)が希望の部署には配属されていなかったらしい。
えっ……それって希望聞く必要、ある?
なんか変だぞ😕
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ここまで読んで笑ってくれたあなたに、心からありがとう!
「続きも書けよ〜!」と思っていただけたら、チップでツッコミを飛ばしてもらえると、ますます元気にキーボード叩けます(笑)