障害を隠したい私は、いけないのでしょうか? 〜それでも私は発達障害と一緒に生きている〜
「話したくない私は、弱いのかな」
「隠してるなんて、卑怯かな」
…そんな風に、自分を責めてしまう人が、他にもいるかもしれないと思って書きます。
こんにちは。
「令和のヘレンケラー」こと、ヒトリミチです。
ASD(空気を読み違える天才)、相貌失認(顔を記憶から即削除)、聴覚情報処理障害APD(話がBGMになる特技持ち)という、情報処理界のバグ集団みたいな脳を持つ人間です。
最近では「見えない・聞こえない・話さない」が私なりの生存戦略。
……といっても、視力も聴力もバッチリですのでご安心を。
(※令和のヘレンケラーは、あくまで比喩です。)
今まで、わりと笑える「ポンコツエピソード」や「発達障害あるある」などを書いてきた私ですが、今日は少し、まじめな話をしたいと思います。
それは、
「障害をクローズにして、誰にも言いたくない」
という気持ちについてです。

🟡追記 【この記事をお読みいただく前に】
この記事では、「自分の障害や特性を言いたくない」という私自身の思いや悩みを中心に綴っています。
ただ、ありがたいことに公開後、発達に特性のある方々と長年関わってこられた専門家である、note仲間の小梅さんから、たいへん貴重なご意見をいただきました。
小梅さんは、実際の支援現場で多くのケースに関わってこられた立場から、こんな言葉をくださいました。
「カミングアウトはその方にとって利益になるときにするものであって、なんとかできているうちは必要ないこともある」
「社会の中で助け合える仲間を、自分のいる場所で作っていければ、凸凹があっても大丈夫」
この言葉を読んで、「言う・言わない」の選択には正解があるわけではなく、「その人にとってのベスト」が大切なのだと改めて気づかされました。
私の記事は「言いたくない」という視点に偏っている部分もあるかもしれませんが、この記事を読んでくださる方には、小梅さんのご意見を通して、
「ケースバイケースで考えることの大切さ」
も感じていただけたらと思い、冒頭でご紹介させていただきました。
※小梅さんには、引用・紹介について快くご承諾いただいております。
それでは、本編をどうぞお読みください🌷
「言いたくない」は、悪いこと?
私はASD(自閉スペクトラム症)をはじめ、それに付随する、聴覚情報処理障害(APD)や相貌失認、HSPなど、いろいろ詰め合わせセットで生きています。
まるで「障害界の福袋」みたいですが、返品は不可です。
…冗談はさておき、
この障害についてはもちろん、カミングアウトして理解を得られたらどれだけ楽になるか、と思うこともあります。
でも、私の住んでいる地域は、
「○○さん、最近見ないね」
「○○ちゃん、支援学級に入ったらしいよ」
「○○さんとこ、離婚だって」
と、噂話がデフォルトで流れる、結束の強い町です。
隠し事はあってはならないくらいの空気があって、一度何かが広まると、もう止まりません。
「障害がある」と言ったら、近所、自治体、学校、保護者…きっと全部に広がる。
そして、理解ではなく、興味本位の噂に変わっていく。
だから私は言えません。
…というより、言いたくないのです。
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