「耳を塞がない自由」は走りを変えるのか|shokz open run pro 2
おはようございます。
豊川に蒙古タンメンが来るらしいという噂を聞いて舞い上がりし中川です。
セブンイレブン等で購入できる蒙古タンメン。明らかに体に良くなさそうな色の辛いラーメンです。
大好きでいつかは店舗にも行ってみたいと思っておりましたが、なんと豊川店ができるとのことで。。
これは楽しみすぎる。
蒙古タンメンのインスタ、貼っておきます。
私は、2024年7月よりnoteをはじめ、毎週土曜日に記事を投稿しています。家づくりをされている方や、夢を追いかける若造を見守って下さる方は、お気軽にスキ、フォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。
自己紹介はこちらの記事をご覧ください。
さて、今回は月に一度の箸休め回です。
不動産や建築に関係のない記事を書くことで、普段目に留まらないような方の目に触れることができたらという思いです。いつもより肩の力を抜いて書いています。
実際にご覧いただいている方の中には、箸休め回を楽しみにしている!と言って下さる方もいらっしゃるようで、有り難や。
今回のテーマは骨伝導イヤホンの新境地
カナル型イヤホンは音楽に浸るには最適ですが、走りながら使うと世界が自分の中に閉じてしまう感覚がある。さらには汗でフィット感が落ち、振動でポロっと落ちる。長時間になると耳道に熱と湿気がこもり、耳の中の不快感がじわじわと忍び寄ってくる。
今後、ウルトラマラソンを視野に入れると、この小さなストレスは完走計画の敵になります。10時間を超える道のりで、耳の解放と安全性、そして“付けっぱなしでいられる軽さ”は、想像以上に成果に響くためです。そこで手に入れたのが、Shokzの骨伝導フラッグシップ「OpenRun Pro 2」。
購入から3週間、毎日1~3時間のランと、カフェでの2時間作業という日常のリズムに組み込み、かつて抱えていた小さな不満がいくつ解けるのかを確かめました。
結論から言えば、耳を塞がないことによる“世界とのつながり”は、走る体験をもう一段、豊かにしてくれます。もちろん完璧ではありません。音漏れ、電源操作の長押し、ケースの大きさなど、気になる点もいくつかあります。ですが、その弱点を補って余りある軽さと安心感、そしてバッテリーの持ち。外音と音楽の共存を、ここまで高いレベルで両立させたプロダクトは、そう多くありません。
以下、製品の背景から仕様、良い点・気になる点、日々の使い方のコツまで、ランナー目線で丁寧にお話しします。
第1章 カナル型の“当たり前”に感じていた3つの不便
ランニング用にカナル型を愛用してきたからこそ、骨伝導の良さがくっきり浮かび上がります。
第一に、周囲の音が遮断されやすい問題。自転車の接近音、後方からのランナーの足音、横断歩道のアナウンス…安全確認は「聴覚の余白」に支えられています。
第二に、フィットの不安定さ。汗をかくほど耳道が湿り、上下動で少しずつ緩んでいく。
第三に、長時間装着時の不快感。耳道という“小さな空間”にデバイスを押し込む構造は、どうしても熱や圧迫感を生むのです。
骨伝導は、ここを一気にスキップします。耳道をふさがないがゆえに、風と街の音がそのまま入ってくる。耳が“呼吸”しつづける感覚が、長距離ではボディブローのように効いてきます。
第2章 OpenRun Pro 2とは何か:価格・発売時期・基本仕様の要点

OpenRun Pro 2はShokzの最新骨伝導フラッグシップ。日本国内では2024年9月5日に販売開始され、希望小売価格は税込27,880円です。
フル充電で最大12時間の音楽再生、USB-C充電、IP55の防塵防水、重さ約30g前後という“長時間伴走”に振った設計が要点です。
短時間充電に対応しており、メーカーの説明では“短時間のチャージで最大約2.5時間の再生”が可能とされています。
第3章 “制作秘話”として記憶した前作の熱量:クラウドファンディングで1億円超
OpenRun Pro 2の前世代にあたるOpenRun Proは、日本国内のクラウドファンディングで1億円を超える支援額を集め、大きな話題になりました。発売前から支持が集中した背景には、骨伝導の弱点とされた“低音の薄さ”や“装着感の独特さ”を改善しようとする設計思想が見えたからでしょう。複数のメディアや販売サイトが“1億円超”と報じており、期待値の高さを物語っています。
この“熱の記憶”は、OpenRun Pro 2が市場に登場したとき、自然と注目を集める土壌になりました。骨伝導がニッチからスタンダードへ移る、その過渡期の空気を、プロダクトがまとっていたのです。
第4章 3週間の“使い倒し”メモ:ラン1〜3時間×毎日、カフェで2時間
レビューの前提を明確にしておきます。使用期間は3週間。毎日1〜3時間のランニングに同伴させ、さらにカフェで2時間程度、ノイズの少ない“開放仕事デバイス”としても使いました。
耳をふさがないことが集中にどう効くのか、周囲の会話やBGMがもたらす“環境の気配”をどれくらい許容できるのか。体験の輪郭は、使い続けるほどクリアになります。
結果、ランでは安全性と没入のバランスが上がり、カフェでは“孤立しない集中”が得られました。周囲の物音が聞こえることは、思考のリズムを壊すどころか、かえって拍子木のように作業のテンポを整えてくれる。人によっては真逆の結果になるかもしれませんが、耳を長時間ふさがないことの快適さが、集中力の持続に寄与するのは確かです。
第5章 圧倒的なメリット5選

①:耳が塞がれない解放感と、走ってもズレにくい安定感
装着して最初に感じるのは、鼓膜の“余裕”です。耳道がフリーのため、風が通り、熱がこもらず、汗のベタつきも軽減されます。ヘッドバンドのテンションと重量バランスが絶妙で、ジョグでもビルドアップでもズレが最小限。骨伝導特有の“骨が振動している感覚”は、曲によってごく軽く感じることがあっても、痛みや不快に至ることはありませんでした。耳介の上に軽やかに乗り、存在を忘れさせるタイプの装着感です。
②:外界の音を取り込みつつ、音楽の熱量も保つ
走行中、後方から近づく自動車のタイヤノイズ、交差点のサイレン、ラン仲間の一言……これらを視界に入れる前に“耳で知る”ことができます。外界の気配が安全性を高めるだけでなく、ランという行為の“風景”を豊かにする。カフェでは、周囲の生活音をうっすら感じながら、耳内の圧迫がないため頭が疲れにくい。PC作業の長丁場でも、イヤホンの存在が思考の邪魔をしにくいのは、骨伝導ならではの効用です。
③:12時間のスタミナと短時間充電の安心感
最大12時間という再生時間は、ウルトラマラソンに向けた長時間トレーニングの“相棒条件”に直結します。フル充電を忘れても、短時間の追い充電で再び走り出せる。メーカー公称では短時間の充電で最長約2.5時間の再生が可能とされており、準備時間にケーブルへ挿しておくだけです。
④:デザインの説得力──“道具感”と“軽やかさ”の両立
骨伝導のフレームは、一歩間違えると“医療器具”の気配が出ます。OpenRun Pro 2は、その境界の少し手前でブレーキを踏んでおり、スポーツギアとしての機能美に寄せています。細く、均一で、ラインが破綻しない。首元に掛けたまま移動しても、スポーティーに過ぎない。ランの前後で「かけっぱなし」にできる小さなストレスレスが、日常使いの頻度を増やします。
⑤:首に待機させておける“常備感”
使わないときは首もとで静かに待機。耳をふさがないため、会話のときも取り外す必要がありません。電車に乗る直前にストップし、改札を抜けたら再生する。こうした“1秒の節約”が積み重なると、愛用品への階段は自然と上がっていきます。
第6章 それでも気になることも4つある…
①:屋外では音量がもう一段ほしい場面がある
骨伝導は物理的に外の音と混ざり合う設計です。ロードノイズや風切り音が強い環境では、音楽の存在感が後退します。ランの最中にもう一段上の音量がほしくなる瞬間が確かにあります。対策としては、アプリ側で低音強調モードに切り替えつつ、音量を大きめに。低域のエネルギーを増やすと、屋外でも“輪郭”が保ちやすい。もちろん聞こえ方は個人差があり、周囲の安全確認とバランスをとるのが第一です。
②:音漏れは“普通にある”と考えて行動したい
耳をふさがないという快適さの裏返しが音漏れです。静かな車内や図書館レベルの場では、音量を控えめにする、あるいは一時的に耳を外して会話に切り替えるなど、TPO配慮は必要です。音漏れゼロを求めるなら、そもそも骨伝導という選択がニーズとズレます。私たちは“開放”の代償として、周囲への気遣いをひとつ身につけることになります。
③:電源オン・オフの長押し時間が長い
長押しによるオン・オフは誤操作を防ぐ反面、使い始めと終わりのテンポをほんの少し削ります。朝の“サッと出てサッと走る”という流れにおいて、1~2秒の長押しが重なっていくと、小さな不満に育つことがある。頻度が高い人ほど、ここは確かに気になるポイントです。
④:ケースの大きさは携行品の哲学に影響する
AirPodsなど完全ワイヤレスの小型ケースに慣れていると、OpenRun Pro 2のキャリーケースは“大きい”と感じます。ランニングベストやサコッシュのスペース配分に影響し、ミニマルな荷物とは相性がよくない。私は“首からかけっぱなし”運用に倒すことで不満は減りましたが、持ち運びの美学に厳格な人は、ここで違和感を覚えるかもしれません。
第7章 信頼の背景:受賞歴と“本気のアスリート”の影
Shokzは国内外のアワードでも評価を得ています。OpenRun Pro 2については、メーカー公式が国内アワードの「特別賞・企画賞(骨伝導イヤホン2万円以上)」などの受賞歴を示しており、プロダクトとしての完成度が第三者の目でも担保されていることがうかがえます。
また、Eliud Kipchoge、大迫傑ら、世界レベルのランナーたちがShokzアスリートとして名を連ねており、道具に厳しい現場からの支持がブランドの背骨を作っています。
第8章 購入ガイド:どんな人に向く? どこに注意する?
骨伝導が初めての人は、まず試着が理想です。こめかみ周辺の感じ方には個人差があり、装着時のテンションが合わないと、長時間で疲れを覚える可能性があるからです。
用途が屋外中心なら“音量の天井”を実地で確認し、静かな室内での利用が主なら“音漏れ”の許容範囲を自分なりに決めておく。ケースの携行感、電源操作のテンポも、日常の導線に合わせてチェックしたいポイントです。
いかがでしたでしょうか。
OpenRun Pro 2は、耳を解放することの価値を、毎日の走りの中で静かに証明してくれるデバイスです。しかし、完璧ではありません。屋外での音量、音漏れ、電源長押し、ケースの大きさ──小さな違和感はたしかにある。それでも、12時間のスタミナ、軽さ、ズレにくさ、そして“外の世界とつながったまま走れる”安心感は、ランの質を一段上げてくれます。
骨伝導をまだ試したことがない方へ。これは“音の快適さ”を買う道具というより、“走る自由”を少し増やす道具です。耳を塞がないという、たった一つの発想の転換が、こんなにも体験を変えるのか──その驚きを、ぜひ一度味わってみてください。
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