神威がくぽイラコンに参加しました
おそらく企業のイラコンに応募したのは初めてか、もし過去に出したとしても忘れるくらい(最低20年以上は)昔かもしれません。
今回もし採用された場合はカレンダーとして印刷されるそうなので、
念のためCMYKカラーに変換した時の見え方も確認してみましたが、
色の印象は大きく変わらなさそうです。
12名が選出されるカレンダーイラコン
今回のイラコンは、前述の通りカレンダーに掲載されるイラストであることが前提なので、それぞれの月のイメージに合わせたイラストが選出されるそうです。
そして、私が応募したのは「3月」です。
3月と聞くと、ひな祭りやホワイトデー辺りがメジャーだと思いますが、私の場合はあえてそのテーマを避けて制作することにしました。
3月の花と言えば真っ先に浮かんだのは「椿」で、これをどういう風に絵に取り入れていくのかを考えました。
女性キャラなら服飾の一部に入れられるのでアイディア的にはハードルが低いのですが、がくぽは男性キャラなので、違うアプローチの方が絵になると思い、椿を生け花として飾ることにしました。
生け花➡お茶の席➡抹茶を点てるという発想で、検索してみると3月は抹茶商品が出るシーズンのようだったので、茶道をテーマにレイアウトを組み立てました。
構図へのこだわり
私は一枚絵を描く力を伸ばしていきたいので、最近とくに画面全体の構図について研究しており、今回黄金比率を意識しています。
制作時にはこのようなフィボナッチ螺旋のガイドをキャンバスに配置して、構図を検討していました。

ですが塗り進める中で、間延びしてしまっているような、完成までの道のりが長いような印象があり、筆もなかなか進まず作業が滞ってしまいました。
そこで、人物を大きくすることで画面の密度が上がるのではと思い、バストアップになるまで拡大しました。
鎧の様な鍵盤パーツはきっちり描き込んでいたのでしたが、ここは構図優先でカットです。
人物の表情について
茶席のシーンというのを伝えるには、お茶を点てるか飲むかのどちらかだと思いますが、点てる場合は全身入れることになるので顔が小さくなります。
そのため飲むシーンにしましたが、目線はどうするのかも複数検討していました。
お茶に目を向けた状態、カメラ目線、目を閉じた状態では、閉じた状態が一番上品な気がしたので、今回は閉じています。
ただ、イラコンで横顔・閉じた目は、カメラ目線の構図よりもインパクトが弱まるのは否めません。
とは言え今回は構図優先ということで、横顔の美しさに全力投球しました。
❤入れてくれた皆さま、有難うございました!
アニメ塗から仕上げまでの過程
私は基本的にアニメ塗りなのですが、一旦パキッと塗った後に質感に合わせて部分的にぼかしたり、影にグラデーションを入れたり、環境光など光の表現を入れて、人物に立体感が出るような調整をしました。
また、季節は春なので、春の暖かさが伝わるといいなと思い、仕上げに光の粒子をエフェクトとして入れて完成です。

カレンダーイラコンの結果発表は今月中とのことです。
採用されると嬉しいのですが、どのような結果であっても、
また何かしらイラコンが開催された際は、参加してみようと思います。
余談
VOCALOIDのイラコンは、pixivの方で夏あたりにKAITOの衣装イラコンもあって、そちらも出そうかと考えていたのですが、衣装デザインや構図がなかなか浮かばず断念していました。
どうやら今の自分のモチベーションは、和風男子に振り切ってるのかもしれません…。
また機会があれば、今度は応募してみたいですね。
