【三朝温泉】ホタルが見たい!3歳娘のリクエストに応えるべく、親の工夫で「魔法の夜」に
3歳とホタル鑑賞、親の工夫で「魔法の夜」に変わる
鳥取に住んで良かったと思うことの一つは、何といっても豊かな自然。これはお金をたくさん払えば買えるものではなく、ありがたい恵みの一つ。これを楽しまない手はありません。
6月のこの時期、豊かな自然を満喫できるのが「ホタル観賞」です。鳥取県にはホタルが見られる地域がまだまだ残っています。
結婚した当初は主人とのんびり週末のホタル観賞をするのがささやかな楽しみだったものの、子どもが生まれてしばらくは夜の外出は控えてきました。
しかし、その子どもも3歳に。子ども自身も「ホタル、見てみたい!」と言い出すようになったので、一抹の不安はありつつも、今年は思い切って行ってみよう!ということに。
3歳のお子さんをお持ちのあなた。「ホタル鑑賞に連れていきたいけど、そんな小さい子どもと楽しめるかな?」そう思っていませんか?
でも実際に行ってみたら、親の工夫次第で、3歳だからこそ見える「ホタルの魔法」があることに気づきました。
6月の鳥取、三朝温泉のホタル鑑賞。ここでの体験から学んだ、親が知っておくべきコツをお伝えします。
三朝温泉について
三朝温泉公式サイト|三朝温泉観光協会-宿泊 日帰り温泉 観光-世界屈指のラジウム温泉|鳥取県三朝温泉ポータルサイト
鳥取県のほぼ中央に位置する三朝温泉は、世界有数のラドン含有量を誇る温泉地として知られています。開湯から850年以上の歴史を持ち、風情ある温泉街には足湯や昔ながらの旅館が並びます。夜になると川沿いに灯りがともり、初夏のこの時期にはホタルが舞う幻想的な景色も楽しめます。温泉で心と体を癒やしながら、ゆったりとした時間を過ごせる鳥取を代表する名湯です。
三朝温泉ホタル祭り | 三朝温泉ポータルサイト│宿泊施設&観光情報満載【三朝温泉 公式サイト】
三朝温泉のホタルで特にいいのが、ホタル観賞専用の「ホタル小屋」を用意してくれているところです。あいにくの天気でも「ホタルが全く見られなかった」という残念な思いをしなくてすみます。天気だけは、どう頑張ってもコントロールできませんから、これはとてもありがたいです。
では、そんな三朝温泉でのホタル鑑賞を、親子で快適に楽しむための工夫も含めて、お伝えしていきます。
ホタル小屋は「予習の場」
まず、我が家が最初に立ち寄ったのが、「ホタル小屋」です。これは、3歳児とのホタル鑑賞を成功させるための、最高の準備室。
我が家の娘は、最初「ホタルってどんな感じで光るの?」という状態でした。
ホタル小屋は、数畳ほどの小さなスペースですが、部屋全体を暗くし、カーテンの向こう側にホタルが光っている様子を観察できるように作ってくれています。うちの子も「あ、光った!」と何度もじーっとホタルを見ていました。その過程で「ホタルってこんな風に光るんだね」ということを一緒に学ぶ体験ができました。
3歳の子どもには、いきなり野生のホタルを見せるより、まず「ホタルってどんなもの?」をじっくりと知る時間が大切なのかもしれません。また、「このくらいの暗さがないとホタルの光が見えない」ということも、体験できます。いきなり暗いところへ連れて行くよりは、怖さも軽減できたように思います。ホタル小屋は、「予習」の場として最適でした。
野生ホタルへのベストなタイミング
ホタル小屋で予習を終えたら、いよいよ野生ホタルの登場です。
ここで重要なのが「タイミング」です。3歳の体力を考えると、長時間の夜間活動は難しい。我が家の作戦は8時ちょうどに訪れることでした。
この時間帯なら、子どもの目もギリギリですが覚めています。そして、ホタルの活動も活発です。親子ともにリラックスした状態で、ホタルの光を追うことができました。
子どもも、ちょっと眠そうな顔をしていたものの「ホタルが見たい!」という好奇心と意欲が勝って、しっかりと自分の目にホタルのやさしい光を焼き付けていました。
どの時間帯がお子さんにとって最適なのかは、お子さんによっても差があると思います。7時頃は正直なところまだ陽が出ていて明るく、ホタル観賞は難しいです。8時頃まで頑張れれば、チャンスがあると思います!
「この日はラッキーな日」をどう作るか
「ホタルってタイミング次第で、見えたり見えなかったりするんでしょ?」という不安はありませんか?
実際、わたしたちが訪れた日は「本当によく見える日でラッキーでした」という状況でした。でも、親としてできることがあります。
それは「天気予報をチェックして、見えやすい日を選ぶ」という地道な準備です。ホタルが活発な条件(気温が上がった夜、湿度がある程度ある夜)を意識して、訪問日を決める。
あるいは、地元からのSNS等の情報で「今が見ごろ」という情報は欠かさずキャッチです。ホタルは地元でもとても大切にされているので、やはり生の声からの情報が最も信頼できると感じています。
これらの工夫をこらすことで「ラッキー」は、ある程度「仕組まれたもの」になります。親の知恵が、子どもの体験の質を左右するかもしれません。
・・・そうはいっても、「ホタルに会えるというのは、ラッキーなんだよ」と子どもに伝えることもとても重要だと思っています。


「見えるか見えないか」から「どう楽しむか」へ
最後に、重要な気づきをお伝えします。
最初、わたしは「ホタルがしっかり見えるか」ばかり気になっていました。でも、実際に3歳の娘とホタル鑑賞を楽しんでみて、気づいたことがあります。
ホタルが「完璧に見える」ことより、親が工夫して、子どもと一緒にその瞬間を味わうことの方が、ずっと大切だということです。
ほんの1匹だけでも、「あ、光った!」を一緒に味わえることほど、尊いことはない。そう感じました。
光るのは一瞬、でも、この感動は永遠です✨これがきっと「魔法の夜」なのです。
ホタル小屋での学習、天気を読む知識、タイミングの工夫。そういった親の小さな準備の積み重ねが「ただのホタル鑑賞」を「親子の魔法の夜」に変えるように思います。
6月の鳥取のホタル。これほど素晴らしい自然の恵みはありません。
ぜひこれらのコツを試しつつ、親子で素敵な初夏の時間をお過ごしください。子どもの目が輝く瞬間を、あなたも感じられるはずです。
