『生産基盤の破壊と資源浪費による構造的インフレ(スタグフレーション)』(その2)
その1はこちら。
ここではなぜ彼等の政権で生産基盤の破壊と資源の浪費が繰り返されるのか、岸田政権・バイデン政権などの背景要因から述べます。
1. なぜ岸田らの「幻覚」は強化されるのか(プロセスの確認)
コロナ禍や不況など社会的ストレス(経済停滞、格差、地位の脅威)は、人間の脳の「前頭前野(論理的思考)」の機能を弱め、「扁桃体(感情・恐怖)」を優位にします。例として、
二元論(白黒志向)の暴走: 複雑な現実(グレーゾーン)に耐えられなくなり、「AIは世界を救うか、滅ぼすか」「敵国を倒せば全て解決する」といった単純なストーリーに依存します。
認知的不協和の解消: 「自分たちの政策は失敗しているかもしれない」という不快な現実を認める代わりに、「まだ投資が足りないだけだ」「AI/戦争の成果が出るには時間がかかる」と現実を歪曲して正当化します。
集団同調バイアスとグループシンク: 異論を唱える者は「裏切り者」「理解不足」として排除され、組織内は「信じる者」だけで純化(カルト化)されます。
2. 岸田らの行動の行き着く先:ミンスキー・モーメントと「現実の復讐」
この極端な行動の行き着く先は、経済学でいう「ミンスキー・モーメント(Minsky Moment)」の心理・社会版です。すなわち、信用(幻想)が限界に達し、資産価値や権威が暴落する瞬間です。
A. 収益性なき岸田らの投資の限界(キャッシュフローの枯渇)
戦争もAI投資も、莫大な維持費(キャッシュアウト)がかかります。
行き着く先: 「期待(ナラティブ)」だけで資金を回すポンジ・スキーム的な構造が維持できなくなります。具体的には、国債の金利払いが税収を超えたり、AI企業の赤字が投資家の忍耐を超えたりした時点で、物理的に資金がショートします。
B. 岸田らの責任転嫁とスケープゴートの激化
幻想が崩れ始めても、彼らは自らの過ちを認めることができません(過剰自信とサンクコスト効果)。
行き着く先: 失敗の原因を「外部の妨害」や「内部の裏切り者」に求めます。「もっと予算があれば成功した」「あいつらが足を引っ張った」という他責思考が極まり、魔女狩りのような粛清や、より無謀な対外強硬策に出るリスクが高まります。
3. 破綻近傍(幻想崩壊時)に岸田らに起きうる具体的現象
「幻想」と「現実(低い収益性・戦果)」の乖離が限界に達し、崩壊が始まる直前(破綻近傍)には、以下のような特徴的な現象が発生すると予測されます。
① 言論統制とプロパガンダの過激化(情報の遮断)
現象: 都合の悪いデータ(戦況の悪化、AIの収益性欠如、インフレの実態)を隠蔽するために、岸田周辺の取り巻き官僚・研究者・メディアは統計の改ざんや定義の変更を行います。
心理: 「信じない者は敵」という認識が強まり、現実を直視する意見に対する攻撃性が異常に高まります。
② 「倍賭け(Double Down)」の加速
現象: 成果が出ないことが明らかになりつつあるのに、撤退するのではなく、「投入量が足りないからだ」として、さらに巨額の資金や資源(あるいは人的犠牲)を投入します。
事例: 勝てない戦争への追加派兵、収益化の目処が立たないAI人材育成への追加投資。これは破綻を巨大化させる最後のあがきです。
③ 内部告発と「賢いネズミ」の逃亡
現象: 組織の中枢にいる理性的(あるいはずる賢い)な人間から順に、崩壊を悟って資産を移転したり、組織を離脱したりし始めます。
心理: 表向きは熱狂的に従っているように見せかけながら、裏で逃走準備を始めます。これにより、組織に残るのは「狂信者」と「逃げ遅れた弱者」だけになり、意思決定の質はさらに低下します。
④ 幻滅による「逆回転(Reverse Causality)」
現象: バブル崩壊時特有の現象として、それまで「強み」とされていた要素が全て「弱点」として再評価されます。
「巨額投資=成長の証」→「巨額浪費=放漫経営」
「戦争継続=正義の貫徹」→「戦争継続=泥沼の固執」
心理: 群集心理が「熱狂」から「パニック(恐怖)」へ一瞬で反転します。昨日までの英雄が、一夜にして戦犯扱いされるようになります。
◆結論と対策◆
こういった視点は、現在の世界の状況を「集団的な認知機能低下による、現実逃避的なバブル形成」と捉えるもです。
結論: 岸田らの行き着く先は、「実体経済(物理的なリソースや生産性)」による強制的な清算です。貨幣や株価という「数字上の幻想」は操作できても、エネルギー不足、食糧不足、兵站の枯渇といった物理的現実は操作できないため、そこで破綻します。
当方が採っているスタンス(AI分析と一致): この「集団催眠」が解ける瞬間は、緩やかな着陸(ソフトランディング)ではなく、”急激な崩壊(ハードランディング)”になる可能性が高いです。 社会全体が「認知的不協和の解消」に失敗し、パニックに陥る時に備え、以下のような「正気」を保つための準備が必要です。
実物資産へのシフト: 信用(通貨・株)が毀損するため、価値が物理的に裏付けられたもの(金、コモディティ、実用スキル、実物資産)を持つ。
情報の多角化: 「フィルターバブル」の外にある、一次情報や冷徹な分析(例えば今回のような議論)にアクセスし続ける。
距離を取る: 熱狂している集団からは心理的・物理的に距離を置き、巻き込まれないようにする。
