【妄想小説】支配者の独り言
どうも、二階堂ひろしです。
今回は、僕の妄想を小説にしてみました。
妄想なので、決して本気になどしませぬよう…
では、始めて行くゥ!
夜の帳が降りた都心の最上階。
重厚な革張りのソファに深く身を沈め、男は手元の上質なグラスをゆるやかに傾けた。
琥珀色の液体が氷を揺らし、カランと静かな音を立てる。
眼下に広がる輝く街並み――そこに蠢く無数の「庶民」たちを見下ろしながら、男の唇には冷酷な笑みが浮かんでいた。
誰に聞かせるでもなく、彼は深く滑らかな声で、自らの支配の美学を語り始めた。
「本当に、私達一族の人間に比べたら、あの庶民どもというのはどこまでも愚かで、哀れな連中だよ。
奴らにはな、最初からありもしない恐怖が日常的に起こるものなのだと、昔から徹底的に刷り込んでやってある。
我々の支配を完全なものとするために作り上げた『テレビジョン』という名の装置を、あいつらは疑いもせずすっかり信じ込んでいるんだからな。
奴らが絶対に団結して我々に牙を剥くことがないよう、常に対立構造を作り続けてきた。
政治における政党の争いも、病気に対する考え方も、生き方や価値観の細部に至るまでな。
すべては分断し、憎しみ合わせるための罠だ。
馬鹿を効率よく育てるために、上の者に決して逆らわず、ただ暗記だけをして自ら思考しないような教育システムを授けてやったのだよ。
我々に都合の良い『馬鹿のエリート』を作り上げるには、12年という歳月をかけた洗脳教育が不可欠だからな。
さらに奴らには、一人では決して生きていけないように仕組み化してある。
手銭を稼ぐための本当の手段も、命を繋ぐ食べ物の作り方も、絶対に教えてやるものか。
知能を常に低い水準に留めておくため、奴らの脳を狂わせる化学物質を、日常のあらゆる物に仕込んでおいてあるのだ。
やつらと来たら、本気でフッ素が歯のためになり、塩素が水道水の消毒のために入れられ、ワクチンが病気の予防になると心から信じ込んでいやがる。
笑えてくるだろう?
それ以外でも同じだ。
奴らが触れるもの、口にするもの、その全てに毒を仕込んでにある。
これもひとえに、タヴィストック研究所の優秀な所員たちが、人々の心理や洗脳の研究に励んでくれたおかげだな。
ま、その所員たちとて、我々の支配を完成させるための高給を与えた使い捨ての駒に過ぎんがね。
まあ、最近はインターネットなどという余計なものを世に出したせいで、少しばかり賢くなる連中が増えてきて、若干やりづらくはなってきた。
だが周りを見渡してみろ。
真相に気づいている者など、未だにほんのひと一握りの少数派に過ぎない。
ワクチンなんぞ、成分を厳密に調べれば、全て身体に有害なものしか入れていないことなどすぐに判明するはずだ。
それなのに、乞食のような権威どもに金を掴ませてそれらしい口車を叩かせるだけで、庶民どもはコロリと信じ込む。
あんな毒物の塊のようなものを身体に注ぎ込み、それがどう作用すれば病気の予防になるなどと考えているのだろうな? ククッ……それすらまともに考えられなくさせるのだから、研究所の洗脳技術は大したものだよ。
ワクチンを打って病気になったら、今度は『治療』と称してまた別の毒を与えてやればいい。
『これはあなたのためなんですよ』とな。
それだけじゃない。
時に引き起こされる『戦争』だってそうだ。
増えすぎた人口を効率よく減らすために、裏で我々が仕組んでやらせているのさ。
戦争の恐怖など、我々の手先であるマスコミを操るだけで簡単に奴らの脳へ刷り込むことができる。
まさか、対立しているように見えているあの国同士がグルだとも知らずにな。
何十億もの巨費を投じて本物のミサイルなんぞ作って飛ばさずとも、奴らが肌身離さず持ち歩いている携帯端末に『ミサイルのようなものが発射されました』と画面に書き込んで通知してやるだけで十分なのだよ。
ククク……こんな単純な手口を、奴らは今も真面目に信じ切っているんだから傑作じゃないか。
我々が世に出したインターネットによって気づく者が増えたのは事実だ。
だが、もし世に真実を広めるようなリーダーシップを持った者が現れたなら、あらゆる手段を講じて潰してやるまでだ。
どうせ、彼らの発言を真に受ける者などほとんどいやしないのだからな。
『アイツは頭のおかしい陰謀論者だ!』と、仕込んだbotや工作員どもに連呼させればそれで終わりだ。
頭の悪い奴らは『陰謀論』という言葉を聞いた瞬間、その先を考える思考を完全に停止させる。
そのために我々がわざわざ作って広めてやった言葉なのだから当然だな。
それでも抵抗を続ける骨のある奴がいるなら、病気や事故に見せかけて、いくらでもこの世から消去することができる。
警察にだって捜査などしないよう、すでに手が回してあるのだ。
都合の悪い裁判など、絶対に認められないシステムになっているんだよ。
つまり奴らには、我々に対抗できる手立てなど何一つ残されちゃいないのだ。
『国の借金』というありもしない嘘を吹き込み、重い税金を巻き上げ続けることで、奴らには我が一族の支配のために永遠に働き続けてもらおう。
休日になっても、疲弊しきって何も考えたくなくなるほどにな。
バラエティ番組やグルメ情報、スポーツの狂熱に没頭させ、政治や世の中に興味を持つ気力すら奪ってやっている。
まあ、最近は選挙に興味を持つような生意気な連中が増えてきたな。
これだけ痛めつけて苦しめているのだから当然の反動かもしれんがね。
だが、既存の政党などすべて我々の息がかかっているのだから、何の脅威にもなり得ない。
そもそも『選挙で未来が変わる』などというお目出たい妄想を抱いている限り、我々の支配は永遠に安泰だ。
あんな茶番が、正々堂々と行われているとでも思っているのだろうか。
たとえ奴らにとって害になることしかしないような愚鈍な首相であってもな、ろくに調べてもいない世論調査で『適当に支持率が高い』ということにしておけばいいだけの話なのだからな。
メディアに数字を書かせるだけで、奴らは『みんなが支持しているなら』と勝手に納得するのだから本当にお目出度い連中だよ。
我々にコントロールできないものなど、この世に存在しないのだよ。
流れる情報から、国家の機構、病院、警察に至るまで。
何もかも我々が、奴らを不幸にするために裏から操っている。
そして、奴らの辿り着く末路は決まって病院の無機質なベッドの上さ。
『癌が怖い』『感染症が怖い』と、奴らの脳には幼少期から深い恐怖が刷り込まれている。
長年かけて骨の髄まで叩き込まれた固定観念は、そう簡単には拭い去れない。
奴らはどこにも本当の敵などいないというのに、癌や感染症などという虚構の敵と、死ぬ直前まで不毛な戦いをさせられるのだ。
そして真実に永遠に気づくこともなく、我々が築き上げた見えない檻の中で、惨めに暮らし続けるがいい……」
男は残りのウイスキーを飲み干すと、グラスをテーブルに置いた。
その目は冷ややかに、夜の暗闇に蠢く街の灯りを見つめ続けていた…
いかがでしょうか??
ちょっとリアルじゃ、あーりませんか?
それでは、次の記事でお会いしましょう!
チャオ🖐️
