テンパリングの海に落ちて Full ver
テンパリングの海に落ちて
指先に溶ける言葉をのせる
少しだけ熱くて
想いに流れないよう
緩む頬にエプロンをつけて
コーデは甘辛く
冷めた温度に心を見つけたい

一途なまま
壊れないで
しまっていた憧れを
形にする
いつもの待ち合わせが
手に持った視線に
顔を合わせる
漂う水の音色に掻き消されたくない

揺れないフリルが味方
ワントーンはきれいにしのばせた
慎重な緊張が振り絞る
ちゃんと届いてほしい
閉じ込めきれない音

小さな手のひらの問い合わせ
ミックスされた包装紙は
少し不格好だけど
おすすめの香りが後押しする
傾けたサテンは隠し味になって
ほどけた曖昧は
時が止まり受付される
噴水の先がゆっくりと見える
返信された気持ちは
頭の上

ポンと置かれた温かさ
遅れていたのはわたしだけ
砂のようにさらさらと
肩を震わせ全身を伝う
嬉しいと分け合ってくれた一口は
ちょっぴりわからない

ちょっぴりわからない
ビターチョコと
一筋の糸
口溶けた距離は
足跡に影が
繋がって
リボンの端が
あなたに繋がってる

泳いでる
ちゃんと見てたよ
泳いでるね
ふわりと浮いた波間に
寄り添う砂浜が歩き出す
会うように分けたくて

Artist : 赤九名 否 (ina 赤名伊南)
原作短文:君といた100年『分け合う一途』
Written by : 12340
Produced by : 12340
Executive Producer : 12340
KUJIKA World Records
© KUJIKA World Records

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12340