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君といた100年|黄身解いた群青

まだ、気持ちが残っている
黄身解いた群青のように

時間は戻らない
それでも好きだった

殻をやぶれない
言えないままのわたし
かえてくれた
気づけたの

観覧車から見た空より青いと
はじめは…笑っていたっけ

青の深さは優しさだよ

その瞳
目をそらせなかった

強がっていた嘘
同じだよと
まっすぐ包んでくれた

群青のように込み上げる
雨の遊園

行先も決めぬまま
壊れそうな卵の中
座る二人の影

届きそうな場所を
指が追う
傾くわずかな間
静けさが満ちる

焦がしてしまった言葉
ガラスに映る
夕景に溶けていく

わかっていた
…わかっていたけど

流れていく雲
すごした部屋
割れた卵にふざけ合う
わずかな香り

見え隠れする二文字
言えないまま

集めきれない青
揺れる一周

そっとダイヤルを回す

温かいオーブン
あったんだ、そこに

キッチンを眺め笑う

目を見て
最後の一口

ありがとう

まだ回り続けている
群青に

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