「なすびくん、君の気持ちが今わかったよ」——3連休の新幹線、修行の果てに届いた通知。
今、私は東海地方の実家にいる。昨日、新幹線に乗って帰省してきたばかりだ。
数日前、寝る前に今回の帰省のことを考えていて、ふと思いついた。(新幹線や交通機関から簡単に連絡できるLINEスタンプを作ろうか)と。思い立ったら、すぐに形にしたくなるのが私の性分だ。
92歳の父とLINE。時刻表を「ぴっちり」調べる愛の安否確認
父92歳、母87歳。年齢の割には元気だが、遠くで暮らしていると見えない分、心配は尽きない。私が新幹線や車で帰る際、父からは頻繁にLINEが届く。
「今、どこだ」「もう〇〇は過ぎたか?」「順調だな」……。
かつては時刻表を片手に「俺がぴっちり調べるんだ」と張り切っていた父も、今はスマホを手に、LINEでの安否確認がライフワークになっている。
野菜キャラに託した「移動のあれこれ」。AIと作った24枚のスタンプ
そんな父とのやり取りを思い描きながら、AIさんに画像生成をお願いした。かわいい野菜たちが新幹線やバスで移動したり、待ち合わせ場所に向かったり。文字加工もして、背景透過もして、喜怒哀楽を詰め込んだ24枚のスタンプが完成し、即、申請した。
3連休なめていた。連結部分で「なすびくん」とシンクロする2時間
さて、昨日のこと。うっかり三連休であることを失念していた私は、券売機の前で立ち尽くした。指定席は満席、あるのは自由席とグリーン席のみ。迷わず自由席を選んだものの、連結部分で2時間立ちっぱなしという、久しぶりの「修行」のような帰省となった。
揺れる車内、ともすればスライドしようとするキャリーバッグ。足の疲れがピークに達した時、頭に浮かんだのは自作の「なすびくん」と「ピーマンくん」だった。私のスタンプ界では、この二人はマイナス思考で、いつもついていない。
(なすびくん、ピーマンくん……今なら、君たちの気持ちが痛いほどわかるよ……)
前夜に申請したスタンプが今この瞬間に承認されれば、この「ボロボロの私」をなすびくんに託して父に送れるのに。しかし、無情にも画面上の「審査中」は動かない。
結局、なすびくんとシンクロしたまま2時間を耐え抜き、実家に辿り着いた。


「……今!?」――修行終了後に届いた承認通知と、父の愛ある(?)ダメ出し
「遅くなるから先に食べてて」と言ったのに、昼食も摂らずに待っていてくれた父母。ようやく一息つき、温かいお茶を啜っていた、その時だった。
「ピコンッ!」
スマホが軽快な音を立てる。【スタンプ承認】の通知だ。
「……今!?!?!?」
修行が終わった後に届いた、修行用(移動用)スタンプ。
早速、母にプレゼントすると、「ミニトマトさんはかわいいねぇ。これ、着く前にできたらよかったのにねぇ」と笑われた。一方の父はといえば、
「お前のスタンプだか絵文字だか知らんが、見つけにくいんだよ!」
と、不満をぶちまけてくる。スタンプが増えすぎて、選ぶのが大変だというクレームだ。……確かに、一理ある。
移動中の苦労はリアルタイムでは報われなかった。けれど、このスタンプがあれば、次回の帰省はどんなトラブルも「ネタ」にして笑い飛ばせそうな気がしている。

よろしかったら、移動中や待ち合わせ時のご連絡用に[ベジ村スタンプ【移動&待ち合わせ】]
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