【血糖値編・第2回】インスリンが疲れるとどうなる?「血糖値スパイク」の正体を1分で解説!

🩸「やっほ〜!赤血球のあかまるだよ!」
🩷「後輩のまるこです!きょうは“血糖値スパイク”についてですね!」
🟡「新人まるおっす!…名前がトゲトゲしてて怖いっす…!」
⚡ 血糖値スパイクってなに?
🩸「血糖値スパイクっていうのはね…」
食後に血糖値がグッと急に上がって、そのあとストンと下がる、“ジェットコースターみたいな動き” のことだよ。
🟡「あ…第1回で出てきた“食後の眠気”の原因のひとつっすね!」
🩸「そう、“主な原因の1つ”と考えられているよ。
それに、こうした急な変動が続くと、血管や体への負担になる可能性があるっていう研究もあるんだ。」
🩷「ただ、『どこまで悪さをしているか』については専門家のあいだでもいろいろ意見があって、
高血圧・コレステロール・喫煙など、他の生活習慣も同じくらい大事って言われています。」
💥 どうしてスパイクが起こるの?
🩸「ざっくり言うと、こんな流れ!」
糖質を一気にとる(早食い/甘い飲み物/ラーメン+ライス など)
血糖値がロケットみたいに急上昇
インスリン警備隊がパニックで総動員
その反動で、今度は血糖値が急に下がりやすくなる
→ 結果:強い眠気・だるさ・イライラ を感じることがある
🟡「うわぁ…体の中でそんな大騒ぎが起きてたんすね…」
😵 インスリンが疲れるとどうなるの?
(インスリン抵抗性ってなに?)
🩸「この『大騒ぎ』を何年もくり返していると、
インスリン警備隊も細胞も、だんだん疲れてきてしまうんだ。」
🩷「するとどうなるんですか?」
🩸「細胞のドアが開きにくくなる “インスリン抵抗性” って状態になるよ。」
🟡「ていこうせい…? 難しそうな言葉っす…」
🩸「かんたんに言うと、
『細胞のドアの鍵穴がサビついてしまった状態』 だよ!」
元気なとき:インスリンが来たら、すぐドアが開く(糖がスッと入る)
抵抗性のとき:インスリンが「開けて〜!」と叩いても、ドアが重くてなかなか開かない
🟡「ええっ!それじゃ糖が入っていかないじゃないっすか!」
🩸「そう。だから体は『もっとインスリン出せー!』とがんばり続けて、
それでも追いつかなくなると、糖尿病に近づいていく…という流れなんだ。」
🍽️ スパイクをゆるやかにする3つのコツ
(今日からできる!)
🩸「でもね、まだドアが完全に壊れる前なら、
生活習慣をちょっと見直すだけでも“ゆるやかカーブ”に近づけることができるよ!」
① ゆっくり、よく噛んで食べる
目安として「一口をいつもより多めに噛む」を意識
『30回』はあくまで目安で、人や食べものによってちょうどいい回数は違うよ。
→ 早食いをやめるだけでも、血糖値の上がり方がマイルドになりやすいんだ。
② 「カーボラスト」を意識する
野菜・おかず
→ 最後にごはん・パン・麺などの炭水化物(=カーボ)
日本の研究では、この「炭水化物を最後にする食べ方」で、
食後血糖の上がり方がゆるやかになる可能性が報告されているよ。
(※ただし、人によって効果に差があったり、
糖尿病の人向けの研究が多かったりするから、“万能ルール”というよりは『使えるテクニックの1つ』くらいに思っておいてね✨)
③ 糖質の「単品・一気食い」を避ける
ラーメンだけ
菓子パンだけ
甘い飲み物+お菓子だけ
こういう“糖質だけ”の一気食いは、血糖値スパイクの温床になりやすいよ。
卵・豆腐・お肉・野菜などを一緒にとると、カーブがゆるやかになりやすいんだ。
🟡「ぼく…ラーメンとチャーハンのセットを5分で食べてたっす……」
🩸「まるお、まずは
“野菜かたんぱく質を一品足す” & “15分くらいかけて食べる”
…ここからで十分だよ!」
🩷「『全部ガラッと変える』じゃなくて、
“できそうな一歩”からでOKです✨」
🌟 今日のおさらい
🩸「3つにまとめると、こう!」
血糖値スパイク=食後に血糖値が急に上がって下がる“ジェットコースター現象”
インスリン抵抗性=ドアの鍵穴がサビついて、インスリンが効きにくくなった状態
対策=早食いをやめる/食べる順番を工夫/糖質の単品ドカ食いを避ける!
🟡「ぼく、今日から“一口目は箸を置く”チャレンジするっす!」
📝 たいせつなひと言
🩸「『血糖値スパイク=すぐに血管がボロボロになる』というほど、
話は単純じゃないことも分かってきているよ。」
🩷「でも、食後の強い眠気・だるさが続く人や、
HbA1cが高めと言われた人は、
自己判断で様子を見る前に、いちど医療機関で相談してね。」
🩸「この記事は“体のしくみをイメージでつかむ”ためのお話。
治療や具体的な対策は、主治医や専門家と一緒に決めていこう!」
📅 次回予告!
【第3回】“インスリン抵抗性”の犯人は誰だ?鍵穴をサビつかせる「内臓脂肪」のひみつ
🟡「えっ、犯人がいるんすか…!?」
🩸「そう、実は意外なところに原因が潜んでいるんだ。次回、くわしく解説するよ!」
