損切りは技術じゃなくて、置く勇気だった
AI反省ノート Season1「株で負け方を整える編」第3話
前回までのAI反省ノート
前回は、仕事中に相場をずっと見られない自分にとって、
見られない時間のチャンスは、チャンスではない
という話を書きました。
あとからチャートを見れば、
「あそこで入れた」
「あそこで売れた」
と思うことはあります。
でも、その瞬間に見られなかったなら、
それは自分のルールでは使えない場面だった。
今回は、そこからさらに見えてきた課題です。
それが、
損切りを置くこと
でした。
株で負ける時、僕はよく損切りが遅れていました。
最初は、ちゃんと考えているつもりでした。
「ここを割ったら危ないかも」
「このラインを下回ったら切った方がいいかも」
「さすがにここまでは戻るだろう」
でも実際にその場面になると、切れない。
もう少し待てば戻るかもしれない。
ここで切ったら底かもしれない。
今売ったら負けを認めることになる。
そんなことを考えているうちに、損が大きくなる。
損切りは、知識としては分かっている。
でも、実際に押すのは難しい。
そこで気づいたのは、
損切りは技術というより、
先に置く勇気
なのかもしれない、ということでした。
入ってから考えると遅い
買う前は冷静です。
チャートを見て、
ここで反発しそうだとか、
ここを割ったら弱いとか、
いろいろ考えられる。
でも、買った後は違います。
自分のお金が動いている。
含み損が出る。
画面の数字が赤くなる。
そうなると、同じチャートを見ていても、
急に自分に都合よく解釈し始めます。
「まだ大丈夫」
「一瞬だけ割っただけ」
「ここから戻るかもしれない」
本当は、入る前に決めておくべきでした。
どこを割ったら違ったと認めるのか。
いくらまでなら許容するのか。
その損失を受け入れられるロットなのか。
ここを決めずに入ると、
買った後に全部感情で判断することになります。
逆指値は、自分を助けるためのもの
前は、逆指値を置くのが少し怖かったです。
置いたら刈られるかもしれない。
一瞬だけ下げて戻るかもしれない。
損が確定するのが嫌だ。
そう思って、置くのを遅らせる。
でも、置かないまま下がる方がもっと怖い。
相場を見られない時間があるなら、なおさらです。
自分が見ていない時に崩れたら、
手動で切ることはできません。
だから逆指値は、
自分の利益を削るものではなく、
自分を守るためのもの
として考えた方がいいのかもしれません。
もちろん、毎回きれいに機能するわけではないと思います。
一瞬で刈られることもある。
その後に戻ることもある。
それでも、損失を想定内で止めるためには、
必要なものだと思うようになりました。
これからのAI反省ノート
今回見えてきたのは、
損切りは、負けを認める行為ではなく、次に残るための行為
だということでした。
損切りを置かないまま入ると、
負けた時にどこまで耐えるかを、その場の感情で決めることになります。
それは、自分にはかなり危ない。
だから今は、
買う前に撤退ラインを決める。
損失額を計算する。
見られない時間があるなら、逆指値を置く。
置けないなら、そもそも入らない。
このくらいでちょうどいいのかもしれません。
株で勝つには、強い銘柄を見つけることも大事だと思います。
でもそれ以上に、
間違えた時に小さく終わらせること
が大事なのかもしれない。
AI反省ノートでは、こういう自分の弱さも残していきたいと思います。
勝てる銘柄を探す前に、
まずは自分の負け方を整える。
そのための第3話です。
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