少し利益が出ると、すぐ利確してしまう。僕が株で最初にぶつかった壁
AI反省ノート Season1
「株で負け方を整える編」第1話
前回までのAI反省ノート
株で負けた夜、僕はAIに問いかけました。
「君がお金を増やすなら、どうする?」
そこから始まったのは、勝てる銘柄探しではなく、
自分の判断を見直すための反省ログでした。
株を始めて、最初にぶつかった壁のひとつがある。
それは、
少し利益が出ると、すぐ利確してしまうこと
だった。
損をしたくない。
せっかく出た利益を消したくない。
今売れば、とりあえず勝ちで終われる。
そう思って、すぐに売ってしまう。
でも、売った後に株価がさらに上がる。
すると今度は、別の感情が出てくる。
「もっと持っていればよかった」
「売るのが早すぎた」
「やっぱり買い戻した方がいいんじゃないか」
この感情に振り回された経験が、僕にはある。
ある低位株をナンピンしていた
当時、僕はある低位株をナンピンしながら持っていた。
数百円台の銘柄で、自分では「このあたりが底だろう」と思いながら買い下がっていた。
でも、思ったようには上がらない。
下がったら買い足す。
また下がったら、もう少し買う。
そんなことをしているうちに、平均取得単価はだんだん上がっていった。
しばらくは含み損を抱える形になった。
その銘柄に期待はしていた。
でも同時に、かなり重かった。
毎日見てしまう。
上がらないと不安になる。
少し戻ると、今度こそ助かるんじゃないかと思う。
そんな状態だった。
ようやくプラスで逃げられた
ある日、その銘柄が材料をきっかけに大きく動いた。
長く重かった含み損が、ようやく解消されていく。
買値近くまで戻って、さらに少し利益が出るところまで上がった。
その時、僕は思った。
「やっと助かった」
そして売った。
一応、利益は出た。
少なくとも、その時点では負けていない。
長く抱えていた含み損から抜け出して、少しプラスで終われた。
数字だけ見れば、勝ちだったのかもしれない。
でも、ここから振り回されることになる。
売った後に、さらに上がった
僕は、また下がると思っていた。
だから、少し利益が出たところで売った。
でも、株価は下がらなかった。
むしろ、さらに上がっていった。
売った後に上がるチャートを見るのは、かなりきつい。
さっきまで持っていた。
自分はその銘柄を見ていた。
なのに、少し利益が出たところで手放してしまった。
すると、今度は置いていかれるのが怖くなる。
「やっぱり買い戻した方がいいんじゃないか」
「このまま上がったら、もったいない」
「まだ間に合うかもしれない」
そう思って、慌てて買い戻した。
すると今度は、少し下がる。
さっきまで上がっていたのに、自分が買い戻したら下がる。
そこでまた怖くなる。
結局、また売った。
そしてもう一度買い戻そうとした時、取引ルールの関係で買えなかった。
その後、週明けにその銘柄はさらに大きく上がった。
利益を出したのに、負けた気分だった
この時、僕は一応、利益を出していた。
最初に売った時点では、損をしたわけではない。
むしろ、長く抱えていた含み損から抜け出して、少しプラスで終われた。
数字だけ見れば、勝ちだったのかもしれない。
でも、気持ちはまったく勝っていなかった。
売った後に上がる。
慌てて買い戻す。
少し下がって怖くなる。
また売る。
もう一度買おうとしたら、取引ルールの関係で買えない。
そして、その後さらに大きく上がる。
利益を出したはずなのに、僕の中には
「やらかした」
という感覚だけが残った。
たぶん、僕が下手だったのは、利確そのものではない。
問題は、
売った後のシナリオを何も決めていなかったこと
だった。
利確が悪かったわけではない
利益を確定すること自体は悪くない。
むしろ、利確できるのは大事だと思う。
含み益は、確定しなければ消えることもある。
欲張りすぎて利益を減らすこともある。
だから、売る判断そのものが間違いだったとは思っていない。
問題は、売る理由が曖昧だったことだ。
僕はその時、
利益が出たから売った
だけだった。
なぜそこで売るのか。
その後、下がったらどうするのか。
上がったらどうするのか。
買い戻すならどこなのか。
もう追わないなら、どこで諦めるのか。
何も決めていなかった。
だから、売った後の値動きに全部振り回された。
下がると思って売ったのに上がる。
上がったから買い戻す。
買い戻したら下がる。
怖くなって売る。
もう一度買いたくても買えない。
最初から、売った後のことまで決めていれば、少しは違ったのかもしれない。
今なら、あの時の自分にこう言いたい
今なら、あの時の自分にこう言いたい。
売る前に、売った後のことまで決めておけ。
また下がったら買い直すのか。
上がったら諦めるのか。
どこまで行ったら、自分の判断が間違っていたと認めるのか。
そもそも、なぜそこで売るのか。
それを決めていなかったから、僕は利益を出しても、ずっと振り回されていた。
少し利益が出ると、すぐ利確してしまう。
そのくせ、売った後に上がると悔しくなって、また追いかける。
これは、僕が株で最初にぶつかった壁だった。
AI反省ノートにつながった失敗
この経験があったから、僕は今、AIと一緒に自分の判断を言葉に残すようになった。
買う前に、理由を書く。
売る前に、理由を書く。
売った後に、次のシナリオを書く。
そして、外れたら反省する。
株で大事なのは、勝つことだけじゃない。
自分がなぜそう動いたのか、あとから説明できること。
これがかなり大事だと思うようになった。
少し利益が出たらすぐ利確してしまう。
それは単なる性格の問題ではなく、
ルールがないまま相場に向き合っていた結果
だったのかもしれない。
だから僕は、勝ち方より先に、負け方を整えたい。
あの日、さらに大きく上がったチャートを見ながら、僕は数字以上に、自分の判断の甘さを見せつけられた。
たぶん、あれが僕にとって、株の最初の本当の授業だった。
これからのAI反省ノート
この失敗は、AI反省ノートの中で見えてきた最初の課題でした。
株で負けた理由は、銘柄選びだけではなかった。
チャートの読み方だけでもなかった。
自分がどこで焦るのか。
どこで怖くなるのか。
どこで欲張るのか。
どこで判断を後回しにするのか。
そういう癖を見つけることも、かなり大事だと思うようになりました。
これからも、株で失敗したこと、そこから見えてきた自分の癖、AIと一緒に整理した反省ログを少しずつ残していきます。
勝てる銘柄を探す前に、まずは自分の負け方を整える。
それが、今の僕のテーマです。
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