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30年ほど生きてきて、僕の人生を変えてきた本たち(候補100冊)|本棚の紹介って、究極の自己紹介だと思う。


こんにちは。Ko-3(こうさん)と申します。

本日から、新しい連載をスタートしようと思います。テーマは、「これまでに僕の人生を変えてきた本たち」です。

これまでの連載ではMBAやカナダ生活の話が中心でしたが、今回は少しテイストを変えて、「読書」というテーマで何本かの記事を書いていきます。

連休に読みたい本をお探しの方、あるいは心に響く一冊に出合いたい方にとって、何かしらのご参考になりましたら幸いです。


そして何より、皆さんにとっての「推しの本」を、ぜひ教えていただきたい…というのが、この連載を始めるもう一つの動機です。そのためにも、まずは僕の方から発信しようと思った次第です。

(今回は第1回目として「本棚全体」を簡単にツアーします。今後、計5回程度に分けて、各ジャンルの話をしていこうと思います。)

よろしくお願いします!





(1) モブキャラの台詞なのに、なぜか無性に心に残っている一節はありませんか?


皆さんの中には、「なぜかわからないけど、妙に頭に残っている一節」や「もし長期に旅行に行くならば、持っていきたい一冊」はありませんか?

本は人生を変える…の表現は少々大げさに聞こえますが、実際のところ、本にそのようなパワーは宿っていると思います。また、僕はこの表現を個人的なこだわりをもって使っています。

ここで言う「人生を変える本」とは、「読む前後で、人生が180度変わった!」という"ズシリと重たい本"だけに限定していません。

個人的には、「この考え方、心に染みるわぁ〜。このセリフ、いいわぁ〜。」と素朴に思える本も含めて、もっと気軽に「人生を変える」と銘打ってしまって良いと思うのです。


…なぜか?

人生とは「行動の積み重ね」だからです。

読了した後に、「あの本の一節が気になって、〇〇を意識するようになった。〇〇をしてみた。」…という変化があるならば、長い目で見ればそれは人生を変えるだけのポテンシャルを持っていると僕は思います。

そのため、例えばフィクション小説の「1人のモブキャラの何気無い一言が、その後の人生に大きな一石を投じる」ことだって十分あり得ましょう。

(実際に僕はたくさんありますし、本だけでなく、映画やゲームの台詞だって人生に影響を与えています。その作品が有名・無名であることは一切関係ありません。また、感じ方は人それぞれでしょう。)


ゆえに、「この一節が、心を掴んで離さない。」…という場面に出合えることほど、心躍る瞬間はないと個人的に思います。


この連載では、気がついたら僕の心に刻み込まれ、結果的には人生を変えるきっかけになった本たちを皆さんに共有できればと思います。




(2) 本棚の紹介は、「究極の自己紹介」だと思う。

※本章は僕自身の話なので、結論としての本の紹介だけ知りたい方は、次章にジャンプしてください。


僕は小さい頃から本を読むのが大好きで、小学校の夏休みには頻繁に図書館に通っていました。

…といっても、別に難しい本は読めず、ファンタジー小説ばかり繰り返し読んでいたんですけどね笑
(毎年の夏休みになると、ハリポタシリーズを読み返すのが恒例でした。余談ですが、令和の子供たちとは違ってハリポタのリアタイ勢だったので、特に最終巻が発売された時は、ダッシュで買いに行って興奮で震える手でページをめくったものです笑)


今思えば、「この本、面白い!」「この作家さん、好き!」と素直に感じながら、借りてきた本を夢中で読んでいた時期はある意味で一番楽しかったように思います。

小さな頃は面白そうな小説を選んでいましたが、大人になるにつれて、「役に立つか?」…の視点で本を選ぶように意識が変わっており、本の楽しみ方が変わってきたように感じます。(良くも悪くも…ですね。)

特に経営コンサルタントとして社会人になってからは、忙しくて本を読む機会そのものが減ってしまいました。
それでも、可能な限り本を読むようにしていました。役員への最終報告が終わって解放された帰り道に、本屋に立ち寄ったことは何度もあります。(まあ、時間の余裕はあまりないので、買ってもなかなか読めないんですけどね…。)


◼︎ライフステージによって、読む本はガラリと変わる


個人的に面白いなあ~と思うのは、自分が好きな本って、その時々の関心やライフステージによってガラリと変わること…だと思います。

僕の場合は、こんな流れでした。
小学生: ファンタジー小説
中学生: ごくごく一般的な小説(伊坂幸太郎が特に好きでした)
高校生: ミステリー小説
大学生: 歴史小説・自己啓発本
社会人(1~3年): ビジネス書・新書
社会人(4~6年): ビジネス哲学・人生観
社会人(7年~現在): SF小説


本棚にはその人の性格や人生が凝集されている。…とはよく言ったものであり、本棚の紹介は「究極の自己紹介」だと思います。


◼︎ずっとカバンの中には、本があった。

僕はこれまでに30年と少しの人生を歩んできましたが、常にカバンの中には本を入れて生きてきました

  • 小・中学校からの帰宅後、母親が帰ってくるのを待っていた夕暮れ時、

  • 大学受験のために毎日何時間も予備校に籠っていて辛かった時、

  • 大学受験の本番の朝に、不安で朝食を吐いてしまった時、

  • 現役受験で失敗して浪人生になり、 "心の不安定期" に陥った時、

  • 大学生になり、何を目指せば良いのかよくわからなくなってニコニコ動画ばかりを見ていた時、

  • 大学生の余暇を全て捧げて研究に打ち込み、アメリカの世界大会に出場して日本一になった時(…でも世界一の壁は厚かった時)、

  • あえて経営コンサルの道を選び、高い緊張感に晒されて胃が痛くなった時、

  • そして現在、海外で暮らしながらMBAに挑戦している時

…どの場面でも、何かしらの本を読むようにしていて、今思えば、僕の人生を支えてくれていました。



そこで今回は、「僕の人生を変えた本」を紹介していきたいと思っています。理由は、純粋に魅力を語りたいから…がメインですが、皆さんにとっての「推しの本」も知りたいから…というのも、大きな理由の一つです。

第一回目となる今回は全体像をご紹介し、次回以降はジャンル別に個別の本をお話ししていければと思います。いうならば、今回は「本棚全体」のご紹介です。




(3) これが、僕の人生を変えてきた本たち…のノミネート作品


さて、ここからが本題です。

第1回の今回は、「本棚全体のツアー」としての位置付けです。イメージとしては、アカデミー賞のノミネート紹介みたいな感じです。

次回以降、ジャンル別に「特に思い入れが深い1〜2冊」をピックアップし、個別に魅力を語っていきます。(今回はあくまで"頭出し"です)


なお、昔を思い返しながら素直に挙げていったら、100冊を超えていました

以下に、皆さんにとっての思い入れの深い本はありますでしょうか?また、皆さんにとっての「1番」はありますか?ぜひ教えてください。



SF小説編:

SFって、一見すると子供向けの様に見えて、実は結構大人向けだと思う。

なぜなら、SFには「考えされられる」本が多いから。本に夢中になっているはずなのに、まるで "鏡"のように自分自身を見ていることがある。そこがSFの魅力の一つだと思う。

  • 星を継ぐもの(シリーズ)

  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか

  • 幼年期の終り

  • アルジャーノンに花束を

  • 華氏451度

  • 三体

  • 1984年

  • 動物農場

  • 息吹

  • 夏への扉

  • 地底旅行

  • 星新一シリーズ


ミステリー小説編:

たまーに、「トリックが先にありき」な感じがして、話の展開や心理描写に対して「ん?…そうはならなくない?」って思う本ってありません?

そういう本は、急に "ハリボテ感"を感じてしまって個人的に興冷めしてしまうのですが、一方で「微に入り細を穿つ」ような本は素晴らしい良書だと思う。


  • そして誰もいなくなった

  • オリエント急行殺人事件

  • すべてがFになる

  • 十角館の殺人

  • イニシエーション・ラブ

  • 葉桜の季節に君を想うということ

  • 容疑者Xの献身、白夜行、虚ろな十字架(ほか、東野圭吾)

  • リバース、告白、Nのために(ほか、湊かなえ)


歴史小説編:


あらためて振り返ると、歴史小説の楽しみ方って不思議な気がする。
「歴史」と言いつつ実際はそれなりにフィクション小説だったりするけど、フィクション小説にあるような「どんでん返し」や「急展開」があるわけでもない。

それでも引き込まれてしまう独特の魅力があるのが歴史小説の良い所。「大河」という表現は、とても言い得て妙な表現だと思う。

  • 国盗り物語、関ヶ原、竜馬がゆく、太閤記、軍師二人…(司馬遼太郎)

  • 光秀の定理、信長の原理、室町無頼(垣根涼介)

  • 真田三代、天地人、左近(火坂雅志)

  • 豊臣秀長 ある補佐役の生涯(堺屋太一)

  • じんかん(今村翻吾)


その他小説 (※ジャンル分けに迷ったもの含む):


…結局のところ、若い頃に好きだった本が思い出補正で強い気がする。

  • ジェノサイド (高野和明)

  • モダンタイムス / 魔王 / 終末のフール / ラッシュライフ / チルドレン (伊坂幸太郎)

  • カラフル / DIVE!!(森絵都)

  • モモ (ミヒャエル・エンデ)

  • 深海のYrr (フランク・シェッツィング)

  • なぜ銅の剣までしか売らないんですか?(エフ)


ビジネス哲学 & ビジネス書:

社会人になった最初の時期は、「ビジネス書から仕事を学ぶ」けれど、次第に「ビジネス書 "以外" から仕事を学ぶ」感覚になってきて、最後には「人生から仕事を学ぶ」ようになってくる。

ビジネス書の面白い所は、本の一節を、「自分の経験」に照らして、その背景や含蓄を味わうことができること。自分にまだ十分な経験が無い時はただの文字列にしか見えないのに、経験が増えてから読み返してみると、「こんなに良い本だったっけ?」と手のひらを返すようになる笑。


ビジネス哲学

  • マネジメント(ドラッカー)

  • アイデアの作り方(ジェームス・ヤング)

  • 苦しかったときの話をしようか(森岡 毅)

  • 働く君に贈る25の言葉(佐々木 常夫)

  • 稲盛和夫の実学(稲盛 和夫)

  • 不格好経営(南場 智子)

  • 孫子

ビジネス書(人生を変えたと呼ぶには少々ライトなので、以下詰め合わせ)

  • 戦略プロフェッショナル、V字回復の経営、イノベーションのジレンマ、イシューから始めよ、確率思考の戦略論、ゼロ秒思考、影響力の武器、メモの魔力、マイケル・ポーターの競争戦略、ライトついてますか?


人生観・自己啓発:


失礼な話、このジャンルは玉石混交な世界に感じるので、ちょっと近寄り難かったりする。

でも刺さる本に出合えば “墓場まで” 持っていける。そんな魅力があるジャンルだと思う。

  • 星の王子様

  • 人間とは何か(マーク・トウェイン)

  • 7つの習慣

  • 思考は現実化する

  • 嫌われる勇気

  • 自分の中に毒を持て(岡本太郎)

  • 赤めだか(立川談春)

  • 生きざま: 私と相撲、激闘四十年のすべて(貴乃花 光司)


人文・自然科学:


正直自分は "にわか" な領域なのだけど、それでも "にわか" なりに世界を見る目が変わるのは味わい深い。

  • サピエンス全史

  • 銃・病原菌・鉄

  • 利己的な遺伝子

  • センス・オブ・ワンダー

  • ドーキンス博士が教える「世界の秘密」

  • 空想科学読本(※ここに入れるのは怒られそうだけど便宜上)



おまけ(漫画とファンタジー小説、ゲーム):

おまけ感覚で、お気に入りの作品をチョイス。特に、漫画とゲームは、たとえモブキャラの台詞でもいちいち心に刺さるようなお気に入りを選択。

なお、「ファンタジー小説」のラインナップを見ると世代がわかると思います笑

  • 漫画:風の谷のナウシカ、チ。、ドクターストーン、ハンターハンター

  • ファンタジー:ハリーポッター、ダレン・シャン、ロード・ロス、エラゴン(ドラゴンライダーシリーズ)、バーティミアス、セブンスタワー、HOOT、タンタンの冒険、デルトラクエスト、マジックツリーハウス

  • ゲーム:クロノクロス、ゼノギアス(ここでは「台詞の良さ」の観点で選んでいます。ちなみに自分は小学生の頃から、だいぶゲームに人生の時間を費やして参りました。…というか現在進行形ですね。カナダにもSwitch 2を持参しています。)



本日のラストに:
皆さんの「至極の一冊」を教えてください


この記事をざっと振り返ると…

  • 「人生を変える本」は、もっともっと気軽に定義して良いと個人的に思います。結果的に行動が変わるきっかけになれば十分にポテンシャルを持っており、僕はこの観点で「人生を変える」と銘打っています。

  • 本棚は、その人の性格や人生が凝集された「究極の自己紹介」だと思います。今回は、自己紹介もかねて、僕自身の本棚ツアーをお届けしました。

  • 次回以降、ジャンル別に「特に思い入れの深い1~2冊」を深掘りしていきます。



次回は、「SF小説編」からスタートしようと思います。僕は20代後半になってから急にSFが刺さるようになりました。なぜ急にハマったのか?…そのあたりも含めて、お話しできればと思っています。

皆さんにとっての「至極の一冊」がありましたら、ぜひコメントで教えてくれると嬉しいです!

何かの参考になりましたら幸いです。

またどこか別の記事で!


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