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【おかえり、ヨコハマ展】バイオリンを三味線のように弾くトリッキー姉さんが登場!

横浜美術館が2025年2月に全再開館!おめでとう!イェーイということで遅くなったけれどリニューアルオープン展の「おかえり、ヨコハマ」に行ってきた!

ルネ・マグリット
《王様の美術館》1966
マックス・エンルスト
《少女が見た湖の夢》1940

コレクションの顔と言ってもいい、マグリットやエンルストの絵を見れて嬉しかった。のですが、特に面白かったのは第2章の「みなとを、ひらけ」。ペリー来航して開港、外国人が行き交う横浜の街を描いた面白絵たちが並んでいた。とりあえず、教科書でお馴染みのこれが見られるだけで満足↓

ペーター・ベルンハルト・ヴィルヘルム・ハイネ(伝)
《ペルリ提督横浜上陸の図》1854

そして、タイトルにもある通り、バイオリンを三味線のように弾く、トリッキー外国人お姉さんの姿が!!↓

歌川秀貞 
《横浜異人商館之図》1861

こちらは歌川秀貞が描いた《横浜異人商館之図》。バイオリン三味線姉さんが日本人の女性と喋っている。日本女性はバイオリンを初めて見たのか、「あんた、いい三味線持ってんじゃん!」と言っている??それとも「あんた、それは三味線じゃないでしょ!あたし知ってるんだから」と言っているかもしれない。

そもそもバイオリン?大きさ的にはヴィオラにも見える。でもバイオリンやヴィオラに見られる顎あてがないような気もするので、まさかのチェロ?もしくはほんとに西洋式に作られた三味線?バイオリン自体は戦国時代の南蛮貿易の時に入ってきていたそうなので、幕末の横浜でも完全に未知なる楽器ではなかったと思うけれど、秀貞は見たことがあったのだろうか。無知なのは秀貞か外国人の方か。

左部分

そしてこの絵の左側にも謎の登場人物が。青年?少年が謎のポーズで女性の長ーい結われた髪を持っている。そして女性は少年と顔を合わせ何かをじっくり見ている、、、?なんだこれは、何か珍しいものを見ているのかな。どういう状況??

《横浜鈍宅之図》
《五箇国人物行歩図》

秀貞の描いた横浜はまだまだ並ぶ。でも結構楽器の描写が目に入った。右上の隅に描かれているめっちゃ長い管楽器はなんだ!?

昇斎一景
《汐留より蒸気車通行の図》

こちらは、作者変わって昇斎一景。汽車の赤と黄色の色合いがかわいい。この時代の浮世絵の共通なのだろうか。窓の中や車窓の中、ちっちゃい人物までしっかり描かれている。こんなカラフル汽車今も街に走っていたらいいのに!

歌川貞秀
《横浜商館真図》

こちらも面白い。《横浜商館真図》↑。人種混合の人々の様子も面白いけれど、上に記される外国語訳表がとても気になる。衣服、良い、私、男、そして数字、、、そういう単語が必要なのは全然わかるけれど、一番右の一覧、天地、風、月、、、?商売の中でどこで使うんだ!この単語。↓

五姓田芳柳(伝)
《外国人男性和装像》
渡辺幽香
《白衣婦人像(仮題)》1883

次の章から並ぶ、かっこいい和洋折衷絵も明治のこの時期ならでは感があってとても楽しい。途中からレキシを聴きながら見ていた。

フェリーチェ・ベアト
《東海道の風景、リチャードソン氏殺害の現場》

幕末ー明治の横浜特集の極め付けはフェリーチェ・ベアトが映した生麦事件の発生地↑!フェリーチェ・ベアトの写真を美術館で見たのは初めてかもしれない!嬉しい。「たぶん、Maybe明治」「フェリーチェ・ベアト」なレキシチを聴きながら見るととっても楽しい。

そのあとも横浜出身の画家の絵なども並び、これぞ横浜美術館ならではという楽しい展示でした。6月2日まで。

土製頭部片(栄区公田ジョウロ塚遺跡)
縄文時代中期

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なすにきび...勝手美術 偏った美術愛ですが、面白いなと思っていただけたら、いいねフォローなどよろしくお願いします。大変はしゃぎます。