旅先でも、やっぱり山を歩く|今日の山歩 岐阜・金華山
ゴールデンウイーク、妻の実家がある岐阜に来ています。
せっかくなので、今朝は少し早起きをして、金華山を歩くことに。
下の道路からは、岐阜城を見上げたことがあるが近くで見たことがなかったので、ずっと行ってみたかった場所。
前日まで降っていた雨は、朝にはきれいに上がって、空は曇り。
でもそのぶん、暑さがやわらいで、歩くにはちょうどいい。

スタートは岐阜公園から。
「めいそうの小径」という登山道を進む。

少し湿った空気と一緒に山に入る
名前の通り、静かな道だった。
雨上がりの空気がしっとりとしていて、足元の土はやわらかい。
ただ、そのやわらかさが少し曲者で、ところどころぬかるんでいて歩きづらい。
足を取られないように、一歩ずつ確かめながら進む。
こういう道を歩いていると、自然と無心になる。
考えごとをしているようで、していない。
ただ足元と呼吸に意識が向いていく。


山頂に近づくにつれて、少しずつ視界が開けてくる。
山の上には、岐阜城。

標高は329m。
数字だけ見ると高くはないけれど、しっかり「登った感じ」がある山だと思う。
歩きながら、ふと徳島の眉山を思い出す。
標高は290m。どちらもロープウェイがあって、登山道もいくつかある。
街のすぐそばにあって、生活の中に溶け込んでいる山。
似ているな、と思う。
違う土地に来ているのに、どこか見覚えのある感覚。
そういう瞬間が、少しうれしい。
帰りは「百曲がり登山道」で下山。
こちらもまた、名前の通りの道で、くねくねと曲がりながら標高を下げていく。

ぬかるんだ下りは、登りよりも気を使う。
滑らないように、バランスを取りながら、ゆっくりと。
無事に公園まで戻ってきたとき、
派手な達成感というより、じんわりとした満足感が残っていた。


旅先でも、結局こうして山を歩いている。
たぶんこれが、自分にとっていちばん自然な過ごし方なんだと思います。
では、また次の山歩で。
