冬の北海道を道東中心に楽しむ鉄道旅(後編・知床斜里→網走→釧路→札幌)
3泊4日の北海道旅行、後編ということで後半2日の旅程を紹介していきます。
見渡す限り一面の流氷!北浜駅で下車
知床斜里642→北浜714・754→桂台807
この日は知床斜里駅を始発で出て網走へ向かい、その後釧網本線を折り返して進む予定でした。前日のうちに網走まで行っても良かったんですが、空いた始発列車で海を眺めたいと思い知床斜里で宿泊していました。
土曜日ということで閑散とした始発列車、知床斜里発車後すぐに海と出会いますが氷が少し浮いているだけ。今年は流氷がなかなか接岸しないらしくやっぱり期待しているほどは見られないかな、北浜で降りるほどでもないかな、と思っていました。
北浜手前で再び海と出会いますが一面の流氷!これは降りるしかありません。
駅裏の海岸に降りてみます。遠くに車で来た観光客が2人ほどいましたがとても静か、人生初の流氷を堪能します。




40分、流氷の景色を楽しみ後続の列車に乗り込みます。このまま網走駅に着いても折り返し列車まで2時間あります。そこで網走の一つ手前、街中にある桂台駅で下車。途中河口にある道の駅に立ち寄りながら雪の降る網走の街を歩きます。セイコーマートにも立ち寄りつつ30分ほど歩いて網走駅に到着しました。この日は流氷物語号の運行日、駅は賑わいを見せていました。私は流氷物語号の後続、釧路行きを待合室で待ちます。


標茶駅からSL冬の湿原号に乗車
網走1024→(しれとこ摩周号)→標茶1240・1400→(SL冬の湿原号)→釧路1542・1612→(特急おおぞら10)→札幌2029
2両編成のしれとこ摩周号釧路行きは閑散としていましたが、知床斜里駅で流氷物語号から乗り継いできた観光客で一気に混雑します。野上峠を越えると外は吹雪いてきました。列車は止まらないか?と心配しますが力強く進んでいきます。
標茶で多くの乗客と共に途中下車、SL冬の湿原号を待ちます。駅前は観光列車の到来でお祭りムード、私も標茶のお店の商品が集ったアンテナショップで買い物します。シフォンケーキと標茶牛乳、コロッケを購入して駅待合室で頂きます。どれも飾らない味で美味しかったですね。
1時間ほど待ってSLに乗り込みます。私はえきねっとで10時打ちをして湿原側に向いた座席を確保していました。SLは吹雪の中釧路に向けて出発します。雪景色の湿原、これこそSL冬の湿原号です。1時間42分の旅でしたがあまりにも楽しく時間は一瞬で過ぎていきました。


SLは定時で釧路到着、道東を去るべく札幌行き特急おおぞらに乗り込みます。珍しい吹雪の道東を疾走、4時間以上の乗車でようやく札幌に到着です。この日はここまで、札幌ラーメンを食べるのもアリですが疲れたのでもう休みましょう。


自己流で札幌・小樽を観光
最終日は旅程崩壊に備えて札幌・小樽を1日観光する日にしていました。しかし普通の観光スポットに行くのではつまらない。自己流で観光していきますが、これは他人にとても薦められる行程ではありません。部分的に参考にして欲しいところ。
まずは始発の然別行きに乗車。山線直通の数少ない列車、バケモノ気動車キハ201で運転されます。海沿いにあり一度降りてみたかった銭函で降ります。この日も天気は大荒れ、日本海は波が高く風も強い。大迫力の日本海を見て折り返しの札幌行きに乗車します。


札幌行きを手稲で下車します。なぜ手稲で降りたのかというと、一度乗ってみたかった列車があったからです。それは「ホームライナー」、ひがし北海道フリーパスの指定席利用も2回分残っていたので乗車してみました。手稲の車両基地から送り込みを兼ねたこの列車、日曜日なので当然ガラガラです。時刻表を見てみるとこれは初日乗った特急とかち1号の送り込みじゃないか!よく分からない興奮を胸に札幌まで16分の移動、特急座席を楽しみます。
札幌では今度は小樽行きに乗り桑園で下車。もうここまで来ると奇行レベル100ですが、目的としては海鮮丼を食べること。せっかく北海道に来たなら新鮮な海鮮を食べたいですが大体の海鮮系は高すぎる。そこでネットで調べていると、桑園駅から徒歩15分の札幌場外市場で8時からやっている「海まる食堂」の朝得海鮮丼980円を見つけました。朝8時ちょうどに食堂に到着、さっそく海鮮丼を頂きます。観光地で980円で海鮮丼が食べられるなんて!ネタもさすが北海道という美味しさ!大満足です。

次は小樽へ向かいます。小樽といえば小樽運河、駅前通りを10分強歩けば着く最高の立地です。ただ運河沿いを歩く以外やりたいことがなかったので少し散歩してすぐに札幌方面に戻ります。


その途中、銭函と並んで海に近い駅、朝里で降りてみますが無人駅なのに観光客が多い。しかもマナー的に見てほとんどが中国人です。警備員の人がいたので話を聞いてみましたが、中国映画の聖地として中国人が毎日たくさん訪れるらしく、しばしば列車が止まったり遅れたりするような事故も起こるとのこと。やっぱり中国人観光客は自分勝手なところがありますからね。日本人にももちろんそういう人はいますが、やっぱり中国人は自分さえよければ、という人が多いので見ていて気分が悪くなります。まあ朝里駅の海は迫力があって面白かったですよ。

後続の列車で発寒駅まで乗り、駅から歩いて10数分の人気ラーメン店「八乃木」を訪れます。並んでおり店に着いてからラーメンが出てくるまで40分かかりましたが、出てきた味噌ラーメンは濃厚でとても美味しい。生姜たっぷりで口臭も気になりますがね。
発寒駅から列車に乗って札幌駅に戻ります。最後は札幌観光。赤レンガ庁舎、時計台、大通公園と巡りお土産とソフトクリームを買うため北菓楼にも立ち寄ります。あんなに寒い中ソフトクリームを食べるなんて、と思われそうですが北海道でソフトクリームを食べることも今回の旅行の目的の一つでした。490円の値段も納得の大きいソフトクリーム、最高の味でしたよ。
最後は帰りの飛行機に乗るため新千歳空港へ向かいますがあえて快速エアポートのuシートではなく特急北斗の指定席で南千歳へ。エアポートに乗り換えて新千歳空港に到着です。吹雪の中心配でしたが無事に空港に着けてホッとしました。
とても寒く吹雪もあり大変でしたがなかなかできない体験で楽しかったです。今回はけっこう歩いて脚が軽い筋肉痛になるほどでしたが、街を歩く楽しさが勝りましたね。皆さんにこんな過酷な旅はおすすめしませんが、好きなように旅行することが一番だと伝えておきます。
