レモンと殺人鬼
レモンと殺人鬼というミステリ小説を読んだ。友達が面白いよって勧めてくれて貸してくれた。
帯には「どんでん返し」や「二転三転四転五転の展開」って書かれていた。私は、「どんでん返し」や「意外な展開!」と書かれている本を読む時、『いやいや騙されないよ私は😏』や『(全員に対して)こいつが犯人だな』と思いながら読むから、読み終えた時、『思ってもみなかった展開だったなあ』や『意外な結末』と思うことがどんでん返しの展開があると知らないで読む本に比べて少ない気がする。前情報がゼロで読む本の方が『おおー意外な終わり方』って思うことが多い。
でもこの小説は『あーこいつが犯人ね。そうだと思ってたわ😀』って5回くらい思った。全部間違えてた。大事な登場人物と思ってた人が途中から出てこなくなったり、絶対犯人だと思ってた人が全く関係ないイかれたやつだったりした。ミスリードにも全部引っかかったし。こんなに最後に展開が重なる小説は初めて読んだかも。
あと、最後主人公が自分は虐げられる星の人間っていう思い込みから虐げる星の人間だったって気づいていく思考が面白かった。今まで虐げられる星の人間だと思っていた自分の家族がそうじゃなかったって思って、自分が鶏を絞めてたことも思い出して、自分は虐げる側だって気づいたのがよかった。でもあれは殺されるかもしれない極限状態で、自分が相手を殺した時の自分が納得するための言い訳な気もする。佐神のお父さん倒した後はマスクも取ってたし、歯並び直す決意もしてたし、何か前より自信がついてる感じがした。虐げる側であるって思えたから前向きになってるのが歪んでて人間って感じがした。でも、前の自信なくオドオドしてた主人公よりは幸せに生きていきそうだと思った。
最近はミステリー読めてなかったけど久々に読んだらやっぱ面白かった!

