🦷「歯磨剤で治るわけない」と思っていた私が驚いた、あるケース
「歯磨剤は薬じゃないので、塗るだけで治ることはありません」
これは、私が患者さんによくお伝えしている言葉です。
……でも最近、その“常識”を少し揺さぶられる出来事がありました。
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▫️重度歯周病の患者さん
ある患者さんが、かなり進行した歯周病で来院されました。
歯周ポケットは5mm以上の部位が多々あり、排膿+++、動揺もあり。
当初よりはプラークコントロール(PCR)も改善してきており、
デンタルIQも徐々に上がってきていました。
喫煙者ではありますが、予防意識は比較的高い方で、
指導したことはしっかり実践してくださるタイプの患者さんです。
それでも、炎症や排膿が完全にはおさまらず、
どうしたものかと思っていた矢先でした。
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▫️夜だけ変えた“ある歯磨剤”
そんな中で、**夜だけ「コンクールリペリオ」**という歯磨剤を使ってもらうことにしました。
実はこの歯磨剤、私自身は以前から知っていたものの、
あまり積極的におすすめしてこなかった理由がありました。
……それは「味」。
けっこう“しょっぱい”んです。
好みが分かれるので、続けにくい方もいるかなと思っていました。
でも今回のケースでは、その“しょっぱさ”よりも効果の実感が勝ったようで、
患者さんも「最初びっくりしたけど、今は慣れました」と笑っていました。
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▫️経過の変化
1ヶ月後のSPTで来院された際、
患者さんがこう話してくれました。
「実は使い始めて2週間くらいで、膿が出なくなった気がしたんです」
その時点で排膿も明らかに減っており、
「え?動揺ももしかして…?」と感じたのを覚えています。
正直、最初は“気のせいかな?”と思うほどの変化でした。
さらにその1ヶ月後(使用から約2ヶ月後)には、
動揺が確実に落ち着いてきているのを私自身も実感。
継続的なブラッシング指導とセルフケアの積み重ねに加えて、
歯磨剤のサポート効果を無視できないなと感じました。
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▫️他の患者さんにも試してみて…
このケースをきっかけに、似たような症状の数人に同じように
夜だけリペリオを使ってもらいました。
すると、ほとんどの方が改善傾向を感じたとのこと。
ただ、ひとりだけアレルギー体質の患者さんがいて、
「口の中が荒れてしまって使えなかった」と話していました。
この経験から、「合う人もいれば合わない人もいる」という当たり前のことを
改めて感じました。
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▫️歯磨剤は“治す薬”ではないけれど
もちろん、歯磨剤だけで歯周病が“治る”わけではありません。
でも、歯ぐきの血流を促したり、炎症を和らげるサポートは
意外と大きな力になるのかもしれません。
日々のケアを支えるパートナーとして、
こうした“プラスαの力”を上手に取り入れていけたらいいなと思いました。
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※本記事は特定の商品を宣伝・推奨するものではなく、
一歯科衛生士としての臨床経験を共有する目的で執筆しています。
メーカーからの提供・依頼等は一切ありません。
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