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_emma
映画『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』の感想
よく価値が理解できないものが世の中にはいくつもある。アート、ギャンブル、キャバクラ、韓国ドラマ、フィギュアスケート、スノボ、バーベキューなどなど。その筆頭にバレエがある。何が面白いのかほとんど理解出来ない。柔軟性やバランス感覚や跳躍力は確かに単純に凄いと思う。100歩譲ってチャイコフスキーのくるみ割り人形や白鳥の湖、ラヴェルのボレロ、ドリーヴのコッペリアなど音楽は素晴らしいのは解るんだけど。
この映画のタリア・ライダーさんというアメリカの女優は好きな女優で、若い頃のMadonnaを彷彿とさせてチャーミングでいいんですよ。バレエも上手で、迫真の演技にも圧倒される。『スイート・イースト』とはまた違う魅力です。今後も注目していきたいです。
ロシアに単身でアメリカから乗り込んでバレエを学びプリマドンナを目指す女の物語。サクセスストーリーと思いきや、どちらかと言えばバレエの舞台裏を見せる映画のようだ。鬼コーチが怖い。容赦なく厳しい。ライバル同士のいがみあいや嫌がらせ、足の引っ張り合い。観ていて辛い。アメリカ人なのでロシアで伝統と権威のあるボリショイバレエ団には入るのは難しい。そのために結婚してロシア人になる。パトロンを見つけ不倫する。野心を叶えるためなら手段は選ばない。女コーチは途中から急に温厚になって拍子抜けしてしまった。映画レビューでどなたかも書いていたが、『セッション』と同じ臭いを感じた。鬼コーチとバレエダンサーのエゴのぶつかり合いと共闘、みたいな物語だ。実話。
40点⭐️⭐️
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