回文エッセイ20 原点に戻ってAIに変な回文を絵にしてもらいました
このシリーズもついに二十回目。目標にしていた回数に届いていつやめようかと思案している私です。
これからはもうおまけのようなもの。のんびり老後を過ごすように、気が向くままにやったらいいか。
……とか考えていたら、過去を振り返りたい気分になってきました。
思い返せばこのシリーズを始めたのは、戯れにAIに回文を絵にしてもらったのがきっかけ。
結構ユニークめな絵が上がってきたので、これを並べて文をつけたら面白い投稿にできるんじゃないかと考えたのが一回目でした。
ここらで原点に帰ってAI絵の特集をやってもいいんじゃないか。
というわけで、自作回文、
かなり顔がオカリナ化
かなりかおがおかりなか
をジェミニに頼んで絵にしてもらいました。
しかし最初に描いてもらった時には、ただサラリーマンの顔にオカリナを貼り付けただけ、みたいな面白味の無い絵だったので、少し頭を使って「奈良美智風のおでこが広い女の子の顔全体をオカリナに。シュールな感じで」とリクエスト。
そうしたらそれなりの絵が上がってきました。

「なんだ有名画家の絵を真似させたらクオリティが上がるんじゃないか」
そう思って次はダリ風に。と注文してみると……

ちゃんとそれっぽい絵を描くではありませんか。AIの性能はここ三、四ヶ月くらいの間に上がったようです。
続いて芸術家シリーズとして、次の回文、
間欠泉が美顔石鹸化
かんけつせんがびがんせつけんか
をゴッホ風に、と頼んでみました。
すると……

試行錯誤の末、仕上がった絵は何故か和風に。ゴッホは浮世絵が好きで模写もしていたらしいので、まるっきり見当違いでもないでしょうが。
次は少し攻めてみましょう。
確かに家内は卑猥な蟹貸した
たしかにかないわひわいなかにかした
これをクリムト風にとリクエストしてみると、

文句無しにクリムトですが、面白くはない。回文を正確に表しているとは言えない絵。
クリムトでは上品過ぎるのかもしれない。
そう思ったので、今度はクリムトの後輩で過激なエロティシズムに定評がある「シーレ風にして」と頼んでみると、

ポリシーに厳しいAIが描いたとは思えない。noteの規約的に大丈夫なんだろうかと心配になるくらいの絵があがってしまいました。
芸術というコンセンサスが入ると規制が緩むのは、権威に弱い人間だけじゃないようです。
それでは……と調子に乗って続いて頼んだのがこれ。
台は卑猥だ
だいわひわいだ
期待に胸を膨らませながら「シーレ風に」と頼んだら、一応描いてはくれたんですが、出来上がったのはただ木の台の上に裸の男がいるというだけの絵でガッカリ。
試しに同じお題をChatGPТに頼んでみると当然のようにポリシー違反と断られ、何とかGroKを宥めすかして描いてもらったのが次の絵です。

卑猥と言ったらやっぱりタコ。ですよね。
どんどん行きましょう。
タコと言えば連想されるのはイカ。次の回文、
鑑識が描いたイカが鬼神化
かんしきがかいたいかがきしんか
をChatGPТに「はっちゃけた感じで」とリクエストしてみると、

ChatGPТもこの企画の趣旨が分かってきたようです。
しかし、いかに元気なイカであっても人間のように長生きすることはない。死んだ後はどうなるか。多分こんな感じでしょう。
怪奇。猿が食べたがる裂きイカ
かいきさるがたべたがるさきいか

最後はここに登場させるのは恐れ多いような、国民的人気キャラに締めてもらいましょう。
医師口説くドラえもんもエラ毒々しい
いしくどくどらえもんもえらどくどくしい

ちなみに同じ回文をGrokに描いてもらったのがこれ。

Grokは何か勘違いしているようだ。
