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ストアのスクショは説明書じゃなく広告です— 個人開発でもできるスクショ改善3ステップ

あなたのアプリのスクショ、もしかして「貼っただけ」になっていませんか?

こんにちは、Wiratです。

今回は、アプリのダウンロードに大きな影響を与えるストアのスクリーンショットについて書いてみます。

初めてアプリを公開する方は、スクショをストア公開のクリア条件として「仕方なく貼っただけ」になりがちです。でも、それではダメです。スクショはクリア条件でも単なる説明書でもなく、アプリを手に取ってもらうための広告です。

さらに例えるなら、スクショは初対面で自分をよく見せる服装のようなものです。

服装で清潔感やセンスの良さを示すように、
スクショでもアプリの魅力や使いやすさを伝えることができます。

ユーザーはアプリ名を見て、次にスクショを見ます。ここで印象が弱いと、そもそもダウンロードまでたどり着きません。スクショはまさに第一印象を決める服装なのです。


私もデザイン専門ではありません

私もスクショ作りは最初は上手くなかったです。
(今は上手い、と言ってるわけではないですよ)

ですが、いくつかのポイントを押さえるだけで、0点だったスクショが7点くらいにはなることに気づきました。

デザイナーさんレベルの10点には届かなくても、最低限の工夫で大きく改善できることは伝えたいです。

というわけで、実際の私のアプリのスクショを例に出しながら、解説していきたいと思います。

では、スクショの改善ステップを、分かりやすいように
私が公開しているTRPGダイスアプリのスクショを例にして
「初めて会う人に会う服装」に例えながら、見ていきましょう。


ステップ1:貼っただけ → ジャージ

貼っただけのスクショ
  • 画面をそのまま貼っただけ

  • バナー広告や通知も写ってごちゃごちゃ

  • 何の説明もなく、それぞれの画面で何を言いたいのかがパッと分からない

服装に例えるとジャージ。
初めて会う人にジャージで行ったような印象です。
もしくは、フンドシ一丁くらいに思ったほうがいいかもしれません。
清潔感や配慮が伝わらず、第一印象で「ちょっと…うーん」と思われます。

バナー広告や通知がそのまま写っているのは、まさにジャージからはみ出たパンツ。朝のごみ捨てに出かけるときの生活感そのもの。全くおめかしする気がないように見えます。

スクショも同じで、画面をそのまま貼っただけでは「このアプリ、使ってみよう」と思ってもらえません。
スクショとしては0点です。

※ なお、このスクショは、記事を書くにあたり、例として作ったもので、この状態で実際にストアに出していたことはありません。

あ、ちなみに私は、初めてデートする女の子にジャージで会いに行って、
開口一番「なんでジャージで来たんや」
と詰められたことがあります。
その日は解散するまでずっと説教され続けました。
ジャージの怖さ、分かっていただけましたか?


ステップ2:スマホ枠+文字 → 普段着

修正したスクショ(少し前までストアで出していたもの)
  • スマホ枠を付け、上に文字で説明を追加

  • バナー広告は消す

  • 画面の余計な部分は隠せる

  • 画面で何を言いたいのかは分かる

  • 文字はまだ説明書っぽく、直感で理解するには弱い

服装に例えると普段着。
カジュアルで清潔感のある服です。
ジャージよりはるかに良くなりました。
ここまでくれば人に会っても大丈夫なレベルです。
ただし、他の人も普段着くらいのオシャレはしていると思ってください。
つまり、平均です。やっと人並みです。

ここまでくれば…4、いや5点!
今までジャージだった人は、まずここを目指しましょう。


ステップ3:キャッチコピーでベネフィットを強調 → さりげなくおしゃれ

現在のスクショ
  • 文字はキャッチコピーでベネフィット(利点)を直感的に伝える

  • 1枚目と2枚目のスクショを入れ替え(機能より、動きのある方のスクショを前に)

  • 最後に遊び心のある1枚を追加(ワンポイントアクセサリー)

  • 余計な要素は削ぎ落とし、広告として機能

服装に例えると、さりげなくおしゃれ。
着飾ってはいないけど、「なんかセンスいいな」と思わせるレベルです。

アクセサリーはさりげなくワンポイントで。
例えば「最後の1枚に遊び心のあるスクショを入れる」くらいで十分です。

たくさんアクセサリーを持っているからといって、ドクロの指輪、ベルトに鎖、金のネックレスとブレスレット、高級時計、エナメルの靴をフル装備する必要はありません。

説明文も、「あれができます、機能がこうです」という説明から、「これを使うと、あなたのTRPGライフがこう楽しくなるよ」というメッセージに変えます。

服装の会話に例えると、わかりやすいです。

  • 機能(スペック)を語る: 「この服、綿100%で吸湿性が高いんだよね」

  • ベネフィット(相手の利点)を語る: 「今日は君とたくさん歩き回って楽しみたいから、汗かいても大丈夫なような服で来たよ」

前者はただの素材の説明ですが、後者は「一緒に過ごす時間を最高にしたい」という相手へのメリットを伝えていますよね。 スクショも同じです。

機能だけでなく、「TRPGが楽しくなる」(ベネフィット)と伝えることで、ユーザーは「自分の生活がどう良くなるか」を直感できるんです。

ポイント:

  • 普段からちょっとおしゃれしている人は、服飾デザイナーでなくても普通にいます。

  • スクショも同じで、デザイナーでなくても「ちょっとセンスいい」と思わせるレベルは、普通の人でも十分狙えます。

  • プロのデザイナーでも、スクショではパリコレ級の装飾やタキシードのような過剰デザインはしません。街中でも、デザイナーだからといって、タキシードで歩き回っている人、いませんよね。
    ちょっとセンスいい程度に留めるのが自然です。

まとめると、スクショはアプリを手に取ってもらう広告であると同時に、初対面で自分を好印象に見せる服装でもあります。
派手にする必要はなく、ちょっと工夫するだけで十分効果があります。

どうでしょうか?ここまでくれば、7点くらい行ったんじゃないですか?

参考として、この記事で紹介しているTRPGダイスアプリは、最新のスクショでのコンバージョン率は18%くらいです。素人が作ったスクショとしては、かなり健闘していると思います。

TRPGダイスアプリ「セービングスロー」のコンバージョン率

注意:背景はアプリの性質次第

今回、例で出した私の最新スクショには、背景がついています

しかし、ここで「あ、背景を付ければいいんだな」と思わないでください。背景の有無は、今回の話の本質とは別のレベルです。

  • ダイスロールアプリの場合:遊び要素があるので背景を入れています。

    • 服で例えると柄物や少し派手な服。遊びに行くときのコーデです。

  • 実用系アプリの場合:無地の服のほうが印象がいいことが多いです。

    • 服で例えるとシンプルで清潔感のある服。背景があると逆にチャラい奴に見える場合があります。

つまり、背景を付けるかどうかはアプリの性質や目的次第で、今回の記事で言いたい「スクショの第一印象を整える基本」とは別の話です。


個人開発者でもできるAI判断(A/Bテスト代替)

よくSEOやAEOの専門家が書いた記事で、「スクショはA/Bテストをして、データに基づいて最適化しましょう」というアドバイスを見かけます。

正論です。ぐうの音も出ない正論ですが……

「いや、そもそもテストできるほどのアクセスがまだ無いんだって!」
「できるなら苦労しねえよ」

というのが、多くの個人開発者の本音ではないでしょうか。

逆に、A/Bテストで有意な差が出るほどダウンロードされている人は、もうそんな基礎知識はとっくに知っているはずです。私たちが知りたいのは、「まだ誰にも見向きもされていない、ゼロ地点からどうやって7点まで這い上がるか」ですよね。

そこで私が最近活用しているのが、A/Bテストの代替案としての「AIによる多角的な判定」です。私もAIを使い始めました。

手順例:

  1. 「どちらのスクショがクリックされやすいと思いますか?」とAIに質問
    (ChatGPTやGeminiなど、複数に聞くのがいいです)

  2. AIが「改善後の方が良さそう」と答えたら念押しで「ほぼ絶対ですか?」と確認

  3. 複数のAIが「ほぼ絶対」と答えたら採用

  • 「少し良さそう」程度ではAIは「ほぼ絶対」とはなかなか答えません

  • 複数AIの集合知で判断できるため、A/Bテストができなくても合理的

  • 実際に私もこの方法で改善後のスクショに変えたら効果が出ました

AIを信用するかどうかはあなた次第ですが、スクショの良し悪しの判断にはかなり有効だと感じています。


まとめ

  • スクショは説明書ではなく広告、そして初対面で自分をよく見せる服装と同じ

  • 「ジャージ→普段着→さりげなくおしゃれ」のステップで、0点から7点くらいまでは少しの工夫で改善可能

  • 普通の開発者でも、ちょっと工夫すれば「センスいいスクショ」を作れる

  • 背景の有無はアプリの性質次第で、今回の基本的な改善の話とは別のレベル

💡ポイント

派手にする必要はなく、ちょっと工夫するだけで「好印象スクショ」は作れる。
スクショはアプリの魅力を伝える広告であり、あなた自身をさりげなく良く見せる服装でもある。

最後にもう一つ、服装比喩で補足すると…

いかに顔や中身がよくても、ジャージやフンドシ姿では、よくよく見ると顔が大したことないおしゃれな「雰囲気イケメン」にもなかなか勝てません。
まずは外見を整える、肝に銘じておきましょう。

中身(コードや機能)を磨き上げたあなただからこそ、その努力をジャージで台無しにするのはもったいない。スクショという『一張羅』を着せて、堂々と表舞台に送り出してあげましょうよ。


今回スクショの例で紹介したTRPG用ダイスアプリ
「セービングスロー」のストアページはこちらです。

この記事で紹介したスクショが、実際にストアではどう見えるのか
よければ確認してみてください。


他にもいろいろアプリを作っているので、どんなスクリーンショットになってるんだろう、と気になった方は、覗いてみてください。
MajimeSoftのアプリ一覧