【あがり症】無意識に湧き上がる緊張はどこから来るのか?
あがり症の克服を目標に、
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。
私は、10年ほど前、
トラウマ体験をしました。
大勢の社員が
参加する会議の場で、
極限まであがってしまい、
無惨な姿をさらしてしまいました。
(関連リンク)
・【あがり症】自己紹介1 〜発症期〜
トラウマ体験以降は、
人前に立つだけで
「凄まじい緊張」に
襲われるようになりました。
一番ひどい時は、
「何者かに取り憑かれたんちゃうか?」と
思うレベルでした。
心臓のバクバク音、
身体の震え、
呼吸のしづらさ。
どれもが度を超えていました。
人前に立つと、
条件反射的にそんな状態になるため、
もはや「パブロフの犬」状態です。
というか、
むしろ犬になりたいくらいの
心境でした。
では、なぜ
無意識のうちに
そんな緊張状態になるのか?
今回は、
それについてお伝えします。
早速、結論から言うと、
「脳がそうさせているから」です。
これを理解するためには、
脳の器官である
扁桃体(へんとうたい)を
知っておく必要があります。
扁桃体とは、
長さ20mm程度の
アーモンド型の器官です。
(ちなみに、扁桃とは
アーモンドの和名です。)
扁桃体の重要な役割の一つに、
「瞬時に危険を察知する」
というものがあります。
この「瞬時に」というのが、
ポイントです。
どういうことかと言うと、
人が「危険やな〜」と認知する前に、
過去の経験等に照らし合わせて、
無意識のうちに危険を察知します。
そして、
扁桃体が危険を察知すれば、
交感神経が活性化し
身体が緊張します。
さらに分かりやすく
具体例で説明します。
道を歩いていると、
突然、自分に向かって
車が突っ込んできたとしましょう。
そんな時は、
無意識のうちに体が動いて
全力で避けようとすると思います。
簡単にいうと
これが扁桃体の役割です。
とにかく
「瞬時に」察知することを
ミッションとしているんですね。
ちなみに、なぜ
こんな器官があるのかというと、
「人を生き延びさせるため」だと
言われています。

さて、
ここで私の話に戻ります。
「私の脳」は
トラウマ体験をしたことで、
「人前がとてつもなく危険な場所」
となりました。
確かに、
「サラリーマンとして
会社的に死ぬかもしれない」
状況なので、
あながち間違ってはいません。
ちなみに、当時の私にとって
人前に立つことは、
中南米の無法・無秩序な
刑務所に入れられることと
同じくらいの心理的負担感でした。
なので、
人前に立つだけで、
瞬時に偏桃体が危険を察知
するのです。
そして、その働きにより、
無意識のうちに凄まじい
緊張に襲われるのです。
さて、今では、
人前で話せるようになった私も、
10年ほど前は
この様な状態でした。
では、私がどうやって
この異常なまでの緊張を
乗り越えることができたのか?
それは、
「人前=とてつもなく危険な場所」
から、
「人前=安全な場所」
に変えることが出来たからです。
では、
「人前=安全な場所」に
変えるためには
どうすればいいのか?
その辺りについては、
また別の機会に
紹介させていただきますね。
続きはコチラ↓
・「人前は危険」→「人前は安全」に記憶を更新しよう
(関連リンク)
・役に立つ話:「恐怖条件付け」について
・表情に反応する脳みそ
・自己暗示によってセルフイメージを高めても、
効果がなかった話
