【“はじめて”の本づくり】「本をつくるぞ!」編

出会いときっかけ、機会をいただいて、2024年7月にウェブ上で本をつくれるサービス「Booko」で本をつくり始め、2024年11月に『おてがみじかんで ほんの少し 心にゆとりを』(Booko出版)を出版しました。
本づくりから発売、発売後のことまでを何回かに分けて書き綴ります。1回目は「本をつくるぞ!」編。つくろうと思ったきっかけから、実際の本づくりのプロセス、発売までを振り返りました。
そもそも「Booko」とは? テンプレート代とISBNコード代だけで、本をつくれるウェブサービスです。つくった本は、注文に応じて1冊からでも印刷・製本して販売(=オンデマンド出版)できます。詳細はこちらをご覧ください。
本づくりの第1歩は“8年前”
今から考えると、私の本づくりは2016年10月から始まっていたのです。
いつの頃からか「いつか本をつくれたら」と思っていた私が、具体的に行動を起こしたのは、『関西ウーマン』でお手紙コラムを連載させていただくようになったこと。きっかけと場をくださった編集長の山部さんのおかげです。
それから8年、毎月1本ずつ書き溜めてきたコラムは現在98本。書き溜めてきたものがあったから、「本をつくってみよう」と行動を起こせましたし、いざつくることになっても素材が十分にあったのです。今回の本は、98本の中から十数本をピックアップ・再編集してまとめています。

「いつか本をつくれたら」が、「今、本をつくろう」に変わったのには、きっかけがありました。
まず、本づくりへの思いが高まっていたことです。というのも、「(自身の)本をつくりたいと考えているんだけど」というお話を、まわりの方々からうかがう機会が増えていました。
本を出版するにはどうしたらいいんだろう? 自分で実験してみることにしたのです。2022年にから“企画書をつくって、編集部に送る”ということをし始めました。1年間で約7社ほどにアプローチしましたが、厳しい! 企画を練り直して、トライしてみようと思いながら、1年ほど放置。

そして、2024年。翌年の2025年のイベントにお声がけいただき、「お手紙の活動で小さな本とかつくったりしませんか」とも! そのイベントまでに何かしらの冊子を用意することが目標になったのです。
Bookoとの出会いなど、タイミングが重なって
最初は、自分でZINEなど冊子をつくることを考えました。なぜなら、本の場合は自分だけの視点では不安なので、書籍の編集者の方にご意見やアドバイスをいただきながら、企画から深めて・・・と考えていたので、これまでも電子書籍の自費出版などしてきませんでした。
ただ、今回Bookoでならと思えたのは、
1.出版できる本をテンプレートで簡単につくれる
2.費用はテンプレート代とISBNコード代だけ
3.1冊からでも印刷・製本できる
とハードルが低かったからです。「いつか本をつくれたら」とその時を待つのではなく、とりあえず1冊つくってみる、そこから動き出すものがあるかもしれない。そう考えると、わくわくしてきたのです。
「この夏で仕上げる!」と覚悟を決めた
2024年6月末にイベントにお声がけいただき、「2025年1月開催のイベント参加までに本をつくる!」ことが目標に。かつ、毎年9月から翌3月までは仕事が忙しくなる時期なので、この夏でほぼほぼ完成させたいと意気込んでいました。
7月末から本づくりをスタート。『関西ウーマン』で連載中のコラムをまとめて本にすることは決めていたので、まずはBookoに登録してみることにしました。どんなふうにつくっていけるのか、どんな本を作れそうなのか、試してみたかったのです。

Bookoは登録・サービス利用無料。テンプレートは10ページまで無料で試せます。いずれも、プロのブックデザイナーがデザインしたもので、「扉、目次、前書き・後書き、本文、コラム、奥付」が1セット(表紙は別途作成する必要あり)。「ビジネス実用書」「レシピブック」「ビジュアルブック」といったパターンが用意されています。
操作は簡単で、テンプレートに合わせてテキストと写真を流し込んでいくだけ。ブログ作成サービスでブログを書くような気軽さでした。タイトルはここ、本文はここ、写真はここ、大きさや形はこれで・・・とレイアウトは決まっているので、一見すると自由度がないと思うかもしれません(一般的な本のページレイアウトがそもそもそういうものですね)。ただ、画像やページの組み合わせを工夫すれば、いろんな見せ方ができるようになっています。
私は「レシピブック1」のテンプレートを選択。テキストや写真を試しに入れてみて、プレビューを見ると、やっぱりプロのブックデザイナーによるテンプレートだから、素敵に見えるんです。「1冊になった時、どんな本になるんだろう?」とときめきました。
いざ、本づくりへ!

内容としては『関西ウーマン』で連載中のコラムがあったので、それを再編集していくのみです。
コラムをベースに
1.本のテーマを決める
2.テーマに該当するコラムをピックアップ
3.ピックアップしたコラムを内容に応じて、カテゴリー分け
4.Wordにテキストを貼り付けて、文章を整える
5.テキストをBookoのテンプレートに流し込む
6.テキストに合わせて画像も挿入していく
という段取りで進めていきました。流し込みはお盆休み期間中に集中的に取り組み、2日ほどで完了! その後、文字校正、本文にご登場する方々に掲載許可などをとっていくなども。
残すところは表紙デザイン! 実は1カ月ほど寝かせたくらい、悩みに悩みました。本の第一印象を決める大切な表紙なので、プロにお願いするほうがいいに決まっています。

「この1冊にすべてをかける!」意気込みであれば、プロにお願いできたらと思ったものの、この時点ですでに「次はお手紙インタビューをまとめたい」「来年、フリーペーパー『えんを描く』15周年だから、何かまとめてもいいなぁ」と2冊目以降の構想が広がってしまっていたのです。
プロにお願いしてしまうと、費用的に2冊目以降は難しくなるのではないか・・・表紙を自分でデザインできれば、もっと軽やかに本づくりができるはず。自分が試してみることで、本づくりに興味のある人にも、おすすめしやすくなるのではないかと考えた結果、表紙デザインにも挑戦。Illustratorソフトを使ってつくりました。
Bookoで本をつくる“よさ”の1つとして私が感じているのは、クラウド出版社「Booko出版」から出版できる可能性があること。希望すれば、審査を受けることができます。審査に通らなかった場合は入稿データをいただけるので、個人でAmazonKDPやその他のPOD出版サービスで出版可能。

私は今回、審査を希望し、「Booko出版」から出版していただけることになりました。すると、本来であれば、個人でしなければならない
●表紙データ作成(表紙デザインとは異なる)
●入稿作業
●データチェック
●書誌情報
●2段式バーコード作成
といったことをしていただけます。なので、表紙デザインが出来上がった時点で、私の手元から離れて、あとは“待つ”という状態になったのです。
今回の本づくりにかかった金額は
テンプレート代 19800円+税
国際基準 ISBN・JANコード代 5000円 +税
制作期間は表紙に悩んだ期間(1カ月)も含めて
約2カ月半
1回限りの“はじめて”を楽しむ!

「いつか」と夢見ていた本の出版、私にとって“はじめて”の本です。“はじめて”はこの1回限りなので、出版後もいろんなことを試してみたいと、発売前から前のめりでした。本が発売したら、したいことがいくつかありました。
たとえば、
1.自分のプロフィールに“著書として~”を追記
2.国立国会図書館に納本
3.地元図書館に寄贈トライ
4.プレスリリース配信サービスを利用
5.イベント参加(目標にしてきた来年のイベント!)
・・・など日々の中でわくわく感は続きます。

中でも、本が発売になったら“したいこと”の1つ、「プレスリリース配信サービスを利用」。仕事でもご相談を受けることがあり、一度試してみたかったのです。これはいい機会と登録! 出版前から配信に向けて準備していました。

登録すると、プレスリリースの書き方講座などにオンラインで参加でき、学びの機会まで。「記事を書く時のポイントと同じなんだなぁ。やっぱり、そこが大事なんだ」と改めて染みこませてもらっています。
新しいことを始めると学びもあって、おもしろいですね。
発売7日前から始めたカウントダウン!
楽しみなので、発売までカウントダウンをしていました。その時の投稿を掲載します。
発売まで7日前!

まさか、本をつくるなんて、「年に一度、春に。1年後の自分にお手紙を書こう! 2024」開催時には想像もできていなかったことです。たった1年、いや数カ月の間にも、何が起きるかはわかりません。
発売まで6日前!

はじめての本! それによって、いろんな“はじめて”を経験させてもらっています。そして、発売後も続きます~~~
発売まで5日前!

イベント参加に向けて、“おてがみ”イメージのブローチを見つけました。ここぞ!というお手紙の日には身につけていきます♪ それも楽しみ!
発売まで4日前!

そろそろ、年賀状を・・・と。そわそわ、し始める時期になってきました。この本のお知らせも、年賀状に書く予定です。1年に1度、年賀状だけでという方もいます。それでも、つながっていることは感じるのです。
発売まで3日前!

日々、いろんなことがありまして。“いつか”を“今”にしてよかったなぁと、しみじみと。いや、積み重ねと、ご縁とタイミングのおかげだから。“今”だったんでしょうね、とも。
発売まで2日前!

「お手紙コラムをまとめた本を出版する」 。今年5月のイベント時、“人生でやりたいこと”リストを書き出す機会があったのですが、その1つとして書いていたのです(20個書き出せるようになっっていて、4個しか書き出せず。そのうちの1つ)。やりたいことを言葉にすることは大切なんだと、改めて。
ということで、やりたいことノートを始めました。いつまで続くかはわかりませんが! 新しいことをやってみると、やっぱりわくわくしますね。最近、どんなことにわくわくしていますか?
発売まで1日前!

ずっとしたいと思っていたことが明日叶います。私にとって、“それ以前”と“それ以降”的な分かれ目の一つになるかもしれないくらいの、出来事?!
ついに! 2024年11月17日(日)発売


2024年11月17日(日)に“はじめて”の本『おてがみじかんで ほんの少し 心にゆとりを』を出版しました。Amazonからご購入いただけます♪
いいなと思ったら応援しよう!
もしよろしければ、応援いただけると嬉しいです。いただいたチップは「ZINEづくり」に大切に活かし、励みにさせていただきます。完成したZINEのご紹介や、それを持って出展したイベントのレポートなども、こちらでお伝えしていきますね。