見出し画像

穴が無くてもめり込みたい

皆様こんばんは。
「病院」繋がりで思い出した事があります。
これまでも度々当時を思い出しては心拍数が異常に上がり居た堪れない気持ちになることがあるので、皆様に聞いていただいて心を浄化したいと思います。
勝手で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


あまり病気もせず至って健康な私なのですが、前に一度だけある病気の疑いがあると町の診療所から大きな病院に紹介状を書いてもらった事がありました。
予約の日、私は幼い娘を連れて病院に行きました。
待合室では「もしその病気確定だったらどうしよう」とか「その場合どんな治療をするのか」とか「娘をちゃんと育てられるのか」とかで頭がいっぱいで、スマホでいろいろ検索したり目を瞑って考え事をしたり、とにかく落ち着きがありませんでした。
そんな私のただならぬ様子を見てか、娘が

「ほんよんであげるー!!」

と言ってくれました。
幼いながらも母を元気付けようとしてくれたのでしょう。
ありがたいな、と思いつつも正直私は自分の事でいっぱいいっぱいだったので、娘が一生懸命読んでくれている声に耳を傾ける事さえできない状態でした。
しばらく放心状態だったのですが、ザワザワしている周りの声でハッと気付くと結構な人集りができていました。

「何⁈この人たち」

私は瞬時に状況を把握する事ができませんでした。
ど真ん中で声高らかに朗読する娘、そしてそれを取り巻く人々。
ほとんどの人が失笑、明らかに不愉快そうに顔をしかめているおじさま、ヒイヒイ言いながらバシバシ叩き合っているおばさまコンビ‥‥

「何をそんなに?」

と思いながらふと朗読している娘の声に注意してみると


「お◯んぽ、お◯んぽ」


‥‥‥⁈⁈⁈何を言っとるんや⁈⁈

咄嗟に娘の絵本に目をやると、

「おさんぽ、おさんぽ。かたつむりさんもおさんぽ」

‥‥‥普通やん。

なのですが、平仮名を覚えたての娘は「さ」を「ち」と読んでいたのです。
病院の待合室という比較的静かなエリアで、娘は声量MAXで「さ」を「ち」と読んでいたのです。



「お◯んぽ、お◯んぽ。かたつむりちんもお◯んぽ」



いろいろな感情が一気に押し寄せてきて、白目を剥きそうになりながら絵本を持ったままの娘を小脇に抱え、その場を去ろうとした瞬間ガラッと扉が開き、名前を呼ばれました。

「◯◯さぁ〜ん、診察室にお入りくださぁ〜い♪」

気の抜けたような看護師さんの声でハッと我に返り、娘を抱えたまま診察室に入ると、先生が開口一番


「待合盛り上がってたねー!何かあったの?」

 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥


何も答えられず黙っていると娘がサッと本を開いて「ほんよむーー!♪♪」

‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

鬼の形相で本を取り上げ、膝に座らせてから改めて診察開始。
問診、採血、触診‥‥一通り終わった後で私が
「どんな感じですかね?」と聞くと、

「ん〜、採血の結果はすぐには出ないから詳しい事はまだわからないけど、血圧が異常に高いね。心拍数も変やな。‥‥いつもこんな感じ?」

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

そら血圧も上がるし、心拍数もおかしなるよね💧

なるなるぅぅぅ〜〜


因みに後日出た検査の結果は「異常なし」。
よかったとホッとした反面、
「ただ恥かきに行っただけかい!」
という気持ちも。
しかし考えようによっては、

「あの時かいた尋常じゃない量の(冷や)汗と共に病気が流れていったのでは?」

ともとれますよね。
そう思おう‼︎
そう思わなやってられんっっっ‼︎(´༎ຶོρ༎ຶོ`)💦


  皆様、お子様の絵本のチョイスは慎重に。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集