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バツイチおっさんと、ひと回り年下の彼女|善光寺の暗闇で、ひとりぼっちになった話

「一生に一度は善光寺参り」
「遠くとも一度は詣れ善光寺」

というわけで、善光寺へ

お戒壇巡りしてきました
チケットを券売機で購入

ちょっとしたアトラクションやな
と思いながら入った

最初は手をつないでいた、と思う
いつのまにか、手が離れていた

彼女さんが先に歩いて行った

事前情報で真っ暗とは聞いていたけど
ホントに暗闇だった

怖すぎる


最初のうちは、気配でなんとなく
近くにいるのがわかった

気がついたら
どこにいるのかもわからなくなっていた

周りのワーワー、キャーキャーいう声すら
聞こえなくなるときがある


世界にひとりぼっち


もしかして異世界にとんでしまったのか、
という妄想までしてしまうくらい怖かった

遠くから、
誰か自分の名前を呼んでいるような気がする

暗いところも高いところも苦手な自分です

御本尊の真下にある「極楽の錠前」
さわれたかどうか、正直わからない

怖くて必死に歩いていたので
すっかり忘れていた

極楽、遠い

「呼んだのに、いつのまにかいなかったで」
と彼女さん

いや、貴女が早すぎると思う
(自分がビビりすぎなのかもやけど)


「一度詣れよ元善光寺、善光寺だけでは片詣り」

というわけで、元善光寺にも行ってきた
元善光寺にも、お戒壇巡りがある

入る前に、
今度は手を離さんとこう、と思っていた
今日は、一緒に行こうと話をしていたはず

前日よりも距離は短かったけど
その日も、いつのまにかバラバラになっていた

さっさと先に進む彼女さんと
ビビってゆっくり歩く自分

出口で、御朱印帳を受け取った

学ばない2人
マイペースな、似たもの同士なのかな

極楽は、まだ遠い


一緒にお酒を楽しめる彼女さんっていいすね
楽しい旅行でした



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