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主人公(ENFJ) × 最後の恋人:なぜ、うまくいっている恋愛のはずなのに"自分の居場所"がないと感じるのか——原因と、今日からできる4つの対処法

友達からも恋人からも、「いつも安定してるよね」と言われます。

実際、この関係は傍から見てもうまくいっているはずです。

デートの予定を決めるのも、ちょっとした行き違いを仲直りに持っていくのも、気づけばいつも自分の役目になっています。

相手が不安そうな顔をしていたら、聞かれる前に「大丈夫、私がいるから」と言ってしまう。
本当は自分も不安なときですら、それを言葉にする前に相手を励ましている自分がいます。

「一緒にいると安心する」と言われるたびに、うれしい気持ちと、少しだけ息苦しい気持ちが同時にやってきます。

この関係の何が悪いのか、うまく説明できません。

けれど、二人でいる時間の中に、素のままの自分の居場所がどこにもない感覚が、最近強くなっています。

一つでも当てはまるなら、この先は他人の話ではなく、
自分の話として読んでみてください。

1. なぜ、これが起きるのか

この記事は、MBTIが主人公(ENFJ)で、ラブタイプが最後の恋人。
人の可能性を引き出し、場の空気を良くすることに長けていて、一途で、多少のことでは怒らず、受け止める容量がとても大きいタイプである人に向けて書いています。

恋愛構造ラボでは、MBTIとラブタイプ診断をあえて掛け合わせて読み解くことにこだわっています。
単体の診断だと「そういう性格ですね」で終わってしまう話も、二つを重ねると、その人固有の"詰まりどころ"がはっきり見えてくるからです。

掛け合わせという切り口そのものは、恋愛構造ラボ独自のものです。
ただ、その中で起きている一つひとつの現象は、心理学ですでに研究されているものが少なくありません。
この記事では、実際の研究結果を根拠にしながら、独自の観点で分析し、解説と助言をしていきます。

MBTIは、考え方や感じ方の癖を教えてくれます。

ラブタイプは、恋愛の中での動き方の癖を教えてくれます。

でも、この二つを別々に見ているだけでは、あなたの恋愛で実際に何が起きているのかまでは説明しきれません。

主人公の「相手の望みを察して、望ましい関係へ導いていく力」と、最後の恋人の「一途で、相手のことをまるごと受け止められる容量の大きさ」。
この二つが、同じ一人の中で重なったとき、何が起きるのか。

それが、この記事の本題です。

2. この構造を知らないまま続けると、どうなるか

先に、あまり愉快ではない話をしておきます。

この配置のまま、仕組みを知らずに恋愛を続けていくと、多くの場合、同じことが起こります。

  • 関係はうまくいっているように見えるのに、自分の中にだけ虚しさが積もっていく

  • 「このままでいいのか」という違和感を、誰にも打ち明けられないまま抱え続ける

  • 相手に合わせることに慣れすぎて、自分が本当は何を望んでいたのか分からなくなる

  • 限界が来たとき、理由をうまく説明できないまま、関係そのものを手放してしまう

  • そして次の恋愛でも、また"いい関係をつくる役"に自分から回ってしまう

いちばん厄介なのは、最後の一つです。

これは「相性の悪い相手を選んでしまった」という話ではありません。
原因はあなたの側の構造にあります。

相手が変わっても、同じことが起こります。
頼ってくる人を選んでも、自立している人を選んでも、気づけば自分が関係を支える側に回っている。

逆に言えば、仕組みさえ分かってしまえば、相手が誰であっても打つ手はあるということでもあります。

3. この記事を読むと、どう変わるか

ここから先で、二つの性質が重なったときに実際に何が起きているかを、一つずつ言語化していきます。
読み終える頃には、次のような変化が起きているはずです。

  • 自分が今、どの段階にいるのか、図の上で指差せるようになります

  • 「相手のせいなのか、自分のせいなのか」で悩まなくなります

  • 自分がもともと持っている強みを、演じ続ける癖と切り離して見られるようになります

  • 明日の会話から、言い方や動き方を変えられるようになります。逆効果になっている行動も分かって避けられるようになります

  • 「この関係を続けるべきか、見直すべきか」を、自分で判断できるようになります

具体的には、次の順で進みます。

  1. 二つの性質が重なると、何が起きるのか(仕組みの説明)

  2. "自分の居場所"がなくなるまでの流れ(図解つき)

  3. 抜け出しにくくなる3つの悪循環

  4. なぜ、こんなに"居場所がない"と感じるのか

  5. あなたが持っている強み

  6. 今日からできる4つの対処法(+避けたいNG行動・見切りの基準)

  7. 相性が良い組み合わせ・注意したい組み合わせ

  8. この先にある関係の形

  9. 最後に

まずは、自分がこの構造にどれくらい当てはまるかを、次の簡易判定で確認してみてください。

4. 簡易判定。あなた自身が"最後の恋人"寄りかどうか

ここで一度、今の自分の状態を見つめ直してみましょう。

次の5つを、当てはまるものがあるか、ゆっくり確かめてみてください。

  1. 恋人といるとき、自然に「場を明るくする役」「話を引き出す役」に回っている自分に気づく

  2. 「一緒にいると安心する」「頼りになる」と、これまでの交際で複数回言われたことがある

  3. 不安なことや弱っていることがあっても、相手に心配をかけたくなくて、一人で抱えてしまう

  4. 「本当はどうしたい?」と聞かれても、とっさに自分の希望より相手の希望を答えてしまう

  5. 一人になった瞬間、「今日もちゃんとした自分を演じきった」というような疲労感がある

当てはまった数の多さより、「あ、これ自分だ」と引っかかった項目があったかどうかのほうが大事です。
一つでも当てはまったなら、この先の話はあなたに関係があります。

ひとつだけ、先にお伝えしておきます

2つ目の「頼りになる」と言われることに当てはまった人は、それを自分が関係にちゃんと貢献できている証拠だと受け取っているかもしれません。

でも、「頼りになる」という評価には、二つの意味があります。

自分もその関係の中で対等に頼れているか。
それとも、頼られる側にだけ自分を固定しているか。

前者なら、頼られるほど関係は温かくなります。
後者だと、頼られるほど自分の居場所が狭くなっていきます。

どちらなのかは、「頼りにされているかどうか」では分かりません。
自分が誰かに頼れているかどうかで判別できます。

これは感覚の話だけではありません。
心理学には、恋人のために自分の感情を抑えて我慢することが、関係にどう跳ね返るかを調べた研究があります。

心理学者エレイン・インペットらが恋人同士を対象に行った研究では、相手のために自分の感情を抑えて我慢する人ほど、自分だけでなくパートナーの満足度も下がり、3ヶ月後には関係の満足度が低下し、破局を考える傾向が増えていた。
その背景には「自分を偽っている感覚」があったとされている。

いい関係を演じ続けることは、関係を守っているようで、実は静かに損なっている可能性があるということです。

この記事で扱うのは、まさにこの「演じている」側のケースです。

ここまで読んで、思い当たることがいくつかあったのではないでしょうか。
それは気のせいでも、大げさに受け止めすぎているわけでもありません。

あなたが感じてきた"居場所のなさ"には、ちゃんと理由があります。

ここから先では、その理由を言葉にするだけで終わらせません。
今のあなたが少しでも楽になれるように、今日から実行できる形にして解説していきます。

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