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ゼンゼロのメインストーリーに不満があって、だから漫画を描き始めた


ゼンレスゾーンゼロが好きだった。

正確には、好きだったものが変わっていくのを、ずっと横で見ていた。


ver2.0から、設定の足場が崩れ始めた

TVアレイが消えた。主人公が生身でホロウに入るようになった。術法が登場した。

ホロウという概念の根幹は「不定期に空間が分断される」という不条理さにあり、だからこそプロキシという職業が成立していた。その論理的な土台が、アップデートで崩されていった。

ひとつひとつは飲み込めた。好意的に解釈する余地があったから。

ver2.2のシーズン2第三章からテキストへの違和感が急速に増え始めた。それでも読み続けた。

決定的だったのは公式Xの一投稿だった

ver2.3からver2.4の間に投稿された公式のポスト。
https://x.com/ZZZ_JP/status/1989308714504044704

TOPSと黒枝の設定説明を読んで、散らばっていた違和感が一点に収束した。

「TOPSは(中略)武装組織を持つことはできず」——TOPS兵という単語は幾度か登場している。

「クランプスの黒枝はTOPS企業内部における特殊な権能を有する審査組織であり、審査のやり方や裁定の基準は人それぞれ」——恣意的裁量。裏付けのない絶対権力。組織としての重みが根本から消えた。

ver2.2からテキストに、大幅に変更の手が加えられていた。そう確信した。
理由をあげるとキリがないが、これひとつを言えば十分だと思う。
2.2から主人公のプロキシは裏稼業であることを捨てた。

重厚なポストアポカリプス・レトロフューチャー・サイバーパンクとして読んでいた世界は、そこで終わった。

それでもダミアンがいた

唯一ゼンゼロに引き留めていたのがダミアン・ブラックウッドの存在だった。

公式が手放していく暗さと重さを、彼は持っていた。

この記事は2026年6月中旬くらいから7月31日まで非公開にしていた。
以降、状況が変わったので修正する。

上記のような動機を持って、二次創作漫画を描くことにした。そして
筆を折った。ダミアンのシリーズ漫画は合計92ページで止まった。
やり遂げるつもりだったが、公式の上書きについに心が折れた。

描いていた漫画について

「ダミアン・ブラックウッドサーガ"仕掛けられた花火みたいに"」

前シリーズ「その男、凶暴につかない」でTOPSからの離反・独立を果たしたポーセルメックスCEO、ダミアン・ブラックウッド。しかし自由は手に入らなかった。

下されたミッションは「クランプスの黒枝を解体せよ」。

離反の引き金を引いた、二度と関わるつもりのなかった組織に、再び向き合う羽目になった。

登場人物はダミアン・ブラックウッド、照。6話まで公開して、止まった。

シリアス寄り。公式とは別の重力で動いている話を書いていた。

ゼンゼロのメインストーリーに物足りなさを感じていた人、あるいはもう離れた人に読んでほしかった。


今では、オリジナル小説に落とし込んで書いている。

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