ざまぁを書いた。しかし私はその続きに駆られた
二次創作漫画でざまぁを描いた。 権力を持つ側に踏まれた男が、ある瞬間に形勢を逆転させる。描きながら、気持ち良すぎた。自分でも驚くくらいに。

その後原作の更新があり、ざまぁを悔いることになる。
続きを描かねばと思った。そのことはnoteの記事にしたが、引用はしない。
プロットを完成させ漫画を描き進め、物語の中盤に差し掛かったころ、原作の更新で筆が止まった。そのこともnoteの記事に書いた。
漫画を描く手がようやく動き出したが、あまりにも重く鈍い。
原作の彼女は絶対にこんなことを考えない。
こんな表情をしない。
こんな涙を流さない。
二次創作で積み上げて来たものに原作はNOと言う。
私が二次創作で描いてきた彼女は、原作とは違う成長をした。つまり、すでに別物だ。
しかし割り切れない。無理に描くものではないと思い始めた。
原作への興味は、別の形に変わった。距離を置いて眺めている。それはそれで悪くない。
漫画の筆がとことん鈍く、もはや描けていない。しかしプロットへの自信だけは消えなかった。
だからオリジナル小説に転換することにした。
物語を世に出したかった。
この小説はおそらく三部構成になる。プロットの情報順を組み替えているので、ひとまず二次創作漫画ではこうなった、という話になるが。
一部で主人公は踏みにじる足をかわし、交わしきれず踏まれる。
二部でざまぁがある。主人公は、自分を踏みにじろうとした構造から抜け出し、それを成立させていた相手の寝首をかいて決定的な決別を告げる。
三部で、主人公はざまぁした相手を救いに行こうとする。
二次創作漫画は、この、救いに行こうとするという意思を明示した時点まで描いた。
この物語は「ざまぁした相手が実は悪くなかった」という話ではない。構造の話だ。(私はあと何回、noteで「構造」と言うのだろう。)
踏みにじる側と踏みにじられる側を分けているものが何かという話で、主人公はその答えに自分なりに辿り着いて、動く。
それでいて、責任の話だ。
主人公は最強ではない。
陳腐な表現だと思うが「泥臭く」生き延びる道を進んでいる。 選択肢がない状態で、それでも動く男の話を書いている。
二次創作漫画を挫折気味のまま、プロットをオリジナルに転換。
設定はSF・企業・権力構造。ハードボイルドで、コメディの要素もある。甘くはない。
まだ、この物語は始まったばかりだが、読んでもらえると嬉しい。
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