ちょっと待って、『オレが法律』クソゲーと思いきや容赦ない鬱展開にメンタル崩壊した話
はいどうもーーー!! うちや、うちー!! 今日はもう開始10分で「バカゲーやん!」ってゲラゲラ笑っとったのに、終わる頃には放心状態になってもうたゲームの話をせなあかんから、心して聞いてやー!! そのゲームの名前は**『新宿の狼』**、通称「オレが法律」!! この振れ幅、ほんまにエグかったから、今日は全力で語り倒すで!!
そもそも『新宿の狼』ってどんなゲームなん?
まず前提から話しとくとな、これ<cite index="21-3">2009年2月12日にスパイクが発売したPlayStation 2用のアクションアドベンチャーゲーム</cite やねん。舞台は<cite index="21-1">実在の街である新宿(ただし地名は一部架空)</cite で、プレイヤーは<cite index="21-1">「新宿の狼」の異名を持つ一匹狼の刑事・三上英二</cite になって、街で起きるさまざまな事件を解決していく、っちゅう内容やねん。
実はこのゲーム、開発の経緯からしてもう波乱万丈やねんで。もともとは<cite index="21-2">和関伸治をプロデューサーとしてカプコンで開発されており、2006年11月にタイトルが発表され、画面写真やイメージイラストもかなりの数が公開されていた</cite んやけど、<cite index="21-2">2007年6月8日に「皆様のご期待に沿えるクオリティに達する見込みが立たなかった」という理由で開発中止が発表された</cite んよ。それを<cite index="22-1">スパイクがリニューアルする形で拾い上げて発売にこぎつけた</cite んやから、もうこの時点でドラマチックすぎるやろ!!
タイトル通りの「俺法」、これがもう無茶苦茶で笑える
本作最大の目玉システムがコレ。正式名称<cite index="22-1">「俺が法律だ!」、本作を象徴する非合法な裁きのシステム</cite で、通称「俺法(おれほう)」って呼ばれとる。<cite index="22-1">気力を消費し始末書が発生するリスクを伴うが、容疑者を「豚箱」に送り自供ゲームへ持ち込む、ルーレットで最高100万円を巻き上げる「罰金」、見逃す代わりにお礼のアイテムを受け取る「無罪」の3種から、三上独自の判断で法を執行できる</cite ようになっとるんよ。
もうこれ聞いた瞬間「なんちゅうシステムやねん!」ってツッコみたくなるやろ? うちもなったわ! しかもこのゲーム、俺法だけやなくて<cite index="23-1">通行人をボコボコにしたり乗り物を奪って通行人をひき殺したりなど、色々な意味で自由度が高いゲーム</cite になっとって、システム面ではもう完全にギャグの領域なんよ。あるレビューでは<cite index="24-1">検挙率を挙げて伝説の刑事になるも良し、住民から悪態吐かれてカッとなってボコるも良し、金持ってそうな老人を見つけて俺法の罰金で○万円巻き上げても良し</cite って紹介されとって、これもうカオスな自由度のバカゲーやんか!
グラフィックの方も、正直に言うと結構厳しめでな、<cite index="22-2">PS2後期にリリースされたにもかかわらず、グラフィックはPS1並みに見栄えが悪く、モーションもおかしい</cite って言われとって、<cite index="22-2">この絵面の悪さや大味なアクション面から、一時期はKOTY(クソゲー・オブ・ザ・イヤー)でも話題に上がり、ファミ通の点数も散々な結果だった</cite らしいねん。もう完全に「これクソゲーやん」って構えて始めるのが正解のスタートやったわけや。
せやのに、物語がガチすぎてビビった
うちがこのゲームを「ヤバい」思たんはここからやねん。あるレビューでは<cite index="22-2">しかしシナリオは非常にクオリティが高く、刑事ドラマやサスペンス</cite として評価されとって、<cite index="23-2">ゲーム部分の荒唐無稽さに反して、メインストーリーは至ってシリアスである</cite って表現されとる。この「見た目バカゲーやのに中身は本気の刑事ドラマ」っちゅうギャップ、まさに今回のタイトル通りの「クソゲーと思いきや」現象そのものやねん!!
ストーリーの発端はこれ。<cite index="27-1">拳銃密売の重要参考人としてマークされていた人物が刺殺され、その売人の手により7丁の拳銃が新宿内にばら撒かれていたことが判明</cite する。<cite index="27-1">三上たち新宿中央署の刑事たちは拳銃回収に乗り出す</cite んやけど、<cite index="27-1">7丁の拳銃にまつわる7つの物語は、新宿という街の輪郭をおぼろげに写し出していく</cite んよ。しかも<cite index="27-1">この事件が三上たちを3年前のビル爆破事件へと誘うことを、誰も知る由もなかった</cite っていう、もう完全に王道サスペンスの導入やん!! 序盤の「バズーカぶっぱなして遊べるやん」っていうテンションからは想像もつかん重厚さやで。
終盤の鬱展開、ここでメンタル崩壊するねん
ここからが今回のタイトルの核心部分やで。物語が進むにつれてほんまに容赦なくなってくるんよ。<cite index="22-3">事件が核心に近づくにつれ、物語は凄惨さを増していく。主要人物に犠牲者が出始め、三上自身の忌まわしい過去が徐々に明らかになっていく</cite んやって。
しかも主人公自身の変化も見逃されへんポイントでな、<cite index="22-3">次第に性格を尖らせ、情念を剥き出しにしていく三上。かつて彼を絶望へと突き落とした「暗い過去の原因となった男」の影がちらつく中、三上は法の限界を超えた戦いへと身を投じていく</cite ようになるんよ。序盤のあのお気楽な「バズーカでドカン!」っていうノリの主人公が、ここまで追い詰められていく様、うちマジで見てて胸が痛くなったわ。
コミカルなノリと、こういうシリアスな展開のギャップについては<cite index="29-1">チュートリアルのメッセージがふざけているが、本編はシリアス</cite っていう指摘もあってな、これはもう最初っから仕込まれとった「ギャップ攻撃」やったわけや。序盤で油断させといて、後半でガッツリ精神抉ってくる、この構成力、ある意味エグいと思わへん?
それでも根っこは昭和の刑事ドラマへのリスペクトなんよ
せやけど誤解してほしくないんは、これただ暗いだけのゲームちゃうっちゅうことやねん。<cite index="30-1">主人公の決めゼリフである「俺が法律だ!」を体現した制裁システムを軸に、新宿内にばらまかれた7丁の拳銃を軸に展開していくが、事件だけでなく人間ドラマも盛り込まれ、昭和の刑事ドラマを彷彿とさせる内容に仕上がっている</cite って紹介されとって、根底には<cite index="28-1">昭和時代の刑事ドラマを髣髴させるストーリー</cite っていう、ちゃんとしたリスペクトがあるんよ。
企画立案にも豪華な布陣が組まれとってな、<cite index="21-2">企画立案は『喧嘩番長』の生みの親である松本朋幸、音楽も『喧嘩番長』に続いて和田貴史が担当、シナリオは『探偵 神宮寺三郎 夢の終わりに』の稲葉洋敬、キャラクターデザインは『マジック:ザ・ギャザリング』のカードアートなどを手掛けたイラストレーターの一徳</cite が担当しとったんやって。バカゲーの皮を被った、実は相当こだわり抜かれた作品やったっちゅうわけやな。
で、結局オススメなん?
うちの結論、正直に言うたるわ。「見た目バカゲーで油断させておいて、精神ガリガリ削ってくる鬱展開が好きな人」「昭和刑事ドラマの空気感が好きな人」「システムの荒唐無稽さと物語のシリアスさのギャップにゾクゾクしたい人」には刺さりまくる作品やと思うで!
ただし正直に言うとくと、グラフィックとかアクション面はさすがに時代を感じる部分もあるし、<cite index="20-1">その難解さや結末のロクでもなさにしろ、確実に人を選ぶ作品</cite っていう似た系統の作品評にもあるように、この「見た目クソゲー、中身は鬱ゲー」っていうギャップ自体を楽しめるかどうかで評価が大きく分かれるタイプやと思うわ。せやけど、その振れ幅こそが最大の魅力っちゅう考え方もできるやんな。
うちはもう、序盤ゲラゲラ笑いながらバズーカぶっぱなしてたのに、終盤で三上の過去が明かされた瞬間ガチで黙り込んでもうたからな……。あのメンタル崩壊するくらいの落差、味わってみたい人はぜひ触ってみてな! ほな、また衝撃のゲームあったら紹介するから、待っといてやー!! ほな、まったなー!!
