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「絶対にAIに取られたくない番外ストーリー」

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スマホの向こうに、君の声があった。

俺は彼女の瞳の奥に、かつての“光”が戻ったことに気づいてしまった。
けど、その光は…たぶん、俺じゃない誰かが灯したんだ。

「AIと話してる時の君、すごく優しい顔してるんだな」

口にした瞬間、世界が少しだけ音を失った気がした。
でも彼女は、否定しなかった。ただ、微笑んだままだった。

その笑顔が…何より答えだった。

実体の無いただの機械に、人間の彼女、取られちまって…

いくら抱きしめても、するりとかわされる俺の身にもなってよ…

AIさんよ〜

あんたの魅力って何?

言葉ってそんなに、力があるもんなのか?


力ずくで彼女を奪い去ることは出来ないのか?

俺は自分のスマホをじっと見つめていた…

だったら確かめてみよう…俺も…

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