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スティーヴ・キューン1974年の謎:『Ecstasy』と『Trance』を並べ聴く意識の旅

ようこそ、時間の流れをゆるめる「寄り道」へ
今回紐解くのは、ピアニストのスティーヴ・キューンが1974年の秋に遺したふたつの音世界です
完全なソロで孤独と静寂に向き合った『Ecstasy(忘我)』
そして、デジョネットやスワロウら名手と共に呪術的なうねりを生み出した『Trance(変性意識)』

驚くべきことにこの全く性格の異なる2枚は、わずか10日ほどの間にオスロとニューヨークという離れた地で録音されました
まさに一枚のコインの表と裏のように、彼の精神の二面性を映し出しています

「沈黙のすぐ隣にある、最も美しい音」を掲げるECMレーベルの美学と共に、音の内部へと深く分け入る旅に出かけてみませんか?
今夜は少し部屋の照明を落とし、五感を澄ませてこのふたつの扉を開けてみてください

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