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再会

「久しぶり!偶然だね!」
学生時代、いや青春時代といった表現のほうが的確だろうか。
友人と再会した。
懐かしさが込み上げてくる。まるであの頃に戻ったみたいだ。
あの頃と変わらない友人にそんな感覚を覚えた。
「今何しているの?」「仕事は?」「プライベートは順調?」
沢山の会話をした中でふと私は少し寂しさを覚えた。
あの頃は毎日会っていた。今ではお互い忙しくて中々連絡も取れない日々。
あの頃に戻ったみたいそう思ったのとは裏腹にもうあの頃には戻れない。
そんな残酷な現実に気づいてしまったのだ。
大人になると意味のない会話というものが中々出来なくなる。
自分に周りにメリットがある会話、価値のある内容ではないとダメなのではないか。そんな感情、意識が無意識に働いてしまう。
学生の頃は中身のない、雑談を気兼ねなく友と交わした。
その何気ない時間こそが青春であり宝物だったのだと気づかされた。
大人になり得たなどもあるがあの頃の時間というのは人生において宝物であると思う。
子供のころは早く大人になりたいと思っていたが大人になってみると存外子供に戻ってみたくなる瞬間がある。
しかし大人になった今後悔はしていない。新しい友、大切な人と巡り会えたから。


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