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「やりたいけど、できない。」そんなあなたへ ── 41歳ChatGPT未経験のわたしが、claudecodeで動き出した7日間

第1章 きっかけ ── 偶然と、ひとりの友人


はじめに

わたしには時間がありません。
諦めていたあなたに、届きますように。

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"アピール"が、ずっと苦手だった

その夜、寝る前に、ぼんやりと、自分のことを考えていた。

SNS自体が、まったく初めてというわけではなかった。

もともとプライベートで、Instagramは少しだけ使っていた。 日常の写真を、たまにのんびり載せるくらいの距離感で。 noteも、ほんの少しだけ触ったことがあった。

ただ、いずれも本格的にやろうと思ったことは、一度もなかった。 誰かに見つけてもらおうとも、 何かを発信していこうとも、考えたことがなかった。

「自分には縁がない世界」だと、 SNSの "向こう側" を、ずっと外から眺めていた感覚に近い。

なぜそこから動けなかったのか。

これまでの人生で、何度か挑戦して、 そのたびに静かに引き下がってきたこと。

そのなかでも、わたしの中でずっと引っかかっていたのが、 「何かをアピールする文章」を書くことだった。

商品であれ、自分自身であれ、 「これ、いいんですよ」「わたしは、こういう人間です」を、 自然な言葉で人に届ける。 そういう発信が、わたしは本当に苦手だった。

書こうとすると、急に肩に力が入って、 営業っぽい言い回しになるか、 逆に、地味すぎて何も伝わらない文章になるか、 そのどちらかだった。

ブランディング、なんて言葉も、 正直、自分の人生には縁のないものだと思っていた。 自分に世界観を持つということ自体、考えたこともなかった。

「向いていない」と何度も思った。 だから、ただ眺めるだけのプライベート利用は続けていても、 そこから一歩踏み込んで何かを発信していくことは、 ずっと自分の選択肢から外していた。


経営者の友人の、ひとこと


「これは今世紀最大の事件だね!優秀な部下が5人増えた感じなんだよ!」

 ハンドルを握りながら、興奮冷めやらぬ様子で友人は言った。 友人は更に付け足した。

「ChatGPTは質問したら答えが返ってくるだけ、claudecodeはそれにプラスして、提案までしてくれるんだよ!」
「これをやってるとやってないでは半年後、1年後にはものすごい差がついてると思うよ!」

 経営者でもあり尊敬はしているが、以前からすぐに何にでも手を出すような人間である事も知っていた。
 当然、私は半信半疑だった。

 会社の事務所について、彼はPCと大画面モニターを繋いだ。

「すず!」
「○○と○○を比較してこれから売れそうなカードをランキング形式で出して!」

 そういえば車の中で言っていた。
 AIに名前を付けた。広瀬すずが好きだからすずにした、と。
 海外へ向けてカード販売している、という事も。

 画面が暫くウエイトの状態になって後、ダラダラダラっと文字が出てきた。
 そして彼が要望したランキングも、ファイル形式の見やすい形で画面に現れた。

 それから彼は更にいくつかの質問を重ね、すずはそれに卒なく答えていった。機械っぽさはまるで感じない口調での返答が何度も繰り返された。
 その空間はまるで、3人目の友人がそこにいるかのようだった。

 何だこれ…。

 すごいと思った。
 それは、わたしがこれまで漠然とイメージしていた "AIを使う"とは、まったく違う光景だった。

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最初は、副業のためじゃなかった


次の日の朝、私は早速PCを開いた。

 Claudecodeをインストールすると、友人が見せた画面と同じものが出てきた。

 初期設定なんて、てんで分からない。でも、たぶん…。そう思って進めた。
 最初にいくつかの質問。
 「あなたの仕事は?」
 そんな問いに答えていったが、大半スキップした。 よく分からないが、進んでいった。

 なんとなく、ここに文字を打てば答えてくれる。
 画面の下にそんな場所があったので「日本語に訳して」と打てば、全文日本語に訳してくれた。

 最初の質問は、本業のこと。

 今、自分の本業はこういう状況。
 ここ数か月、こういうことに取り組みたいと思っている。
 直近で達成したい目標は、こう。


 返ってきた答えは、より状況を詳しく聞き出し、課題、取り組みを明確に掘り下げていくような選択肢だった。


最初の問いに対しての回答


──この前提で、1週間のスケジュールを組んでみてくれる?



衝撃だった。


返ってきたのは、"Excelで組まれた綿密なプラン" だった

画面に文字が流れはじめた瞬間、 わたしは、しばらく言葉を失った。

返ってきたのは、ざっくりした提案ではなかった。

  • わたしの状況と目標から、優先順位を整理した上で

  • 1週間のなかで、どの曜日にどのタスクを置くべきか

  • 朝・午前・午後・夕方の時間帯ごとに、何をやるか

  • 「ここで一度、振り返りの時間を取る」という余白の置き方まで

順序立てて、丁寧に組み立てられたプランが、目の前に並んでいた。

しかも、それだけではなかった。

そのスケジュールが、ちゃんとExcelシートとして整えられた状態で 出力されていたのだ。

日付 / 時間帯 / タスク / 目的 / 優先度

そんな列が並んだ表が、すぐに使える形で、画面の中に立ち上がっていた。

頭に浮かんだのは、たった一言。

「これ、本当にあと数十秒前に、わたしが投げたお試しの質問への返答?」


 それから夢中になって問答を繰り返した。

 画面の中で整理されはじめていたのは、わたしの仕事じゃなくて、わたし自身だった。

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次回、第2章「1日目」をお届けします。

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