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【SEVENTEEN WORLD TOUR】BE THE SUN映画鑑賞~青春はまさに今

夢を見た。

競技場のような所にいる。
プラスチックの青いベンチが並んでいる向こうに橙色のトラック。体操着を着た男女。私も制服を着ている。どうやら体育祭のようだ。
周りが騒がしい。

最前のフェンスには、白いシャツの腕をまくって、グレーのスラックスという、おそらく制服であろう衣服に身をつつみ、トラックにいる走者を応援している彼がいる。

あまり親しい間柄ではないけれど、今しかない、このチャンスを逃したらもう先輩と話せる機会なんてない、と意を決して少しだけ空いている先輩の左横に体をすべりこませて、声をかける。

振り返らなくてもわかるほど、後ろの女の子たちの視線が痛い。
だって先輩はみんなの憧れの存在だから。
でも、この幸せな瞬間を絶対に終わらせたくない。私からは。

緊張しているのを悟られないように、努めて明るく振る舞う私に、先輩も明るく返してくれる。うまくいってる。
先輩への気持ちが、全然ない演技がとっても上手くできている。

先輩と私は学年は違うが同じ色分けでチームだった。

最後の走者が1位でゴールした時、私たちは自然と、手を高く掲げた。
片手をつないで。

先輩の手は、男性の手とは思えないほど驚くほどにすべすべしていた。私は、先輩とこんな風に手を触れあえているという事実に、もう死んでもいいと思うほど幸せで、その反面、これが最初で最後なんだなと悲しくて胸が張り裂けそうだった。


何の話やねん、と思われるかもしれないけれど、これ実際に私がビザサンを観に行く前日に、昼寝していたら見た夢で、この先輩はジョンハン先輩だった。
あまりにも幸せな夢で、途中で目が醒めかけていたけれど、無理矢理目を瞑って続きを観ようとしたぐらいだった。

ジョンハンの顔を思い出そうとすると靄がかかったようにおぼろなのだが、後ろ姿はマンセのジョンハンだった。

話を映画に戻そう。

セブチ新規なもので、主にバラエティとMV、それから収録等のパフォーマンス、youtubeなどでコンサートやケレンの断片などを摂取してきたけれど、コンサート映像をフルで(実際はフルではないけれど)観たのは初めてだった。

映画館に向かいながら、「これから私は好きな男に会いに行くんだ…(疑似)」という謎の高揚感があった。
私の初めてのコンサート(疑似)である。

開始時刻は10時10分。

え?
ホランへやないかい!スタッフにホシペンいる??などと考えながら、会場に着き、入場を待つ。小心者なのでパネルの写真を撮ることが出来なかったし、たぶん予約経路を間違えてポストカードも貰えなかったが、まあいい。

私はこれから好きな男に会えるんだから。

開始直後。応援上映ではなかったが、隣のカラットちゃんが「カッコいい…」と声を漏らしていた。わかるよ…私も応援上映でも良かったと後悔してるよ。彼女はおそらくミンギュペンで、ミンギュのスケスケに何度か沸いていた。

そしてステージがはじまるやいなや、私はミョンホの女となり、スンチの女となり、ウォヌの女となった。

知らない。ミョンホがこんなに激しいなんて聞いてない!
ドギョムのリアコになりそう!スンチやばい!ウォヌ~~!
と目が忙しすぎる。推しなんて探す暇はない。

13人もいたら、バラエティですら、前列後列と探すのに時間を要するし、3分ほどの曲のチッケムでも推しが30秒はメンバーに隠れて見えないこともあるわけで、推しだけを見るのは不可能。
必然的にチーム全体と、センターしか見えないわけだけど、このセンターに来た時の存在感が際立つメンバーが、ミョンホ、スンチ、ウォヌ、シュアだった。

いや、てかミョンホすごい。思ってたのよりめちゃくちゃエネルギッシュだし、男だわ。恰好良い。これはミョンホの女になる。ほんで途中途中のほにゃ~っとした笑顔とのギャップやばい。ゴセのミョンホしか知らなかったけど!とにかく!めちゃくちゃかっこええ!!

それからな~~~~スンチ~~~~~~~!!!
スンチとウォヌが凄かった!
この2人がセンターに来た時の、視線がギュンって持っていかれる感じ。
オーラというのか、覇王感?これが凄かった。
スンチの存在感ハンパない。それからあの表情の豊かさと笑顔。
これはやられる。スンチの女に立候補してしまう。

そしておぬよん。おぬよんも視線ギュン!の人だった。
てかなんであんなに立ってるだけで格好いいの?
ずるい。顔がいいのは知ってたけど、おぬよんは体がいい。
骨格が格好いいんだよな。てかオーラ信じられないくらいあるわ。
目が奪われる。ずるいって。

そしてシュア!いや~~~~~知らんかった。シュアすごい。
シュアがセンターに来た時の「」!
スンチとウォヌは「圧」がある迫力があるオーラなんだけど、シュアは「華」だった。パァ~~~っと大輪の花が咲いたようで目が奪われる。

やばい。
生で見たらまた違う感想になるのかもしれないけど、とりあえず画面で見て私が感じた感想はこれだ。

てか、一応ね、一応、ホシペン。
2推しジョンハン、3推しスングァンで固まってたはずなんだけど。
これ?
推しとか決める必要ある????

鉄拳みたいに13人分の名前スケブに書いて、そのメンバーがそばに来る度にめくるシステムじゃダメ???こんなに全員好きなのに、メンバーに最推し俺じゃないんだって悲しませたくない。でも逆にこの13分の1を勝ち取った喜び、ワンピックした勇気ってのを推しは評価してくれるのか…?などと、いらん事を考えたりしていた。

あと、え?こんなにちゃんと振付どおり踊ってくれるんですか?と驚いた。
緩い振付にすることも出来るだろうに、すっごい踊るじゃん、すっごい踊ってくれるじゃん!!!!と大歓喜。
コンサートでアレンジしすぎてがっかりするアーティストっているじゃん?ああいうのでは全然なかった。全力すぎる。

きっと、もう少し緩くやりたいメンバーもいたのだろうけど、ホランへ先輩がそれを許さなかったんだろうなぁと想像する。ていうか、ホランへ先輩があんなに全力でやるんだから、ひっぱられちゃうだろうな、と。
ありがとうホランイ。このコンサートはあなたの情熱の賜物よ。

マンセを踊る彼らを見て思った。
ああこれは、文化祭だ。
学生時代のカースト上位の先輩のパフォーマンスを文化祭で見ているんだ。
大人になってからの恋愛でのドキドキなんて、叶わなかった憧れの先輩と交わした会話のドキドキの半分にも及ばない。

制服を着ていた私が感じたあの気持ちは、もうずっと最高峰で塗り替えられることはなかった。なのに、制服を脱いでずいぶんたった今、この年齢で、憧れの先輩を必死で目で追っていたあの頃の気持ちを追体験出来るなんて…

청춘은 바로 지금
青春はまさに今

夢の中のジョンハン先輩の後ろ姿と、花道からメインステージに戻るメンバーの姿が重なる。
彼らが私を制服の女子高生に戻してしまうから、自分の年齢なんてもう忘れてしまった。そう、青春はまさに今。いつだってあの頃の気持ちになれる。







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