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冬の入口、旅の灯りがともる夜─ ベッセルホテルカンパーナ沖縄に泊まる沖縄一日目 ─

✦ 序章 冬なのに、風がやさしい

12月の朝。
空港へ向かう道はまだ少し眠たそうで、
でも心の中だけは、もう遠くへ向かっていた。

「沖縄、あったかいかな」

そんな言葉が、車の中にぽつりと落ちる。
冬のはずなのに、これから行く場所は、
半袖でも過ごせるのかな?

少し不思議で、少し楽しみで。
こうして、我が家の冬の旅が、静かに始まった。


✦ 1章 那覇空港──空気が変わる瞬間

飛行機を降りた瞬間、
まず感じたのは、空気のやわらかさだった。

肩に触れる風が、冷たくない。
それだけで、体の力がふっと抜ける。

「もう、全然ちがうね」

その一言で、
“ああ、ちゃんと遠くまで来たんだ”と実感する。

レンタカーを借りて向かったのは、
アメリカンビレッジ


✦ 2章 アメリカンビレッジ──色と光の街

建物の色が、まず違う。
音楽が流れていて、
歩いている人の表情も、どこかゆったりしている。

風に、ほんのり甘さと海の匂いが混ざっていて、
「日本じゃないみたいだね」
みんな、口々にそう言った。

この日の宿は、
ベッセルホテルカンパーナ沖縄


✦ 3章 ホテル──“ここでよかった”と思えた理由

ホテルを一歩出ると、もうアメリカンビレッジ。
ホテルの周りには、静かに海も広がっている。

部屋によっては、ベランダから海が見える。

私たちのお部屋からも、
きれいな海を眺めることができた。
教会みたいな建物も見えて、
なんだか、海外のホテルに来たみたい。
しばらくの間、ぼぉっと眺めていた。

お風呂は本館と別館に二か所。
どちらも無料で、好きなときに入れる。

別館からは、そのままコンビニへ行けるみたい。
旅先で、この動線は本当にありがたい。

そして、なんとこのホテル、
18歳以下、添い寝無料

「……え、ほんと?」
検索したときの画面を、
もう一度見返してしまったくらいだ。

ロビーには、スキンケア用品や子ども用アメニティ。
時間限定だけれど、ウェルカムドリンクや、
なんとアイスまで、自由にいただける。

“どうぞ、ゆっくりしてください”
そんな気持ちが、館内のあちこちに置いてあるホテルだった。

今回のお部屋には、
150センチ幅のベッドが二つ。

大きくなってきた小学生の子ども二人が
一緒に寝ても、ゆったり。

「大人分のベッドだけで、十分だね」

そう言って、
夫と顔を見合わせて、
なんとなく笑ってしまった。


✦ 4章 鉄板の前で、目が輝く夜

夜ごはんは、
サムズアンカーイン宜野湾店へ。

いろんな不思議なものが飾ってあって、
雰囲気は、どこか
「ディズニーランドのカリブの海賊」みたい。

はじめに出てくるスープも、
おとぎ話に出てきそうな器に入っていて、
それだけで、ワクワクしてしまう。

サラダやスープを味わっていると、
鉄板の前にシェフがやってきて、
調理が始まった。

胡椒が、くるくる宙を舞う。
お手玉みたいに、軽やかに。

「わぁ、すごいね!」

家族みんなで、大盛り上がり。

子どものステーキセットは、
お手頃価格だから、
正直、量は控えめかなと思っていた。

でも、目の前で焼いてくれるお肉は、
大人と同じくらい、しっかり。

ジュースは、まさかのドクロの器。
一瞬の沈黙のあと、ぱっと広がる笑顔。

「これ、すごい!」

こどもたちは顔を見合わせて、
少し声をひそめるように言った。

「ちょっと怖いけど、かっこいいね」

やわらかいお肉をたくさん食べて、
家族みんな、おなかも気持ちも満たされた夕食だった。


✦ 5章 夜さんぽと、冬の花火

食後は、アメリカンビレッジを夜さんぽ。

イルミネーションがきらきらして、
歩いているだけで楽しい。

デザートは
沖縄の定番、
ブルーシールアイス。

12月の夜。
外でアイスを食べている自分たちに、
思わず笑ってしまう。

そのとき、
パン、パンという音が聞こえた。

見上げると、夜空に花火。

アメリカンビレッジでは、
毎週土曜日、3分間だけ花火が上がるらしい。

短い時間なのに、
次から次へと上がって、思った以上に迫力がある。

冬の澄んだ空気の中の花火は、
静かで、とてもきれいだった。

しばらく、誰も言葉を出さずに、
ただ空を見上げていた。

そのうち、
「明日は、どこに行くんだっけ」
そんな声が、ぽつりと聞こえる。

そうだった。
この旅は、まだ始まったばかり。

今回は、沖縄に四泊。
一日ごとに、泊まるホテルも変わっていく。

どんな朝が来て、
どんな「たのしかったね」が増えていくのかな。

そんなことを思いながら、
大浴場にゆっくりつかり、
この夜は、静かに眠りについた。


✦ 6章 朝のごちそう──沖縄が目を覚ます時間

翌朝。
レストランへ向かう足取りが、少し軽い。

このホテルは、朝食が本当にすごい

一番のお気に入りは、海鮮丼。
お刺身に加えて、なんと、海ぶどうも食べ放題

プチプチした食感に、
海ぶどう好きの夫は、思わず山盛り。

沖縄そばを使ったパスタや、
郷土料理もたくさん並んでいる。

大きなラフテーが入ったカレーに、
子どもたちは大喜び。

「朝から、こんなに幸せでいいのかな」
そんなことを思いながら、
ゆっくり味わう朝になった。

朝食のあと、歩いてすぐのイオンへ。
近い、便利、それだけで安心できる。

海があって、街があって、
どこか海外に来たみたいで、
それでいて、大浴場もあって、子どもにやさしい。

リゾートなのに、無理をしなくていい。

ここにして、よかった。
心から、そう思えた一泊目のホテルだった。


📌 Information

🏨 ベッセルホテルカンパーナ沖縄

・立地
アメリカンビレッジ内/徒歩で街も海も楽しめる

・客室
一部オーシャンビューあり
ベランダから海を望める部屋も

・大浴場
本館・別館の2か所
どちらも無料/気分で使い分けできる
近くの系列ホテルの大浴場も無料で利用できる

・ファミリー向けポイント
・18歳以下 添い寝無料
・子ども用アメニティあり
・ウェルカムドリンク&アイス無料
・別館からコンビニ直結

・朝食
・海鮮丼
・海ぶどう食べ放題
・沖縄郷土料理が豊富
・大人も子どもも満足度が高い内容


🚶‍♂️ 周辺情報

アメリカンビレッジ
・夜のイルミネーションが特にきれい
・毎週土曜は3分間の花火あり
・写真を撮りながらのお散歩に最適

ショッピング・食事
・徒歩圏内にイオンあり
・飲食店が多く、選択肢に困らない


・ホテル裏すぐ
・朝夕の散歩にも気持ちいい距離


📗 次のお話はこちら👇
👉 風と水平線と、ほどけていく夜─ グランドメルキュール沖縄残波岬リゾートに泊まる沖縄二日目ー


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家族で出かけた小さな旅を、
そっと物語のように綴っていくシリーズです。

そこで出会った景色、
子どもたちの“できた”がふわりと灯る瞬間、
帰り道に胸の奥に残ったあたたかさ。

そんな一つひとつを、
静かに、大切に書きとめています。

🌙 次の旅のおはなしも、またゆっくり読んでもらえたら嬉しいです🍃


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プロフィール

🌿司法書士ママ|みか
平成19年司法書士試験合格。
売買・相続などの不動産登記や会社・法人登記に15年以上たずさわっています。
家族の物語とともに、法律を“絵本のようにやさしく”お届けしていきます🍃

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