【超カンタン経済学】価格効果・正常財・劣等財を解説 ~ミクロ編~
♦この記事で扱う内容
・価格効果
・所得効果
・代替効果
・正常財
・劣等財
・ギッフェン財
こんにちは!
まいはと申します。
この記事では、現役大学生である私が経済や金融について”超カンタンに”まとめたものです。
これから経済を学ぼうとしている方
経済学を復習したい方
ちょっとした教養が欲しい方
そんな方にオススメの記事となっています。
それではどうぞ!
1.価格効果
価格効果とは、
”商品価格の変化が消費に与える影響のこと”です。
大きく①代替効果と、②所得効果の2つに分かれます。
・代替効果
例えば、パンとコメで考えてみましょう。
最近はコメの価格がかなり上昇しましたね。
その際に、「コメは高いしパンでも食べようかな」と思った人は多いはずです。
私もコンビニへ行けば、おにぎりが高すぎてパンにすることが増えました。
これこそが代替効果です。
代替できる財の価格の変化によって、もう一方の財の消費が変わることを指します。
この場合は、パンとコメという主食の代替品を考えたわけです。
・所得効果
”価格の変化を実質的な所得の変化と捉えた”のが所得効果の考え方です。
給料は変わらずに物価が急に下がったら、実質的に給料が増えたことになりますよね。
所得効果を語るうえで欠かせないのが”需要の所得弾力性”です。
需要の所得弾力性=需要の変化率/所得の変化率
(需要は消費、所得は価格と考えてもわかりやすいかもしれません。)
所得が1%変化した時、需要は何%変わるのかを表しています。
この需要の所得弾力性と密接にかかわっているのが正常財と劣等財です。
2.正常財・劣等財
・正常財
正常財は、
需要の所得弾力性≧0 の財です。
つまり、所得が上昇したら消費が増えます。
そう、普通の財のことです。
たいていの財は正常財に含まれます。
正常財には2種類存在します。
それが、必需品と奢侈(しゃし)品です。
必需品:0≦弾力性<1
必需品は、所得にかかわらず常に必要な財です。
多少の変動はあっても所得によって消費が左右されにくいため、弾力性は小さめとなっています。
奢侈品:弾力性≧1
奢侈品とは、簡単に言うと高級品です。
車やブランド品などの生活に必要不可欠なものではない財は、所得が増えたら一気に需要が伸びます。
・劣等財
劣等財は、
需要の所得弾力性<0 の財です。
つまり、所得が増加したら消費が減ります。
そんな財なんてあるのでしょうか。
それがあります。
例えば、インスタント麺や中古品です。
一般的にお金に余裕がないときに消費されるこれらの財は、所得が上がれば消費が減ることが想像できるでしょう。
・ギッフェン財
そんな劣等財の中には、さらにとがったギッフェン財というものが含まれています。
これは、”価格が上昇することで消費が増える財”のことです。
劣等財は、”自分の所得が減ったら消費が増える財”と考えることもできます。
しかしギッフェン財との大きな違いは、財そのものの値段が上がっているのに需要が増える点です。
劣等財のインスタント麺でも、インスタント麺自体の価格が上がってしまえば消費は減ります。(代替効果が働く)
つまり、劣等財のなかでも
所得効果>代替効果 となる財をギッフェン財と呼ぶのです。
例は、貧困国の主食です。
戦時中など、極度の貧困状態にある国において主食の価格が上昇したとしましょう。
すると、他の食品を買う余裕がなくなります。
よって、主食しか買えなくなり消費がさらに増えるのです。
このようにギッフェン財はかなり特殊な例と言えます。
弾力性のまとめです。
弾力性<0:劣等財
0≦弾力性<1:必需品(正常財)
弾力性≧1:奢侈品(正常財)
