見出し画像

50代の自分、人生の後悔 その3

大学にはどうしても行きたかった。
だから行かせてもらった。
でも当時の親の考えは「女は短大で十分」というものだった。

なんとか説得して大学進学は認めてもらえたものの、条件があった。
お小遣い、交通費、教科書代はすべて自分で稼ぐこと。
バイト代でまかなわなければならなかった。

条件をクリアするには、かなり働くしかない。
大学に行って、帰りにバイトをして、夜に帰宅する毎日。
週末も朝から晩までバイト。
遊ぶ時間はもちろん、勉強する時間さえ十分に取れなかった。
サークル活動なんてできるはずもなく、「私は大学で何をしていたんだろう」と思ってしまうような、情けない大学生活だった。

こんな生活なら、高校卒業後に就職していればよかったのかもしれない。
週末はゆっくりできて、遊ぶこともできたはずだ。
そう思っては、今でも後悔してしまう。

「女は短大で十分」という言葉が当たり前だった時代。
その考えの中で、私は選択肢の少ない選択をしていたのかもしれない。
もし今の時代だったら、私は違う大学生活を送れていただろうか。そんなことを、たまに考える。

正解だったのか、不正解だったのか。
今でもよくわからない。
ただ一つ言えるのは、私は「大学に行きたかった自分」を裏切らなかった、ということだけだ。

いいなと思ったら応援しよう!