頑張りすぎる人ほど、助けを求める練習が必要だと思った理由

以前の私は、

「母親である自分がやらなければいけない」

と思っていました。

家事。

育児。

仕事。

子どものこと。

家族のこと。

全部に責任を持つことが、良い母親の姿だと思っていたからです。

誰かに頼ることは、

「自分ができていない証拠」

「母親として失格なのではないか」

そんな風に感じていました。

でも、今振り返ると、その考え方が自分自身を追い込んでいました。



全てを一人で抱えた結果、私は心身のバランスを崩し、双極性障害と向き合うことになりました。

そこで初めて気づきました。

家族を大切にしたいなら、まず自分自身を守らなければいけない。

頑張り続けるためには、頑張ることだけではなく、

「頼る力」

も必要なのだと。



それから私は、意識的に人を頼るようになりました。

実家の両親には、料理や掃除、子どものお世話を手伝ってもらいました。

ファミリーサポートを利用して、定期的に子どもを預かってもらいました。

ホームスタートでは、イヤイヤ期の上の子と、まだ小さい下の子との生活の中で、一緒に散歩に行ってもらったり、育児を見守ってもらいました。

一人で抱えていた時は、

「全部自分で何とかしなければ」

と思っていました。

でも、人の手を借りることで、

「子育ては一人でするものではない」

と実感しました。



夫婦関係で悩んでいた時期も、人とのつながりに助けられました。

市の相談窓口。

専門機関。

弁護士さん。

信頼できる友人。

色々な人に話を聞いてもらいました。

誰かに話すことで、自分だけでは見えなかった視点を得ることができました。



ただ、ここでも学んだことがあります。

相談することは大切。

でも、聞いたことを全てそのまま受け入れる必要はないということです。

当時の私は、色々な意見を聞くほど、

「全部取り入れなければ」

と思ってしまっていました。

でも、相談相手にはそれぞれの立場があります。

専門家の意見。

家族の意見。

友人の意見。

それぞれを参考にしながら、

「自分はどうしたいのか」

を考えることが大切でした。

そのためにも、まず自分の気持ちや状況を書き出して整理することは、とても役に立ちました。



今では、

月に一度実家に頼る。

大型連休は義実家に頼る。

必要な時はファミリーサポートや一時預かりを利用する。

そうやって、自分の時間を確保しています。

また、体調管理のために主治医や訪問看護の方、職場とも情報共有しながら生活しています。

友人とも定期的に近況を話します。

一人で抱え込まない仕組みを作っています。



頼ることは、甘えることではありません。

自分と家族を長く守るための工夫です。

以前の私は、

「全部できる人にならなければ」

と思っていました。

でも今は、

「必要な時に助けを求められる人でいたい」

と思っています。

それが、結果的に家族に優しくできる余裕につながるからです。



もし今、

「全部自分でやらなければ」

と思っている方がいたら、一度考えてみてください。

あなたが頼れる人や場所はありますか?

小さなことでも大丈夫です。

話を聞いてくれる人。

一緒に考えてくれる人。

助けてくれるサービス。

一つでも見つけておくことが、自分を守る力になると思います。

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